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福森千花の東京初ライブ

Img_1534s Img_1531s 小樽フェスの顔ともなった福森千花が念願の東京初ライブを開催、持ち前のパンチの利いた美声でクラシック・カントリーを中心にたっぷり聴かせてくれました。以下ロイ田沢のリポートです。

写真左:The FC Bandをバックに歌う千花、写真右:小樽出身のファンに囲まれて

福森千花、気合いと自信のステージ
<東京初ライブリポート>

 北海道・岩内出身のカントリー歌手、福森千花の東京初ライブ(11/23@渋谷笹塚・リバティベル)の応援に行ってきた。今年4月までの1年間、米・テネシー州ナッシュビルのバンダービルト大学に語学留学のかたわら市内トンキトンク街でカントリー修行、その成果を問う記念すべきライブでもあった。会場はカントリー音楽店の老舗、京王線笹塚駅北口から新宿方面に徒歩7~8分、甲州街道沿いにあるリバティベル(店主:ケン川越)で、開演20:00近くには数人のハット姿の客もふくめほぼ満席。バックを務めるのは文字通り福森千花を支援するために結成されたThe FC Band(Fukumori Chika Band、リーダー角田和重、E-Gi)で、最近解散した武蔵工大OB中心のBig Forest Cowboysのうち角田とジェームス村田(E-Ba)が立ち上げた。この日はケン川越(Gi& Vo)も店主の立場で応援メンバーに加わった。さらにPSGはジェームスの弟、村田幸士郎、ドラムスは北海道出身の南出俊博の編成である。

 千花十八番のCowboy's Sweet Heartで1stセットが始まった。持ち前のパワーとパンチ力がピンクのショールで包んだ身体からほとばしる。裏声もみごとだ。”念願の東京ライブが実現できました”と30数名のファンに挨拶し、ハンク・ウイリアムスの名曲Your Cheatin' Heart。リアン・ライムス調でもなく完全に千花バージョンで極めている。何やら南部なまりらしきものも聞こえた。次ぎもクラシック・カントリーでRelease Me。リンダ・ロンシュタットのIt' s So Easy(To Fall In Love)では男声コーラスも入り迫力満点。店の広さの割に声量も楽器音も大きく、小さなライブ店ではもったいない、ドーム球場がふさわしいとさえ思えた。テネーシーワルツとThe Green Green Grass Of Homeで30分は瞬く間に過ぎた。ファンから花束の贈呈もあった。

 21:00、2ndセットはRose Gardenから。これもカントリーダンス曲なので踊りのスペースが広ければダンサーたちももっと集まるだろうにと思ったりもする。悲劇のパッツイ・クラインが歌ったWalking After Midnightの次は、ケン川越がOn The Road Againをソロで。続いて千花のHeartaches By The Numberにはケンがハーモニーを付けた。”ポピュラーなカントリーを歌うのはナッシュビルでのライブハウス体験からです”とMCで千花が言う。ロック・カントリーの福森千花からの路線修正が感じられる一幕だ。高さが低いので大事には至らなかったが、この時もステージから足を踏み外した千花、気持ちが高揚してるためか、単に場所に不慣れのためか。有名曲Country Road、The End Of The Worldと続きJambalayaが始まると、しびれを切らしていたダンサー2名がCowgirl Twistのステップで踊り出し、何人かが加わり2回目のステージがにぎやかに終わった。

 残念ながら最終回*は見れずに辞去したが、このライブをスタート台にして”東京での公演が定例となるよう頑張りたい”との決意表明も聞いているので、安心して冷え込みのきつい晩秋の渋谷の灯を後にした。

*Ya'll Come, You Ain't Woman Enough,Stand By Me,Once A Day,母からの便り etc.

写真提供:トモヨ     文中敬称略    

(リポーター ロイ田沢 2007-11-25)

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