所沢ローンスターピクニック速報
カントリーフィーバーで雨雲退散
首都圏のカントリーダンサー所沢航空公園に集う
第14回ロンスター・ピクニック(5/24、主催:ロンスタークラブ/会長 JT金平@所沢航空公園・半ドーム野外ステージ)は懸念された雨はむしろ手ごろなおしめりで収まり、ウエスタン・スタイルで着飾ったカントリーファンでにぎわい無事終幕した。ロンスターカフェ(東京・高田馬場)でレギュラー出演しているなかからこの日は10バンドが参加したが、あと一ヵ月余に迫った小樽フェスに参加する3バンドに注目してみた。
★小樽フェス初参加のケン川越とWestern Croonersは5人編成だが、うち4名が歌えるのが強み。ドラムスのデイビッド・ジャクソンもGジョーンズのHe Stopped Loving Her Todayを歌った。ドラムスを叩きながらの語りはかなりの難易度ではと感心する。北海道深川市生まれのケン川越はOkie From Muskogeeを太く張りのある圧倒的な声量で歌い、同行するジャクソン優子などカントリーダンサーたちのブーツさばきも際立った。
★小樽フェス2度目の参加でトリをつとめるOle Country Boysはこのピクニックには初回から連続参加の記録を持つ。北海道遠征に備えたのか、夕張メロンカラーの淡いグリーンと淡いオレンジ色の半袖シャツで登場。アップテンポでダンサブルな Chattahoocheeや Don't Rock The Jukebox、バラード Here In The Real World とAジャクソンのオリジナルに、Summertime Blues、Tall Tall Trees、Who's Cheatin' Whoと彼がカバーしてる曲も加え、全6曲をAジャクソン特集としてまとめ歌い上げた。演奏前からサポーターダンサー達が舞台前で待機しており、いきおい演奏陣にも気合いが入るというもの。
★小樽フェスの常連、おおの真虎が今年も札幌から参加。例年通り、ハーモニカのチャーリー(東京)とのユニットでSong For Life、Any Time、オハコのCity Of New Orleansなど4曲。5年前には腰痛のため椅子で演奏、真虎の師匠でもある司会のJTに“肝臓をやられると腰にくる。飲み過ぎでは”と警鐘を鳴らされていたが、今年はかなり痛々しく心配だが、髭をたくわえた風貌はマイク真木にも似て貫禄あり。
★さて、今年の小樽フェスのテーマは鉄道。この日も何曲か鉄道ソングが演奏されたがJTとともに司会も担当の横地みずほ(Wild Wood Roses)が歌うMy Baby Thinks He's A Trainはインストの列車音と相まって鮮烈だった。JキャッシュはあのFolsom Prison Bluesでも知られるようにトレイン・ソングの名手の一人だが、娘のロザンヌがこの曲をカバーしてると聞いて血は争えないと納得した。
★終幕近い夕刻4時にはJT率いるTexas Companyが登場。舞台背後のテキサス州旗(ロンスター)が一際輝く。舞台前のダンスステージとその回りにはざっと100名超えのダンサーたち。もう過密状態だ。JTが自作のTexasをフィドルを弾きながら、弓で指揮をとりながら日本詞で歌う。小雨は上がり青空さえ覗いている。ジミー時田も出ていた初期のころはダンサーは数名だったという。この隆盛、隔世の感、これも地道に継続してきた関係者の努力とカントリー音楽への愛着のたまもの。来年の15周年が待ち遠しい。
文中敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2009-5-25)
写真:林郁二
| 固定リンク


コメント