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2006年10月の投稿

紅葉のオザーク地方

Ozark 毎年、小樽フェスを本場ミズリー州・ブランソンから温かく見守ってくれているマイク伊藤(Fi,Bj&Vo)から、自宅バルコニーから撮った美しい写真が届きました。Mikeshow 地元、老舗劇場・ボールノバーズでのショー(写真下)は12/9で終え、年末にはまた一時帰国します。

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大野真虎の東京ツアー

Dscn0002l_1 小樽フェスの看板アーティスト、大野真虎が10/21は老舗カントリーライブ店・居留地(新宿3丁目)に出演、Cowboy Rides AwayやSo Sadなどをしっとり聴かせてくれました。来年の小樽の舞台では金平隆との共演が予定されてます。

たまたま遊びに来たサム石原「写真・左から3人目」とホンキトンクムード一杯の店先で。

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C・ダニエルズ・モデルの愛器

Pict3348 小樽フェスに過去3回出演のカントリーダンサー、リリー飯塚「写真左」が持ってるのは亡夫飯塚文雄氏が生前愛用のチャーリー・ダニエルズ・モデル。この形見のフィドルに来熊中の本人からサインを貰いご満悦でした。写真右は来日3度目のサザン・ロックの帝王、Charlie Daniels

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第18回カントリーゴールド

「CG06.doc」をダウンロード Dsc03263 Dsc03269 Dsc03278 「写真左:Moot Davis、中:Cowboy Crush、:右Charlie  Daniels」マウスを当てると拡大します。ダウンロードをクリックするとA42枚分のリポート(10/20既報)を閲覧いただけます。

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Country Gold 2006

出会いと再会、フレンドリーな国際交流フェス 
日本最大の野外カントリー音楽イベントに初参加

18年目にして初めてCountry Gold(10/15@阿蘇アスペクタ、以下CG)へ出かけた。折しも熊本市内は祭り一色。熊本城築城400周年、城のライトアップと内堀のみずあかり(竹灯ろう15,000本)、はしご酒大会、ストリート・アートプレックス(随所でジャズ、ラテンなどのライブ演奏)。市内から55キロにある阿蘇山麓の巨大野外ステージは、きれいに刈り込まれたまるでフェアウエイのような芝が観客席、なだらかな傾斜で舞台に向け広がる。正午からのオープニングに先立ち、ナツコ・グレース(ダンシング・テキサス代表)によるカントリー・ラインダンスの講習が始まった。1995年のCGから設置された板張りのダンススペースに生徒たちが数列横長に、遠路埼玉から参加の筆者も左右のご婦人と手をつないで並んだ。ウエスタン・ファッションの男女ざっと300名。全国各地のダンスクラブ所属の人たちが多いのでみな覚えは早い、二つの振り付けをまたたくまに習得。定番My Name Is Good Time Charlieを同名の曲に合わせて踊った後は、ロデオシーンを想起させる仕草と腰振りがアクセントのHonky Tonk Badonkadonkが続き1時間近くにわたるダンス教室は終了した。我が国を代表するカントリーダンス指導者としてほかにリリー飯塚(クラブ・ハウディ代表)や菅原遊(ダンシング・アパルーサ代表)などの姿もあった。

オープニング・セレモニーではスポンサー旗を手にした9人のカウボーイが馬にまたがり入場するシーンは見どころの一つ。主宰者チャーリー永谷(1936年熊本市生まれ、本名・正輝)の開催挨拶は簡潔に済ませ、ホストバンド、チャーリー永谷とキャノンボールズの演奏が始まった。本場グランド・オール・オープリーでの出演実績(初出演は1985年)と演奏歴50年の貫禄で、あのハイテナー歌唱はいささかの衰えを感じさせない。Truck Driving Man やCrying Time を披露する合間に、この日誕生日を迎える参加者3名の氏名を告げHappy Birthdayを演奏するなどファンサービスに怠りなし。かってなぎら健壱もやったという総合司会は江越哲也。彼のインタビューでチャーリーは先ず、今日のこの秋晴れに感謝、17勝1敗、2001年だけが9/11の悲劇による涙雨だった・・・。謝辞は続く、18回連続参加のファン(約300名)へ、リピータへ、初参加者へ、常連だった亡夫の遺影を持って参加のご婦人へも。

13:20:Moot DavisとPete Andersonが始まった。きらびやかなウエスタン・ジャケットとサウスポーギターでムートが歌い、シンガー・ソングライター兼プロデューサーのピートが右横に立ちハーモニーをつける。ドワイト・ヨーカムを育て、彼のバンドのギターリストも務めたピートがナッシュビルの居酒屋(ホンキトンク)街で歌うムートに注目し、目下育成売り出し中といったところだ。ホンキトンク・カントリーが、容赦なく照りつける陽光のアスペクタを包む。Whisky Town 、乗りのいいThanks For Breakin' My Heart、やNothing、日本をイメージしたバック・オーエンスのMade In Japanなど耳に心地よい。

14:25:いきなり、これぞブルーグラスと言わんばかりのアップテンポでインストナンバーが。お待ちかねThe Grascalsの面々だ。左からDanny Roberts(Ma)、Jimmy Mattingly(Fi), Jamie Johnson(Gi&Vo)、Terry Smith(Ba)、Terry Eldridge(Gi&Vo)、Dave Talbot(Bj)の6人編成。ダンサー達も聴き惚れ、舞台真下のフロアーはしばし空っぽ。”2人のボーカルにデイブあるいはベースのテリーが加わって聴かせるトリオ・コーラスは、オズボンブラザーズ伝来の究極のブルーグラスハーモニー”(公式ガイドブック、島田耕)にはみな鳥肌が立ったに違いない。また彼らの強みはボーカル陣の厚み、”誰がどの曲をどのパートで歌うのがベストか、何回も歌い合わせて決めている”(ムーンシャナー誌・渡辺三郎とテリーEの対談)というから納得である。この日の演奏曲で筆者の好みベスト5を挙げればToday I Stopped Loving You 、Long List Of Heartaches 、My Salo Jane 、Me And John And Paul、Viva Las Vegasとなる。幸運なことに、帰りの熊本空港でテリーを見つけ、ハットにサインをもらいながらマール・ハガードが歌ってたこのToday....は次のCDに収録すると聞いた。"Thank you for your time,Terry. We 're looking forward to your next CD!"。20年以上も下積みのバック・ミュージシャンを続けてきたこの実力派たちは10/13(金)、熊本県立大学を訪れ学生たちの前で演奏、学生たちも”上を向いて歩こう”を合唱したという。ブルーグラス界最大の栄誉IBMA Entertainer Of The Year 2006を獲得した6人のストリングスとハーモニーボーカルを聴く学生達の目の輝きを思い浮かべると、これだけの逸材が熊本だけでの演奏で日本を去るのはいかにももったいない・・・誰もが感じる思いであろう。

潮谷義子熊本県知事や2006年ミス・ロデオ・モンタナCassidy Hanの祝辞をはさみ16:05からの舞台はガールズバンド、Cowboy Crushだ。ナッシュビルのベルモント大学・音楽学科の同級生でバンド結成はわずか3年前なのに、昨年のファン・フェア(現名称はCMAミュージック・フェス)ではアメフトコロシアム(ナッシュビル)を沸かせたというから驚きだ。イラク反戦メッセージでホワイトハウスを刺激した3人のガールズバンドThe Dixie Chicksが来日(1996年5月、熊本カントリーサンシャイン出演)した10年後にこの熊本に若き5人組が出現、阿蘇の女神が引き寄せたのか。メジャー・デビュー曲Nobody Ever Died Of A Broken Heartなど、ビートが利いたサウンドで広いステージを目一杯動き回る。特にリード・ボーカルのトレナは楽器の負担がないだけに動きも自由自在だ。江越アナが言ってたようにギター抜きのカントリーバンドであることも珍しい。

さあ、Charlie Daniels Bandの出番だ。1994年以来CGは2回目、2002年の新潟Country
Stampedeを入れると3度目の来日。巨体から繰り出す烈しいフィドリング、70歳を感じさせない歌声とバリトンボイスの曲中ナレーション。ものの1曲で弓がすり切れ、それを舞台下の観衆に向けポーンと放り投げるパーフォーマンスも。思わぬプレゼントに、機敏にキャツチした女性は大喜びだ。一方、ギターのクリスはギターピックをばらまくなどサービス精神は旺盛。名曲Rocky Topはかなりのアップテンポで。Orange Blossom Specialになると他バンドのフィドラーThe GrascalsのジミーとCowboy Crushのレノーも登場、トリプル・フィドルの競演。チャーリーのフィドルはギター、キーボード、ドラムスなどともケンカを始めた。バンジョー同士の対決はよくあるがこんなステージングなので観客はもう大満足である。18:00過ぎ、気温が急速に下がってきた。東京からの小浜政夫ツアー・コーデネィターの事前注意がなければ寒さに震えていたであろう。セータと雨合羽が役立ってよかった。全出演者が出てきて、”永遠の絆”が始まった。舞台照明はフル点灯。Will the circle be unbroken....の歌声が阿蘇山麓に響き渡った。花火も打ち上がった。来年の”約束の日”は2007年10月21日。20周年までは会場変更はなさそうだ。この日の模様は11月3日、NHK(BS2 16:00~16:55)で全国放映される。お見逃しなく!
取材協力:ビリー二村、小浜政夫       文中敬称略(リポーター ロイ田沢 2006-10-20)
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