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アメリカ生まれの弁慶号見学記

  • 鉄道ソングが聞こえるPic_08_03・・・ 弁慶号
    かって北海道開拓の担い手として活躍したアメリカ製(ポーター社)蒸気機関車、弁慶号を見るため鉄道博物館(さいたま市大宮区)を訪ねた。
    1880年11月、日本で3番目の鉄道が開通(小樽・札幌間)、先ずは、義経号と弁慶号が輸入され、その後しずか号など1884年までに同じ型式計8両が輸入されたが、現存するのは義経(1号、大阪・交通博物館)、弁慶(2号)としずか(3号、小樽・総合博物館)の3両のみであることが分かった。弁慶号はきれいに磨き上げられ、独特の大きな煙突(ダイヤモンドスタック)とカウキャッチャー(牛への衝撃を軽減するため?素材は鉄ではなく木)はもちろんだが、先頭部に彫り込まれた数字の2(号車の意)が特に目立つ。Pic_08_04_2 客車・開拓使を連結しての展示である。この客車もアメリカ製(ハーラン&ハリングワース社)で、22人乗り賓客専用車。水洗トイレやストーブ付、座席は対面4人掛け、ディナーテーブルもある。弁慶は石炭や貨物だけの輸送機関車ではなかったことが分かる。小さな案内版には「♪線路は続くよ」はアメリカの鉄道敷設従事者たちが歌ったもので1955年に日本に紹介され1967年に大ヒットしたとある。小さなスピーカーでこの曲を流すといいのではと思う。
    また弁慶の模型ケースもあり、ずんぐりした雪払車が弁慶の先頭に連結されていた。すぐそばには石炭2塊が置かれた展示ケースも、なるほど今の子供達は黒いダイヤ、石炭などは知らないからなのであろう。それにしても本州は英国製、九州はドイツ製、北海道はアメリカ製を輸入したわけは、単に一国偏重はコスト高につながるからだけなのか。北海道の開拓史、アメリカの鉄道、カントリー音楽、何か目には見えない線路でつながっているように思えるのだが。  
  • (リポーター:ロイ田沢 2009-5-20)

ミニ鉄道史
1825年 英国でストックトン、ダーリントン間世界初の鉄道開通
1854年 ペリー提督、日本に汽車模型を持ち込み公開
1871年 日本向け1号機関車製造、英国バルカン・ファンドリー社
1872年 新橋、横浜間開通
1874年 大阪、神戸間開通
1880年 義経、弁慶号製造(帆船トベイ号で小樽へ)
1880年 小樽、札幌間開通
1882年 小樽、幌内間開通(開拓使号にはホロナイではなくPORONAI~とある)
1895年 国産2号機関車、大勝号小樽で製造。現存最古 

1900年 鉄道唱歌「♪汽笛一声新橋を~」制定
1904年 小樽中央駅、函館間開通
1909年 アイアンホース号製造 米国ポーター社
1950年 歌謡曲「♪僕は特急の機関士で」発売
1964年 新幹線開通(私事ながら10/1開業初日名古屋まで乗車しました)

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