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小樽フェス5周年速報<1>

Shugo 初夏のノスタルジック・ポート・シティで開催されるカントリー音楽の祭典、第5回小樽カントリー&ウエスタンフェスティバル(6/28)は、会場マリンホールの入場総数こそ前年比1割減でしたが、中身はより濃く、全国から集まったカントリーファンや一般参加者で満席。4時間半にわたるブルーグラス、カントリー、カントリーダンス3本立てホールコンサートは今年も大いに盛り上がりました。
    
 OCWF企画委員長 ロイ田沢

洞爺湖サミットの成功を願うカントリー音楽、港町小樽に響く
学生バンドとベテラン・バンドの融合イベント定着

08shingo今年はおおの真虎バンドでキックオフ。米国修業時代にカリフォルニア州で歌い脚光を浴びたCity Of New Orleansで開幕だ。星条旗を中心にカントリー音楽ゆかりのテネシー、ケンタッキー、バージニア、テキサス、ミズリー、オクラホマ、サウス・キャロライナ、ルイジアナの各州旗がデスプレイされた舞台には、相棒のハーモニカ、ジョンクボとともに、30代の若手4人the RANCHの面々。初のコラボ出演である。1曲が終わり、司会グループが小走りで現れた。おや、いつものメンバー3人、石橋やちよ、ディーン柴岡、プリティ堺に加え若き女性がいる。後半の総合司会を務めるFMおたるの田口智子だ。各自己紹介を終え、寺田龍吾館長がハット姿で小樽フェス共催の立場で挨拶し、おおのバンド再スタート。ハンク・ウイリアムスのHey,Good Lookin'を真虎流にアレンジして披露したところで、時間切れ。だが、最後の曲は”青い瞳のステラ”、”この一曲”(小樽フェスサイトで事前告知した各バンドの目玉曲)でもあり、会場のアンコールの声もあって続行した。

Dwins過去2年、トップバンドでショーダンサーの伴奏役も務めてきたWingrassは今年は2番手。北大ブル研OB中心の変化球を得意とするブルーグラスバンド。目玉曲に乗せてのメンバー紹介は輪唱風ハーモニーを折り込みながら軽快そのもの、”そしてこの曲はSurfin' USA”とMC高瀬がピシリと決める。サプライズ曲と言えよう、Can't Take My Eyes Off You、YMCA、ジンギスカンの3曲は往時のディスコ・ソングのヒットメドレーだ。紅一点、中島ファミリーバンドの末娘、美砂の赤系の衣装はベストドレッサー賞もの。

Ocwf_2カントリーダンスの時間がきた。マーサ米川率いる札幌カントリーラインダンスWingsの上級者によるDrink Onでは、白いハット、白いシャツが舞台で躍動する(この模様は翌朝の北海道新聞で報道された)。続いて小樽教室(指導:ディーン柴岡)の婦人たちにWingsが合流、総勢40名3列が舞台に並び、カウガールたち(ボーイはわずか3名、内1名は緊急呼び出しで途中退出、袖近くで目立たなくてよかった~)がロープを操る仕草を入れたOoh Poo Pah Doo。やさしいダンスCupid Shuffleを米川が一般客に指導した。無料配布の公式パンフにこの踊りのステップシートが掲載されてるので、家でおさらいもできる。東京からのカントリーバンド、Ole Country  Boysに同行したのはあのダンシング・アパルーサの会員もふくめ20名近い。一時、コンサートホール内の最前列席2列分のスペースでは収まらず、客席両サイド通路や最後部通路もダンサーで埋まった。カントリーバンドでもスローバラードは静かに聴くという暗黙の了解がある。また、ブルーグラスはラインダンスには不向きなのか、曲が早すぎてるためか敬遠する傾向があるようだ。ちなみに、神戸のブルーグラス・バンドではみな静かに聴き入っていた。

Bill米・ウイスコンシン州のC4はお父さんのビル・コンウエイがエレキ・ギターで歌い、4人兄弟のうち長男ヨウがエレキベース、次男リッチーがドラムスで伴奏。Tulsa Timeなど3曲が終わり、石橋やちよアナのインタビューを全員で受けた。母親の実家は札幌なのでみな日本語はOK。”下のちびちゃんたちにもやさしい楽器をもたせたら”とアンケートにあった。

Hokudaiメンバー一新の北大ブル研Star's Dreamは定番Foggy Mountain Breakdownでスタート。
6月上旬の北大祭、6/22のプレイベント(@ウイングベイ小樽)などで舞台度胸もついたのか自信に満ちた演奏。2人の女声(マンドリンとギター)と男声(Wベース)のトリオハーモニーボーカルの存在が大きいし、高津那美子のMCは歴代ベスト。さらにリーダー功刀(クヌギ)のフィドルはクラシック・バイオリンからの転向なので基礎は盤石。今、米国・ブランソンで自前のカントリー劇場を持ち活躍中のショージ・タブチとも重なる。圧巻は”走れコータロー”、原曲はブルーグラスだけに曲調は底抜けに明るい。当時の美濃部東京都知事の声色と競馬の実況放送もしっかり取り込み満場拍手喝采であった。このメンバーで来年の卒業該当者はいないのでこの先の研鑽進歩ぶりが楽しみだ。5人のうち4人が道産子というのもうれしいではないか。

Dg07sさあ、地元期待のグラース07の出番である。66歳にしてマンドリンに挑戦した初山を頭に、30代で最年少のチャーリー(ドブロ)、Wベースに斎藤を補強し7人編成とした。小樽駅前やアーケード商店街の街頭放送で流れている”小樽ワルツ”の演奏はこのバンドである。昨年までなかったブルーグラスには不可欠のバンジョーも太田が担当。グリーンのロゴマークを付けたおそろいの黒いベストでFootprints In The Snow など。さて、オリジナル曲小樽ワルツの演奏に先立ち、カウガール姿の石橋アナがまた現れ、5周年のお祝いメッセージを読み上げた。どなたからの?メッセージは小樽の魅力などにも触れ、小樽市長、山田勝麿と終わる。黒ハットとグラス07ベストを着てマイクを握るカツマロ市長の小樽ワルツは残念にもお預けとなった次第。

Kyk15分間の休憩を前に、小樽フェス海外応援団長、マイク伊藤のメッセージと著作のこと。出演アーティストたちのCD紹介。ロビーでは冷えた小樽ビールやファニーのウエスタングッズを販売していること、東京小樽会会員で参加予定だった山中アキコ衆議の祝電などもアナウンスされ、総合司会は石橋から田口が引き継いだ。今回初の試みとして、遠来リスナーの客席からの紹介も行った。(続く)

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