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2008年3月の投稿

脇役アーティスト紹介<5>ザ・ランチ

Ranch 小樽フェス初デビューとなるthe RANCHは平均年齢が30代の若手カントリー・ボーカルグループである。2004年12月、村越伸治(エレキギター&Vo)と大谷隼(ギター&Vo)を中心に札幌で誕生。2007年9月におおの真虎と出会い共演する機会が増えた。メンバーはほかに小野幸一(ベース&Vo)と森井輝継(ドラムス)。クラシック・カントリーを踏襲しながら、ニュー・カントリーを目指した独特のハーモニーが売り。

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脇役アーティスト紹介<4>ジョンクボ

Img_0847ブルース・カントリーミュージシャン、ジョンクボ(本名:久保拓馬)は1978年、北海道伊達市生まれ。カントリー好きの父親のもとで14歳から音楽に目覚め、やがてボブ・ディランの影響を受け、ハーモニカを始めギターを奏でながらブルースを歌うようになる。地元の高校卒業後札幌市内のライブハウスなどで活動。2002年におおの真虎と出会い、彼のカントリーミュージックをサポートしている。

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脇役アーティスト紹介<3>バディ関野

Sekino 小樽フェス2度目の出演となるペダル・スティールギター奏者、バディ関野(本名、関野文男)は福森千花とCountry Rock Specialの特別ゲストとして参加する。1946年北海道天塩郡生まれ。札幌北高卒業後、大丸藤井、北海楽器などを経て札幌市内や米軍千歳基地で演奏経験を積む。現在は地元カントリーバンド、Drifting Forty'sなどにフリーのPSG奏者として参加。趣味は音楽レコード収集、LP,CDなどの所蔵は合計8万枚を数える。

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脇役アーティスト紹介<2>阿部敏彦

Abe 同じく福森千花をサポートするギター奏者、阿部敏彦は1952年札幌生まれ。大学(獨協大)を終え家業(阿部印舗)を継ぎながら、高校から始めたギターの腕を活かし、札幌市内でセッション・ミュージシャンとして活動中。前述、緒方命二主宰の”キャバンクラブ”(札幌)の発足当時からのメンバー。昨年の小樽フェスでは千花とのデュオでJacksonを歌い、ジョニー・キャッシュ役を務めた。

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脇役アーティスト紹介<1>緒方命二

Ogata 脇役とお呼びする失礼をお許しいただき、小樽フェスの主役を支えるアーティストをシリーズでご紹介します。先ずは福森千花のバックバンドを務めるプロ・ギターリスト、緒方命二さん。

北海道旭川市生まれ、56歳。大学(札幌大)卒業後、札幌の各テレビ局制作の番組に出演。1987年、ビートルズ・トリビュートバンド”キャバーンクラブ”を結成。同名のライブハウスのオーナーとして、さらにNHK”のど自慢北海道地区大会”のギターリストとして現在に至る。1993年、CD”マイ・ラブ”をリリース。2008年3月、NHK札幌放送局から「のど自慢功労者」として感謝状を贈呈された。子息、緒方龍一はジャーニーズ系トリオ・ボーカルグループ、w-inds(ウインズ)のメンバー。

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日本のセルダム・シーン

Wfs 小樽フェス05,06に出演した老舗ブルーグラス・バンドThe Way-Faring Strangersが再デビューしました。東京・国立と言えば彼らが産声を上げたお膝元。桜が咲き誇るこの地で、1年間の切磋琢磨の結果を咲かせました。以下今年の小樽フェスにOle Country Boysの一員として参加する大島正光氏がオーナーの店、”はっぽん”でのライブ風景をロイ田沢が速報します。

新生ウエイファー都内初ライブ
冴えわたるブルーグラス・ハーモニー

昨秋の伊勢原オープリー(Big Mountain Opry)で再デビューしたThe Way-Faring Strangersが3月28日(金)、桜満開の東京・国立、”はっぽん”でライブを行い、みごとな復活ぶりを見せてくれた。1年前にギター&ボーカルの担当として金子武美(桐朋高校OB)が加わり練習を積んできたが、その成果を問う日でもあった。このバンドは1959年に誕生以来、特定の店・場所での定期ライブは行ってない。いつどこに行けば必ず聴けるというバンドではないので、あのセルダム・シーン(Seldom Scene、およそ目にすることがないというバンド名の著名ブルーグラス・バンド)のような存在と言えるかもしれない。この日も新曲を随所に折り込みながら、譜面台はなし。ボーカル参加の少ない萩生田和弘(Bj)だけがアンチョコを楽器に貼り付けてるぐらい。”その紙を仲間がいたずらしてはがすので、最近ではポケットに予備をしのばせてる”とリーダでMCの近藤俊策(Ma)が舞台裏を明かす。

Wf2s   19:20インストBattle Hymn Of Republicでキックオフ。続いてキャリアウマンの先達と言える女流パイロット、アメリア・エアハルトの悲劇を歌ったAmelia Earhart's Last Flightを、金子がていねいな解説を加えた後に披露。なるほど、ブルーグラスは詞は暗いのに曲調は明るいものが多いことが分かる。新曲が続く、近藤のThis Morning At 9、そしてOld Flamesでは珍しく萩生田がギターを手に。おなじみWhen You Kneel At Mother's Graveの後はまた新曲だ。Behind These Prison Walls Of Love、カルテットボーカルが実にすばらしい。最後に曲名だけで酔っぱらいそうなWhiskey Before Breakfast 、全7曲で1stセットを終了。店内は立ち見状態である。

近藤ブルーグラス教室の生徒でもあるウーマン・デュオLilyLenlen(ギター2本。2人のペットの名前を転用)の登場だ。介護班として近藤、萩生田、林京亮(Ba)が残り、日産自動車のコマソンでもおなじみのThe Sunny Side Of Life。クラスター・プラッカーズの曲からは、I Still Miss Someone とKeep On Loving Youを。I Still~は近藤の男声コーラスが隠し味で利いている。最近ブルーグラス・フェス界で評判のガールズ・デュオBlueBonnets(マンドリンとギター)に曲選びや唱法がよく似ている。”BBに負けるなよ”リスナーの声に、”トシでは負けないわよ”。

ウエイファーと対バン予定であったブルーグラス・フォーク系のThe Froggiesが出演取りやめになったためピンチヒッターをアイリッシュ楽器演奏の夫婦ユニット、DulciCafeが務めた。奥方はダルシマ担当でピアノの原型のような120本の鉄線を木製のハンマーで叩き、弾ませながらの演奏、ミスターは弦の張り方や形状がマンドリンに似たアイリッシュ・ブズーキを低音でかき鳴らす。難解なゲール語表記の曲名が続く中、映画”タイタニック”のアイリッシュ・ダンスシーンで演奏されたと言う曲や、”虹の彼方”(Somewhere Over The Rainbow)には癒される。時節柄、”さくらさくら”のリクエストにも気軽に応じてくれた。

Wf4s 21:25、ウエイファーの2ndセットが始まる。みなミラーボールのように輝くベストを着用し、1stセットと雰囲気を変える。インストEl Dedoを終え、定番Banks Of The Ohio、これも恋人を川に突き落とす恐ろしい歌詞に反し、絶妙のトリオボーカルと相まって、軽快な曲調に心が和む。 Pathway Of Teardropsは”高音部に無理がきかない金子のためにキーを下げて”(近藤)の演奏だが、これまたブルーグラス・ハーモニーの醍醐味満点だ。 本場英国では禁止となった狐狩り(米・バージニア州などでは盛んである)を歌うFox On The Runでは萩生田も加わり4重唱、部分輪唱もあって圧巻。インストDouble Eagleは、バンジョーからギターに転じた金子の研鑽ぶりを示すための選曲。ギター、バンジョー、マンドリン、ドブロ、ギターと各パートが順にソロをとる、ジャズバンドにはよくみられるが、ブルーグラスならではの奏法で、正にメンバー全員がスターである。林がリードボーカルのRememblance Of YouとI'm Coming Back But I Don't Know Whenに次いで、過去2回小樽フェスでも好評だった”母からの便り”(作詞作曲・田村守。昨年は福森千花が小樽フェスで英語バージョンを発表)、”郵便番号制度の普及ソングとして6000枚売れた”(近藤)思い出深い曲。エンディングは軽快にAunt Dinah's Quilting Party・・・。”もう終わりか、さびしいな~”などの声がかかるとアンコールに応えざるを得ない。有名曲Jesse Jamesでは初代から頑張っている武田温志がドブロをフィドルに持ち替えて熱演、新曲ではマッターホルンでの遭難の歌Matterhornをまたまた明るい曲調で締めくくった。全18曲のウエイファー・サウンドを50名超の中高年男女ほぼ半数づつ、例外なく堪能したに違いない。それにしても、こんな少人数で日本のセルダム・シーンを独占していいものだろかと気にかけながら、花冷えの桜の町を後にした。

           文中敬称略 (リポーター: ロイ田沢 2008-3-29)

写真:前川新

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”この町の青い空”

0308110009s 小樽フェスのフィナーレでは毎年、You Are My Sunshineの節で”この町の青い空”を歌ってます。5周年を迎えるにあたり、環境にやさしいこの歌詞を作られた西村丈彦さん(写真)に、お話をうかがいました。”1989年に地域の小学校での演奏のため作りました。メロディーは誰でも知ってますが、子供やお年寄りにも歌えるようにと・・・”

この町の青い空
原曲:You Are My Sunshine  日本詞:西村丈彦

1.この町の青い空 いつまでもいつまでも
  このままで このままで 小鳥たちのために

2.この町の青い海 いつまでもいつまでも
  このままで このままで 魚たちのために

3.この町の青い山 いつまでもいつまでも
  このままで このままで けものたちのために

4.この町の青い川 いつまでもいつまでも
  このままで このままで とんぼたちのために

5.この町の優しさを いつまでもいつまでも
  このままで このままで こどもたちのために

西村丈彦プロフィール:
1947年千葉県生まれ、1969年から神奈川県平塚在住。
大学時代(慶応)からブルーグラスを始める。地元の公立中学校の教師(理科)のかたわら数多くのバンドで活躍。1982年に退職し、”ビレッジ教室”を開設、ブルーグラス音楽の指導者として現在に至る。

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若手に夢を託して

03_2 小樽フェスの応援団長、マイク伊藤は今年も(1/20)カントリーミュージック三田会新年会に参加して、慶応OBのカントリーバンドHill Top Ramblersなどと共演しました。筆者は昨年の熊本カントリー・ゴールドで知遇を得たこのバンドのリーダー赤井長久氏からのお誘いで、目黒のカントリーライブにでかけます。

若手に夢を託して
目黒リトル・テキサスで赤井長久のカントリーライブ

1990年代後半から我が国に広まったカントリーダンスのトップ指導者の一人ナツコ・グレースのご主人の店”Little Texas”(東京・目黒)に初めて行ってみた。慶応OBバンドHill Top Ramblersのリーダーとしても活躍中の赤井長久(Gi&Vo)が尾崎博志(PSG、元チャーリ永谷とキャノンボールズ所属)や古橋一晃(EGi、元永富研二テネシーファイブ所属)など30代若手カントリー・ミュージシャンをバックに迎えての単独ライブの日(3/6)である。6月で開店3周年を迎えるこのカントリーライブハウスはJR目黒駅の外側(西口)から目黒通り、または権之助坂を下り徒歩10分の飲食店街のなか、星条旗がビルの入口にはためいてるのですぐ判る。途中、池上正太郎が絶賛していたとんかつ老舗”とんき”などもあり情緒のある一角だ。

店に入ると右手にバーカウンターとレジ、中央にテーブル席、段差があって左奥にステージ、すぐ前がダンスフロアー、ダンサーたちがすぐ飛び出せる位置にまたテーブル席、中央テーブル席に平行してステージに近いところに観覧カウンター席・・。とこんなレイアウトで、うなぎの寝床でもなく、ダンサーたちがリスナーたちの視界を遮ることもなく、また音響的にもよくバランスのとれてる印象。
開演間近の7時には50名近くのファンでほぼ満席。ホスト役の赤井は緑茶ボトルを手にしながら、予約客の案内などに忙しい。                        

04s Miles And Miles Of Texasで1st セットが始まった。”今日はテキサスの歌を中心に・・”と立ち上がりのPAトラブルも挨拶の一部に組み入れMCも兼ねる赤井の歌が続く。名曲Together Again、キーはご本家バック・オーエンズよりかなり低いだけに味わいもまたある。ロリー・モーガンの前夫キース・ウイットレーのMiami, My Amy、ウエスタンスイングの父・ボブ・ウイルスのRoly Polyになるとカントリーダンサーたちのブーツさばきも軽やかになる。6~8人で満杯のスペースだが専用フロアーがあるカントリーライブ店は少ないので文句は言えまい。What A Wonderful Worldが終わると、青柳まみが呼ばれた。女声のSilver Wingsを聴くのは筆者には珍しい。スローバラードで赤井がきれいなハーモニーをつける。次のIt's So Easyでは古橋のコーラスも加わり快調そのもの。ジョージ・ストレートの2曲を挟んでインスト”キャラバン”、誰かがキャバレーでよく聴いた曲だと話してる中、阪野克幸のフィドル、橘興起のエレキベース、鈴木庸祐のドラムスもさえわたる。ふたたびG・ストレートのDrinking ChampagneとThe Chair、さらにG・ジョーンズのGod's Countryが続く。エンディングは今は亡き彼が最も愛した曲の一つHe Stopped Loving Her Today。計15曲、延々70分。平均年齢35歳の若きパワーが全開したステージであった。リスナーの顔ぶれには慶応OBグループの他、所沢ロンスター・ピクニックや熊本カントリーゴールドの常連たち、岡山出身の新進女性カントリー歌手、オリーブを発掘した鈴木啓輔の姿もあった。リクエストにも応えてくれると言う2nd ステージは残念ながら失礼したが、”私たちの後を引き継いでくれるカントリー・ミュージシャンがいないと、これからの人生がつまらなくなる・・・”今年64歳になる赤井長久の言葉が深く印象に残った一夜であった。
           文中敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2008-3-7)

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新編成・北大スターズ・ドリーム

Hokudai小樽フェスへの連続出演が危ぶまれていた北大ブルーグラス研究会のStar's Dreamこのほど新メンバーが決まり参加が確定しました。5人のうち4人が道産子。5周年を迎える小樽マリンホールの舞台で若きエネルギーを爆発させます。どうぞご期待ください。

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