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2008年12月の投稿

ケン川越、小樽フェス出演決定

Img_0003 Img_0013 Img_0048 Img_0056 カントリーライブハウスの老舗、リバティベル(渋谷区笹塚)のオーナーでカントリーミュジシャンのケン川越さんが自身のハウスバンド、Western Croonersとサポートダンサー(リーダー:ジャクソン優子さん)ともども来年の小樽フェス出演が決まりました。ロイ田沢は12/20(土)、同店にご挨拶にうかがい、彼らのクリスマス・ライブも楽しませていただきました。以下速報リポートです。

景気冷え込みはどこ吹く風
老舗リバティベル、明るく賑わう

穏やかな初冬の土曜日(12/20)所沢から都心に向かった。クリスマス・シーズンで混雑するターミナル駅で乗り換え笹塚のリバティベルへ。演奏開始の20:00少し前、満席の店内に入るなり「切り抜きカントリー倶楽部」吉村編集長に声をかけられた。サポートスタッフの上田女史も同席しており、取材と会員募集活動も兼ねての来店。今月3回目の出演となるケン川越とウエスタン・クルーナーズの1stセットが始まった。おなじみCowboy Rides Awayをケン(Gi&Vo)が歌うとキャンデイ岡田(KB&Vo)Img_0068 のThanks A Lotが続き、エレキベースのRyuImg_0004 やアトランタ生まれの長身デ イビット・ジャクソンもドラムスを叩きながら歌う。このバンドは元オーナーの飯塚文雄(Fi)の肝いりで2000年に結成されたが、当初からのメンバーであるマイティ大場(PSG)以外はみなソロでも歌い、ハーモニーボーカルにも参加できるのが強みだ。店Img_0029_2 の入Img_0027_4 口付近のフロアーではThe Tokyo Cowgirlsを主宰するキューピーことジャクソン優子が生徒たちとSlapping Leatherや最近ヒットしてるGood Time(歌:Aジャクソン)の振り付でバンドに合わせてステップを踏み、筆者のお隣ではジミー時田の大学同期というカントリーハットのファンが熱心に耳を傾けている・・・。再びケンがよく通るハリのある声でFrouleinを。そういえば、過日ロンスター・カフェで開催された大学OBバンド合戦でも聴かせてくれたいい曲だ。キャンディのOnce A Dayでは、女声のメロデイラインに男声3パートハーモニーがしっかり溶け込み心地よい。ケンがMハガードのラブ・バラード、Today I Started Loving You Againで余韻を残し休憩に入る。
 
酒豪の誉れ高い上田女史が隣客に話に来られたので、バーボンをお勧めしたとろ、”あまり薄めないで~”に納得、オンザロックスをお作りした。”辞書を引いても分からない英語は上田さんに訊いている”とケンが紹介するだけあり”カントリー音楽英語”の先生としての存在感は大、歌うとBlue Kentucky Girlなどもお上手なのです。さあ、2ndセットはクリスマス・ソング特集。もともとはJデンバーの曲でAジャクソンがカバーしてる曲を筆頭に、定番のBlue Christmas、White Christmas、Winter Wonderlandなどなど。年一度しか歌うことのない曲は覚えきれないので11月ころから練習を始めるとのこと。プロだから当然といえばそれまでだが。さて、MCを兼ねるケンによれば山下敬二郎もリバテイベルに遊びにきて歌うことがあり、彼のバックバンド務めるときは曲名がその場の雰囲気で決まるため対応に苦労するとのこと。逆に言えば、それに即応できるだけの力量があるバック陣ということだろう。先月、敬二郎の飛び入り出演をみたリスナーの感想記(リバティBBS)を読むと、彼のトークは吉本芸人顔負けのおもしろさだったという。さすがは、喜劇王の一人柳家金語楼ジュニア、血筋は争えない。また機会があればぜひ聴いてみたい。

最後のステージは、いつ聴いてもすばらしい名曲、熊本カントリーゴールドのチャーリー永谷がこの歌がきっかけでカントリー音楽のとりこになったというWild Side Of Lifeを、この夜はケン川越が熱唱した。キャンディはカントリーダンサーたちにも人気の”カウボーイの恋人になりたい”を裏声を駆使してキーボードを叩きながら、RyuはGジョーズのBartender's Bluesを情感こめて。バンドとしては新曲のLittle Wine Old Drinker Me(そう、おいらは飲み助さ)が流れ始めた。あのディーン・マーチンの曲だけに酒飲みには、歌う側も聴く方もほろ酔い気分になる。ケンのリードボーカルにキャンデイ、デイブ、Ryuの3パートバックコーラスが冴えわたる。初めて耳にしたこともあり鮮度は抜群であった。

文中敬称略  (リポーター:ロイ田沢 2009-12-23)

写 真:十河 昴(ソゴウタカシ)

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第4回千葉オープリー速報

P1030843s 今年の小樽フェスに遠路、リスナーとしてお運びいただいたカントリーミュージシャン赤井長久氏がチエアマン(実行委員長)を務める千葉オープリー(12/7)に行ってきました。会場はライブハウスのため手狭でしたが、運営にたずさわってこられた県内諸兄のカントリー音楽への思いの深さが伝わってきて心底感服しました。飲食もできる屋内型コンサートでは京都オープリーが大先輩ですが、千葉もできるだけ長く続くことを祈って止みません。Cheers to Chiba Opry! 以下ロイ田沢が詳細リポートします。

京都オープリーに追いつくか
千葉もカントリー、ブルーグラスが盛んです

第4回千葉オープリー(12/7@JR千葉駅西口・ピーナッツボール1015)に初めて参加した。過去3回とも日取りは12月上旬日曜日、開催場所も固定して継続しているという。にぎやかな駅東口から、やや離れた西口にある駐車場ビル地下のオールディズ中心の老舗ライブハウス(Since1987、オーナー中島義美)が会場だ。14:30開演直前に駆け込んだときには店内はすでに100人超えのファンで満杯。黒ハットが似合う若手の今関雅喜(ウエンスタン・ショップ店主)の司会で定刻開催。ナッシュビルから帰国間もないチエアマン赤井長久がライマン公会堂見学の印象を報告したあと音頭を取り、チェアーズならぬチバ(千葉)ーズ!、 18名の県民カントリーシンガーたちと、PSG担当で事務局長の竹井大輔など5人編成のバック陣による千葉県版グランド・オール・オープリーがここに開幕した。トップはステーキハウスのオーナー高木研二のProud Maryから。マイマイクを持ち込んでの熱唱だ。続いて、同店シェフ高橋利尚がカントリーダンサーたちを喜ばせるDヨーカムのCrazy Little Thingをエレキギターを弾きながら。千葉のGストレートと尊称されてる印旛郡の牧場主、国枝喜美雄が名曲、The Cowboy Rides Away とDoes Fortworth Ever Cross Your Mindを披露。こんな調子で、舞台はオープリー方式で一人2曲づつテンポよく進行。客席後方では少々窮屈ながらも星典子の主導で7~8名のカントリーダンサーが軽快にステップを踏んでいる。C&Wを歌い始めて50年の藤倉孝義のGreen Green Grass Of Homeでは語り部分のみを分かりやすく日本語で決めたのはよかった。2曲目のThere Goes My Everythingではバック陣にサイドギターで入った渡辺幸博のハーモニー・ボーカルも利いてお見事。さて、お次は「切り抜きカントリー倶楽部」編集サポーターでもある建機大手勤務の菅原信一。Mハガードの青少年を励ますOkie From Muskogee、EからFへの転調も効果的で、客席のご母堂もご満足そう。ボーカル歴わずか3年と謙遜しながら1920年代の古い曲、JロジャースのWhy Should I Be Lonelyもなかなかの味わい。木更津から参加の佐久間実は、ブランソンに自前のシアターをもつMバンディのI Could Never Be Ashamed Of YouとKクリストファーソンのHelp Me Make Through The NightをWネルソンバージョンできれいな発音で歌い上げた。第1部のトリは司会も兼務する今関がGストレートのナンバーからクリスマスシーズンにふさわしいJingle Bell Rockと、AジャクソンもカバーしてるMurder On Music Rowで締めた。

ロンスター・カフェの金子早苗店長の姿が見えたと思ったら、オーナーの金平隆が特別ゲストに招かれていたことが分かった。そういえば出演陣やファンにはロンスター・レギュラーバンド関係者やロンスター倶楽部会員も少なくない。金平は最新の自作CD”ハンク・ウイリアムス集”の販売PRも兼ねLost Highwayを披露し、休憩を挟み第2部に入る。小学校時代からカントリーを歌ってる渡辺幸博がRエイカフで有名なWabash Cannon BallとRトラビスのOn The Other Handを熱唱したあとは、女性歌手登場。司会が”英語の先生なので発音がきれいです”と紹介、高山洋子が茶系のカントリースタイル(ロングスカート)で曲はGuitar TownとShe's In Love With The Boyだ。銀座のブルーグラスの殿堂、ロッキー・トップなどで活動してる後藤功(Gi&Vo)がデズニー・ランドや成田空港を例に挙げお国自慢をした上で、You All Comeの唱和を客席にうながしながらテンポよく歌う。ジョイ・カントリーの推進者、小濱政夫(Gi&Vo)も参加して、日大OBの比企真(Fi)や同斎藤雅巳(Bj)、法政OB佐藤秀人(Ba)から成る一応ブルグラ編成で、これぞブルーグラスの代表曲F&SのRollin' My Sweetbaby's Armsを疾走感あふれる演奏で盛り上げた。 なお、バックバンドはこの他にドラムスがWild Westの伊規須朋行、PSGは前記竹井、上智OBで乳業大手勤務、天才ばぁぼんずのリーダーでもある。2部は続く。長身、ちょび髭の金萬喜昭がギターなしで登場、ロンスター・カフェ・スターの一人で、Please Help Me I'm Fallin'とLove Love Loveを歌う。おなじみ熊本カントリー・ゴールドのツアー・コンダクター前述小濱のソロ・ボーカルの出番がきた。戸籍名はコハマなのだが、米・新大統領にあやかりオバマですと自己紹介し、カントリー・ゴールダーで彼のサポーターでもある”おもしろ3人組”(内お一人は、はるばる仙台から)に謝辞。ロッキー・トップのレギュラーバンドLonesome Grass Boysで鳴らしてるだけに自信のステージで、譜面台の歌詞がよく見えないとぼやきながらもAlways LateとThat's The Way Love Goesを。分刻みの進行は16:32に終了、休憩中に店の中島オーナーが挨拶に立ち、昨今の世界的経済環境の悪化を意識してか”今日のこの元気を日本経済に活かしてほしい”と時宜を得ていた。
 
会場内は佳境モードに入り、終盤トップはデュエット・シンギングの男女Sala's Bank(ギター/金子源、マンドリン/ジュンコ)で、Cruel Moonの前のTeach Your Childrenの美しいハーモニーが印象に残った。来年、古希を迎える鎌ヶ谷の近藤功一はGストレートのTroubadourに続き、秋川雅史の”千の風になって”を自作?の英詞で披露、You Tubeでも視聴できるという。英題はA Touthand Winds、隣席の近藤ファンがそっと教えてくれたのだが、彼はルイ・アームストロングの自叙伝を翻訳したこともあるという。自前のバンドMidnight Cowboysを持つ八千代市の金森重恭は丁寧に曲の内容を説明しながらAmarillo By MorningとLittle Bittyを、ラスマエは大御所、寺本圭一のバンドでギター奏者を務めた東條英基、Those Old Love Lettersでは歌詞の意味を日本詞で読み上げ、She Thinks I Still Careでも内容説明を簡潔に済ませてから歌いはじめるなど、さすが師匠を範としてることをうかがわせた。また、舞台中央のマイクに下がるシンボル旗CHIBA OPRY「写真参照」は彼が丹誠込めて縫い上げたものという。さあ、大トリは赤井長久だ。都市銀出身だけあり、手にしたエレキギターのネックにはBANK AKAIとインレイされている(なにせ筆者の席はかぶりつきでしたから)。HトンプソンのA Six Pack To Goの次はMバンディのHere I Am Drunk Again、客席に歌詞カードを配り”Here I am I'm drunk again”(おいらまた酔っちゃった)をみんなに歌わせる。この日ばかりは、すでに出来上がったリスナーもいたようで店内には陽気な歌声が響きわたった。赤井はまた慶応三田会カントリー部会の重鎮の一人で、Hilltop Ramblersのリーダーとしてカントリーダンサー連にも親しまれてるシンガーである。この日はナツコ・グレースの姿はなかったが前述ダンシング・テキサスのナンバー2の星が活躍していた。

P1030852s 18:00少し前、フィナレー曲 I Saw The Lightを合唱して、3時間強の第4回千葉オープリは104名(主催者発表)のカントリーミュージシャン、ファン、家族友人、カントリーダンサーたちを堪能させて無事終了した。それにしても、ただ好きなだけでこれだけのことが出来るだろうか。何がこのように多大な労苦が伴う音楽イベントを企画、推進、参加、協力、協働させるのだろう。今回の構成をみるとワンバンドで18人の歌手を相手に33種の曲を一挙に消化したことになる。各人の演奏スキルもさることながら相当の体力が要求されるはず、先ずはこの5人のバック陣に最大限の敬意を表したい。

津田沼のスタジオを借り切ってこの10月から5回のリハを重ねての集大成、関係されたみなさま、本当にお疲れさまでした。日本人のセンチメントに訴え、心に響くものがカントリー音楽にはあるのでしょうね。僭越ながら最後に、次回に向けての提案です。満席の店内での紫煙もうもうは演奏者にもきついはずですし、カントリーダンスシーンのあるところでは女性も多く、集客阻害要因になりかねません。また、ときたま起こした”バンドの風邪引き”(今関)はご愛敬としても、PAでは素人耳にもフィドルの音量が大き過ぎるように感じました。

文中敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2008-12-9)

取材協力:赤井長久、竹井大輔
写   真:実行委員会

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国立でウエイファー単独ライブ

Dc22s 3年ぶり3回目の小樽フェス(6/27)出場が決まったThe Way-Faring Strangersが、今年4回目の演奏を12/5(金)、彼らのホームランド東京・国立の”はっぽん”で披露しました。バンドリーダー近藤俊策さんの教え子ガールズ・デュオ2組リリーレンレンと梅ジャムなどをファミリー・ステージに組み入れた3部構成で、後半には”母からの便り”の歌詞カードを客席に配りみんなで歌いました。この曲は英詞で歌う福森千花のレパートリーでもあります。なお、来年もまた神戸からThe Shaggy Mountain Boysが参加するため、伝統の名門ブルーグラスバンドの東西対決が、東京を飛び越え小樽で実現することになります。どうぞ、ご期待ください。

写真:K二ノ宮

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札幌ビートルズの殿堂で

Chika Chika2 第6回小樽フェス(6/27)に出場が決まっている福森千花が11/18(火)久々に地元札幌でライブ、超満員の店内を沸かせました。会場はビートルズ・カバーバンドとして全国有数のCavern Club Bandが連夜演奏してる札幌キャバーン倶楽部(オーナー:緒方命二さん)です。このバンドの主力メンバーが来年もまた千花ちゃんの小樽での舞台をサポートしてくれることでしょう。

写真提供:由美

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