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2007年10月の投稿

Country Gold 2007<5>

Mark_chesnutt Markon_stage 写真:マーク・チェスナット

 17:20:今年のトリはテキサス生まれの43歳、Mark Chesnutt。アラン・ジャクソンと比肩されるという正統派カントリー・ミュージシャンが前述のスリム山口を含む総勢8名編成で、なんとも心なごむ一時を提供してくれた。”男カントリーの躍動感”、”現代カントリーの洗練を持ちながらホンキトンクフィーバーの1980~90年代の雰囲気と熱気をたっぷり含み色あせない・・・”(島田耕)、なんとこのマークの歌を、筆者は時間帯に恵まれ前夜祭でも聴けたのである。おまけに店内でハットにサインも頂戴した。さらに、昨年グラスカルも披露して好きになったマール・ハガードのToday I Started Loving Youまで聴くことができたのでもう言うことなしだ。余談になるが、このステージでは、3人のゲストシンガーもチャーリーの指名で歌った。オリーブ(岡山)がLove's Gonna Live Here Again、チャーリー渡辺(仙台)はSilver Wingsを、野平(広島)が裏声を駆使してColumbus Stockade Blues、いずれもみごとなものだった。
 本番に戻ろう。寡黙で真面目な性格からなのか、ややこしいことを英語で言っても分かって貰えないとの判断からなのかマークのMCは最小限に、どんどん演目が進む。バックコーラス陣は3名で5弦エレキベース奏者とのハモリが特にすばらしかった。昔よく聴いたKing Of The Roadをやってくれた時は懐かしくうれしかった。

 18:30:阿蘇山麓の冷え込みがやってきて、観衆はみな思い思いの防寒対策をはじめた。中には手袋までする人も。チャーリーの”みなさんのおかげで・・、ありがとう・・、サンキュー”誠実さあふれる別れの挨拶。フィナーレは出演者総出でブルーグラスの名曲、She'll Be Coming Around The Mountainが会場を包む。曲中にチャーリーがShe'll be drinking Coca Cola~と歌い大口スポンサーに敬意を表する。舞台正面はるか奥から花火が上がる。すばらしい秋晴れに恵まれたこの日に感謝しながら、来年の約束の日(2008-10-19)を忘れぬように、それまでみなお元気でと、何発も何発も夜空に広がった。
 
この日の模様はダイジェスト版で11月20日(火)にNHK(BS-2 23:00~23:59)で全国放映されます。

取材協力:ビリー二村、小浜政夫 写真:堀坂誠也     参考資料:公式ガイドブック 

 文中敬称略(リポーター:ロイ田沢 2007-10-26)

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Country Gold 2007<4>

Bomshel 写真:ボムシェルの左クリスティー、右バフィ-

 16:05:ナッシュビルのホンキトンク街にあるトゥツィーズで修業を積んだガールズ・デユオBomshelの出番だ。バンド名から連想されるようにエネルギッシュなステージ。バックバンドは4人の屈強な男たちで迫力が倍増する。ダンス名と同名のBomshel Stompが始まると手ぐすね引いて待っていたダンサーたちが一斉に踊りだす。事前講習が各地の教室であったり、ネット検索でステップシートをプリントアウトしたり、ネットラジオで音源を取り出し練習に励んだ愛好者もいたりで几帳面な日本人ならではの一面である。舞台を走り回りながら歌うなかで、クリスティがフィドルを背負って舞台横のトラスを登り始めた。地上から10mほどの高さで演奏、正にボムシェル・クライマックスだ。翌朝、アーティスト宿舎でもある三井ガーデンホテルのレストランでバンドメンバーにBomshelの由来を聞いてみたところインパクトとかエナジーをイメージしてるとのことだった。(つづく)

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Country Gold 2007<3>

Dsc04685 写真:本番が終わり市内のライブハウスで歌うロスト・トレィラーズのメンバーたちTagayasu_slim_01 と島田、山口の両氏

 14:25:ジョージア州からやってきた5人の青年たち、カントリーロックのThe Lost Trailersだ。先ずは舞台上からバンド名入りのステッカーをファンにばらまき始めた。そういえば、昨年はチャーリー・ダニエルズ・バンドがギターピックをサービスしたが、同じパターンだ。ウイリー・ネルソンにデモテープを聴いてもらったのがメジャー・デビューのきっかけで、2006年のファン・フェア(新名称CMAミュージック・フェスティバル)ではナッシュビルのリバー・サイド・ステージでもファンを魅了したという。あまり聞き慣れない曲が続く中で、ジョニー・キャッシュのRing Of Fireを歌ってくれたときは正直ほっとした。彼らは当夜、”お客さまもカントリーミュージシャンです”が看板のトミーズ(店主:トミー黒川、熊本カントリー愛好会会長)に現れ演奏したが、それを知っていたらもう少し居残ったのに・・・。この店ではカントリーライターの第一人者、島田耕と元キャノンボールズのメンバーで今回、Mark Chesnuttのペダル・スティール・ギタリストとして來日したスリム山口と同席となり、東京からのアマチュア・カントリー・ミュージシャン赤井長久(Gi&Vo)や竹井大輔(PS-G)などとも歓談できた。

 15:25:熊本県知事、姉妹提携先のモンタナ州副知事、同州2007年のロデオ・クイーン、南阿蘇村長の祝辞に続き、県民栄誉賞に輝きモンタナ州名誉市民でもあるチャーリーがメインスポンサー8社へ感謝の品(CGポスター額)を贈呈した。モンタナ州との姉妹提携は今年が25周年、会場では同州のロゴ入りバンダナが配られ、モンタナ州立大4年生のミス・ロデオ、メーガン嬢が愛嬌をふりまき、BBQレストランで供されたモンタナ牛のローストビーフは今年はとびきり美味かったようだ。また、懸念されていた会場問題はこの4月NPO文化施設支援機構(熊本地区理事、高辻満男CG副実行委員長)にアスペクタの管理を県から任されたことにより、長期安定利用の展望が開けたようだ。(つづく)

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Country Gold 2007<2>

写真左:チェリーホームズの立ち位置、左端母サンディの左に末娘モリー(陰)、長男B.J.、ベースの父ジェア(陰)、長女シア、次男スキップ4s Cia Skip Mollysanday写真下:モリー&サンディ

 13:20:2005年IBMAアワード最高賞獲得のCherryholmesが疾走した。昨年The Grascalsが同賞獲得(今年も連続で)早々にCGに出演し、ブルーグラスの醍醐味を披露したが、このファミリー・ブルーグラスバンドも負けじと飛ばした。母親のサンディ(Ma&Vo)が”とにかくできるだけ早く弾きなさい”と4人の子供たちに教え込んだと専門誌ムーンシャイナー(渡辺三郎)が解説してるのもうなずける。エンディングのOrange Blossom Specialにいたっては筆者の知る限り世界最速も過言であるまい。長男B.J.と末娘モリーの左右対称のフィドリングも絵になるし、1曲だけ踊ったステップダンス もエンターテイナー・オブ・ザ・イアーのウイナーにふさわしいものだった。ただ、総合司会者(江越哲也)はこの踊りをクロッグダンスとアナウンスしていたが、靴音の響き(クロッグシユーズはつま先と踵にカスタネット状の金具が付いてるのでよく響く)からステップダンスが正しいことがサイン会で本人たちにも確認できた。(つづく)

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Country Gold 2007<1>

Dsc04696 Dsc04718 第19回カントリーゴールド(10/21@阿蘇アスペクタ)が開催されました。小樽フェスにも関係する多くのひとたちが熊本に結集しますので、取材に出かけました。以下ロイ田沢がリポートいたします。

写真左:カントリーダンス開始に先立ちMCビリー二村がインストラクターのナツコグレースにインタビュー、写真右:BBQゾーンではこんなシーンも

今や東洋一のカントリー音楽祭、ありがとうチャーリー永谷
<第19回カントリーゴールド速報>

 今年も熊本のカントリーゴールド(10/21@阿蘇アスペクタ)へ行って来た。リピーターが多いのがCGの特色の一つなのだが、2年連続参加でそのあたりの事情が分かってきた。先ずは主催者チャーリー永谷の人柄、招聘アーティストたちの魅力、そして実行委員を含む地元の人たちのホスピタリティであろう。好天に恵まれるのもこの野外カントリーコンサートのすばらしいところだ。雨に降られたのはあのナイン・イレブンの2001年だけで、今回も出演者たちは”ビューティフル!”を連発していた。
 
 ダンスアワーのMCを兼務するビリー二村(CGウエブマスター)とナツコグレース(ダンシング・テキサス代表)が巨大ステージ下のまだ木の香を残す真新しいダンスフロアーに現れ、1995年から導入されたカントリーダンスが始まる。先ずはおなじみMy Name Is Good Time Charlieに乗せ、みな手をつなぎながら足慣らし。続いて今年の新しい振り付け、同名曲をトビー・キースが歌っているPump Jack、筆者夫妻も300人超えの仲間に入りレクチャーを受けた。多分来場者の半数以上はカントリーダンスも楽しめることを参加理由に挙げるのではなかろうか。本場の一流アーティストたちの生演奏を聴きながら踊れるのだからたまらない・・・。

  会場を見渡すと左手に飲食ゾーン、右手に物販ゾーンが並ぶ。価格帯はどれもリーズナブル。
ぶらついていると名の知れたカントリー音楽やダンス関係者に出会う。はるばる札幌からはカントリーロックの福森千花、東京からカントリーダンスのハウデイ・トリオ(飯塚、友原、堀田)、ペダル・スティールギター製作者兼奏者の藤井三雄などなどだ。また、羽田発のCGツアーグループ(リーダー:小浜政夫)ではブルーグラス系で嶋田だん吉、茂泉次郎、三浦雅、カントリー系ではチャーリー渡辺、赤井長久、一ノ瀬功、竹井大輔などが一緒だった。

 定刻12:00:祝砲代わりの花火が一発打ち上がりコカコーラ、クアーズ、ホンダなどスポンサー旗8本を掲げた騎馬隊が入場、雰囲気を盛り上げながらの開会式。チャーリーが持ち前の優しいことばで19回皆勤者に手を挙げてもらい謝辞、さらに”来年の20周年も頑張りま~す”と71歳の力強い決意表明。 バンド結成から47年、80余名のメンバーの入れ替わりを経たCannonballs(ボーカルはチャーリーを含め3名、計6名編成)の演奏でキックオフ。前夜祭(@Good Time Charlie)で数ステージこなし12時間もたたないうちにこの大舞台だ。今日の佳き日に生まれた参加者のためにハッピー・バースディの歌をサービスするなど熱演が続き、My Name Is Good  Time Charlieで締めくくった。(つづく)

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千花、熊本カントリーゴールドに

Chikabbc第19回カントリーゴールド前夜祭の会場グッドタイムチャーリーが店から溢れんばかりのファンでごったがえしていた、ちょうどその頃小樽のBBCでは福森千花がトリオ編成で熱唱してました。彼女は翌10/21(日)には陽光さわやかな南阿蘇・アスペクタに駆けつけ世界的にも有名になったカントリー、ブルーグラス、カントリーダンスの野外ビッグイベントを楽しみました。

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収穫祭にはカントリー音楽

8horse 8riha収穫祭でにぎわう北海道。10/7(日)には八剣山果樹園(札幌市南区)でもその一環とし開催されたウエスタンカーニバルにGrass 07「写真右は練習風景」が招かれました。市内中心部から定山渓方面へ40分にある標高496mの八剣山は剣のように突き出た複数の岩山が特徴的で、その麓ではホーストレイル「写真左」も楽しめます。ちなみにこの会場では、オールディズコンサート(6/17)も行われ、カントリーの部で大野真虎トリオが特設ステージに立ちました。

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風薫る ゆにガーデンで

Grassyuni 9/30(日)、初秋のさわやかな日射しを浴びてGrass 07がお得意のブルーグラスナンバーを演奏、収穫祭でにぎわう英国風庭園にふさわしいパーフォーマンスでした。ゆにガーデン(北海道夕張郡由仁町)は札幌から東に車で1時間のところ。

写真:ディーン柴岡

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