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2007年6月の投稿

小樽フェス・リポート<2>

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遠来のShaggy Mountain Boys(神戸)が舞台に立った。おそろいの白いジャケットに赤いネクタイ、ハット姿の熟年6人。使用するマイクはベース用を除き、センターマイク1本のみ。本場アメリカでもこのスタイルでの演奏は珍しい。1940年代のトラディョナルなブルーグラスショーが東京を飛び越えこの小樽で始まる。スポットライトを浴びてBack Up And Pushが軽快に響きわたった。ハーモニーボーカルが美しいYour Love Is Like A Flowerが続く。バンド仲間の身体や楽器にぶつからないよう素早くセンターマイクに近づくさまは正に絵になるシーン。ハーモニーボーカルのときもまた然り・・・。フィドル高梨安弘の関西弁MCには場内爆笑の渦。フィドルをフュチャーしたListen To The Mocking Birdでは”次は~モッキンバードです。私が弾くと借金バードになります・・”などなど。1988年に渡米、ナッシュビルのグランド・オール・オープリーでも歌ったというWill You Be Loving Another Manではインストスキル、ハーモニーシンギング、ステージワークとも100%の完成度。演目になかったCripple Creekで歯切れ良く締めくくった。地元関西では彼らの熱演に、スタンディング・オーベーションも珍しくないとはあるファンの弁。「http/ryokodo.cocolog-nifty.com/ryoshikantetsu/にもシャギー評があります」

ナッシュビル留学帰りの福森千花とCountry Rock Specialが定番It's So Easyでキックオフだ。在米中に親交を深めた本橋よしや氏(ナッシュビル在住、ロリー・モーガンのペダルスティール奏者)の助言で選曲したというJacksonはジョニー・キャッシュ役の安部敏彦のバリトン・ボイスが千花のパンチの利いた声質ととけあい秀逸。また昨年、The Way-Faring Strangersと歌った”母からの便り”は今年は英語バージョンで披露した。形を変えても心和む名曲である。ナッシュビルで購入したギブソンギターがまぶしい。

我が国トップ・カントリー・ミュージシャンの一人、金平隆(東京)が大野真虎の呼び込みでHoppers Groundに加わった。特別ゲストとして5作目CDの宣伝のため、収録曲の中から大野真虎のハーモニーボーカルも織りまぜ、The Old Side Of Town、The Race Is Onなど5曲を敬愛するジョージ・ジョーンズの雰囲気たっぷりに歌った。真虎がおなじみCountry Roadsでエンディングを務めたが、ポピュラーな曲だけにリスナーの反応は良好で、ハンク・ウイリアムスなどなじみの曲をもっと聴きたいとのアンケートも少なくなかった。

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グランドフィナーレはYou Are My Sunshine。環境保全ブームにふさわしい日本語詞を1番から5番まで、楽器別インスト間奏をはさんで、各バンド代表のボーカリストがソロまたはデュオで歌い進み、最後はみんなで英語で大合唱。早退客の空席が目立つ中、若干盛り上がりを欠いたのは否めないが、プロ・アマ合同で一つの舞台で演奏することは演奏者にとっても意義あることと思われるので、これからも大事にしていきたい。多くの人たちに支えられてきた小樽フェスは4年目にして美しいこの古い港町に定着し、おたる名物として認知され始めたことは間違いなさそうだ。来年は5周年、2008年6月28日(土)にマリンホールで開催される。
リポート<2>写真:森本剛史    リポーター:ロイ田沢

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小樽フェス・リポート<1>

カントリーの名演を小樽で満喫
トラディショナルなブルーグラスにも歓声、過半数が市外からの来場者

プレイベント(6/16@ウイングベイ小樽)のPR効果もあり、第4回小樽フェス会場のマリンホールは昨年を100名近く上回る入場者で立ち見もでる盛況ぶりでした。4時間以上にわたるブルーグラス、カントリー、カントリーダンス3本立てホールコンサートの模様をリポートします。

今年もWingrassによるRocky Topで幕が上がった。曲に乗せクロッギングダンス(タップダンスのように靴音を鳴らしながら踊るカントリーダンス)をリリー飯塚と友原真美が演じた。変化球を得意とするこのバンドは例により曲名丸秘で”なつかしの邦楽”2曲をソングリストに加えていたが披露したのはスイート・メモリー(松田聖子)とモンキー・マジック(ゴダイゴ)、みごと期待に応えた。リーダー高瀬洋平の縦型エレキベースのスラッピング奏法も注目を集めた。It Don't Mean A Thingは演奏者のシルエットを背後に映し出す演出照明と相まっていいムード。

北大ブル研Star's Dreamは定番Foggy Mountain BreakdownやWe'll Meet You Again Sweetheartの日本語バージョン(さよならが言えない)で全8曲。1週間前のプレイベントに次いでの出演。初陣、石丸貴史(ブル研部長、工学部3年生)も立派に結果を出した。

カントリーダンスの時間がきた。小樽教室(指導:ディーン柴岡)の婦人たちと札幌の愛好グループ(指導:マーサ米川)が舞台に並ぶ。計20数名が二列に相対してWhen I Leaveを左右前後に軽快なステップを繰り広げた。続いて、Club Howdy Dancers(東京)がBoogie Wanna Danceなど4っの振り付けを華麗に踊る。最後はファーリー井口による初級速成レッスンだ。子供たちや一般客も舞台前の特設スペースと客席中央部を横切る通路で足を動かした。無料配布の公式パンフにこの踊りのステップシートが掲載されてるので、家でおさらいもできる。

初参加2組のトップは米・ウイスコンシン州のC4。お父さんのビル・コンウエイがエレキ・ギターで歌い、4人兄弟のうちこの日は長男ヨウがエレキベース、次男リッチーがドラムスで伴奏。Kansas Cityなど3曲が終わり、石橋やちよアナ(FMおたる)のインタビューを全員で受けた。”なんだかサウンド・オブ・ミュージックのよう”との評もあった。

★さあ、地元おじさんバンドの出番である。66歳にしてマンドリンという楽器に挑戦したタック初山を頭に、30代で最年少のジェリー佐々木(ドブロ)まで6人編成。ギターのドック太田の”介護”を受けながらも随所でソロをとるマンドリニストのソウルフルナな姿が満場に感動を与えた。選曲と構成を吟味し練習を重ねた成果である。カントリー調の小樽ワルツも好評で、翌朝の北海道新聞が大きく報じた。たまたまブルーグラスには不可欠のはずのバンジョーがないため、結果的に落ち着きのある癒し系のサウンドに仕上がったようだ。 

遅れ気味の進行プログラムの中で、10分間の休憩。初めて設けられたホワイエ中二階のビールスタンドは喉を潤す観客でにぎわった。ウエスタン・ファッションのファニーも出店、CDコーナーには福森千花や金平隆の最近アルバムと大野真虎のCDもならぶ。隣には地元、金久保兵士郎氏の”私の残したい小樽”の絵はがきシリーズが目をひく。
Kyakuseki Shaggy C4interview Chika

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ありがとうございました。

第4回小樽フェス(6/23)は無事閉幕いたしました。実入場者は416名、出演アーティスト、スタッフ、入場無料の子供たちを加えると総勢500名の人たちでマリンホールがにぎわいました。なお、翌朝の北海道新聞・札幌圏版でこの日の模様が報道されましたが、OCWF実行委員会は目下、来場者アンケートも盛り込んだ詳細レポートをとりまとめ中ですので、いましばらくお待ちください。

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いよいよ明日です

Ezokanzou_1 お待たせいたしました。あす6/23(土)、第4回小樽ウエスタンフェスの開幕です。初夏のすがすがしい午後の一時、マリンホールでブルーグラスとカントリー音楽、そしてカントリーダンスをお楽しみください。スタッフ一同お待ちしておりまます。折から可憐なエゾカンゾウ「写真」が開花し始めました。

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小樽フェスまであと1週間

Ocwf 小樽フェスのプレイベント(6/16@ウイングベイ小樽)の模様が北海道新聞(6/17朝刊、札幌圏30頁)で大きく報道されました。

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ウイングベイ小樽にぎわう

Cimg1942 Cimg1944 6/16土曜日の昼下がり、第4回小樽フェス(6/23)の1週間前プレイベントがウイングベイ小樽・ネイチャーチャンバーで開催され、4層吹き抜け、ステージ背後にヨットマリーナが美しいホールに、北大ブルーグラス研究会の精鋭バンドStar's Dreamと小樽・札幌のカントリーダンスチームが2時間にわたり本番の予告編を披露しました。

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今や夏の風物詩

「今や夏の風物詩」「今回は二段構え」の見出しで、第4回小樽フェス開催近しと北海道新聞(6/14朝刊、小樽・後志版28頁)が報じました。明日16日はウイングベイ小樽・ネイチャーチャンバーでプレイベント、本番は23日(土)小樽市民センター・マリンホールで行われます。神戸、東京、札幌、小樽から総勢48名のアーティストがこの港町カントリー音楽祭で競演します。ご期待ください!

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北大祭のスターズ・ドリーム

Stars_dream_2 小樽フェス(6/23)を2週間後に控えたStar's Dreamが緑したたる北大キャンパス(第49回北大祭、6/9)でさわやかな演奏を披露しました。場所は農学部と理学部に挟まれた芝生に仮設した手作りステージ「写真」。今年はメインボーカルに石丸貴史(工学部3年生)を加えた新編成ですが、Little Georgia Roseなどすばらしいハーモニーが6月の風に乗って響きわたりました。応援に駆けつけたWingrass(ブル研OBが中心)の面々も後輩たちの演奏に声援。なお、リーダー後藤宣人(文学部4年生)率いるStar's Dreamは来週6/16(土)、ウイングベイ小樽の噴水ステージで行うプレイベントでも若きエネルギーを爆発させます。

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