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伊勢原オープリー速報<3>

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舞台はピアニカの奥山かおり率いるノン・ブルーグラスバンド「ほっとKくらぶ」からラス前の小田原ブルーグラス研究会「写真左」に切り替わる。ストローハットに純白のシャツが眩しいブルーグラス・カルテット(Gi,Ma,Bj,Ba)が肩を寄せ合い丸く塊になりテーマ曲でご挨拶の後は、カントリー界の大御所マール・ハガードのナンバーから4曲を選び゙ブルーグラス・スタイルで演奏する大胆な試みだ。おなじみのSilver WingsではキーをGと高めにしてトリオボーカルできれいにまとめた。”結成5周年でもあり勇気を出してこんな企画をしてみた”とリーダー清水晃(Gi)の打ち上げ会場での弁。CDを米国の本人に送ってみたらと思うのだが。

 お待ちかね、復活The Way-Faring Strangers「写真右」が渋いグレーのジャケットに銀色に光る蝶タイで勢揃い。立ち位置は従来と変わらず左から武田温志(Do)、近藤俊策(Ma)、金子武美(Gi、新メンバー)、林京亮(WBa)、萩生田和弘(Bj)。1959年誕生の伝説のブルーグラスバンドで知られ、BOMも7回目の参加だからファンは多い。名曲Banks Of The Ohioなど4曲を無難にこなした。メンバーが変わろうがハーモニーは不動を誇る名門ドイル・ローソンとクイック・シルバーとまではいかないにしても・・・。金子は某大手商社のロンドン支店から帰任早々の参入だが、ニューヨーク駐在時代にはバンド活動もしており、ウエイファーとしての練習期間は短いなりに桐朋学園時代に培った洗練のブルーグラス・ハーモニーの一翼を担ったことは間違いない。アンコールの声がかかったのはこのバンドだけなのだが、来年は映画化されると言うおなじみJesse Jamesではブルーグラスの神髄を堪能させてくれた。フィナーレは全出演者70数名が舞台に勢揃い、Will The Circle Be Unbroken(永遠の絆)がホールにこだました。

 BMOの特徴は①参加バンドが参加費用を払いリスナーは無料であること②運営スタッフの大半は出演バンドのメンバーで役割分担が細分化されてること③企業協賛には頼らないこと④打ち上げ懇親会でも多数のバンドが演奏を楽しむこと⑤通常のブルーグラス・フェスは屋外型が多いが屋内会場であること⑥カントリー、ジャズ、フォークは今のところ少なく事実上ブルーグラスフェスであること⑦カントリーダンスグループが参加していないこと・・・などであろうか。ずれにせよ継続こそ力を合い言葉にブルーグラスを愛し研鑽し、同好の士の輪を広げる活動を地道に続ける関係者一同のブルーグラスへの情熱に思いをいたし、BMOよ永遠なれと念じながら大山の街を後にした。

取材協力:武田温志、三瓶正行
写真提供:長谷川博之
参考資料:プログラム、伊勢原市公式HP

文中敬称略  (リポーター ロイ田沢 2007-11-19)

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