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若手に夢を託して

03_2 小樽フェスの応援団長、マイク伊藤は今年も(1/20)カントリーミュージック三田会新年会に参加して、慶応OBのカントリーバンドHill Top Ramblersなどと共演しました。筆者は昨年の熊本カントリー・ゴールドで知遇を得たこのバンドのリーダー赤井長久氏からのお誘いで、目黒のカントリーライブにでかけます。

若手に夢を託して
目黒リトル・テキサスで赤井長久のカントリーライブ

1990年代後半から我が国に広まったカントリーダンスのトップ指導者の一人ナツコ・グレースのご主人の店”Little Texas”(東京・目黒)に初めて行ってみた。慶応OBバンドHill Top Ramblersのリーダーとしても活躍中の赤井長久(Gi&Vo)が尾崎博志(PSG、元チャーリ永谷とキャノンボールズ所属)や古橋一晃(EGi、元永富研二テネシーファイブ所属)など30代若手カントリー・ミュージシャンをバックに迎えての単独ライブの日(3/6)である。6月で開店3周年を迎えるこのカントリーライブハウスはJR目黒駅の外側(西口)から目黒通り、または権之助坂を下り徒歩10分の飲食店街のなか、星条旗がビルの入口にはためいてるのですぐ判る。途中、池上正太郎が絶賛していたとんかつ老舗”とんき”などもあり情緒のある一角だ。

店に入ると右手にバーカウンターとレジ、中央にテーブル席、段差があって左奥にステージ、すぐ前がダンスフロアー、ダンサーたちがすぐ飛び出せる位置にまたテーブル席、中央テーブル席に平行してステージに近いところに観覧カウンター席・・。とこんなレイアウトで、うなぎの寝床でもなく、ダンサーたちがリスナーたちの視界を遮ることもなく、また音響的にもよくバランスのとれてる印象。
開演間近の7時には50名近くのファンでほぼ満席。ホスト役の赤井は緑茶ボトルを手にしながら、予約客の案内などに忙しい。                        

04s Miles And Miles Of Texasで1st セットが始まった。”今日はテキサスの歌を中心に・・”と立ち上がりのPAトラブルも挨拶の一部に組み入れMCも兼ねる赤井の歌が続く。名曲Together Again、キーはご本家バック・オーエンズよりかなり低いだけに味わいもまたある。ロリー・モーガンの前夫キース・ウイットレーのMiami, My Amy、ウエスタンスイングの父・ボブ・ウイルスのRoly Polyになるとカントリーダンサーたちのブーツさばきも軽やかになる。6~8人で満杯のスペースだが専用フロアーがあるカントリーライブ店は少ないので文句は言えまい。What A Wonderful Worldが終わると、青柳まみが呼ばれた。女声のSilver Wingsを聴くのは筆者には珍しい。スローバラードで赤井がきれいなハーモニーをつける。次のIt's So Easyでは古橋のコーラスも加わり快調そのもの。ジョージ・ストレートの2曲を挟んでインスト”キャラバン”、誰かがキャバレーでよく聴いた曲だと話してる中、阪野克幸のフィドル、橘興起のエレキベース、鈴木庸祐のドラムスもさえわたる。ふたたびG・ストレートのDrinking ChampagneとThe Chair、さらにG・ジョーンズのGod's Countryが続く。エンディングは今は亡き彼が最も愛した曲の一つHe Stopped Loving Her Today。計15曲、延々70分。平均年齢35歳の若きパワーが全開したステージであった。リスナーの顔ぶれには慶応OBグループの他、所沢ロンスター・ピクニックや熊本カントリーゴールドの常連たち、岡山出身の新進女性カントリー歌手、オリーブを発掘した鈴木啓輔の姿もあった。リクエストにも応えてくれると言う2nd ステージは残念ながら失礼したが、”私たちの後を引き継いでくれるカントリー・ミュージシャンがいないと、これからの人生がつまらなくなる・・・”今年64歳になる赤井長久の言葉が深く印象に残った一夜であった。
           文中敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2008-3-7)

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