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2011年6月の投稿

速報:6/28はっぽんライブ

ウエイファーみな元気です

国立でブルーグラスの遊び方伝授

Dsc03075s Dsc03074s「近藤俊策流ブルーグラスの遊び方」(毎月第4火曜日@国立・はっぽん)が久々に再開された。この日(6/28)は近藤がリーダーを務めるThe Way-Faring Strangers(WF)としての演奏も聴けるというので勇んで参加した。通常はあらかじめ決められた曲のワークショップから。“生徒”はキター、マンドリンなど思い思いの楽器を持参して勉強、授業料もないので気楽に参加しているが、生徒の中からはすでにガールズ・デュオ、“カシオペア”(マンドリン&ギター)がデビューを飾っている。ワークショップが終わり、参加生徒やリスナーが舞台に上がり、先ずは“カシオペア”から。近藤が介護役を兼ねマンドリンとハーモニーボーカルで、WベースでWFの林京亮が援護、Keep On The Sunny Side、Song For Life、Where Could I Go Back To The Load の3曲を発表した。

続いて、“小樽フェスや新春所沢カントリー音楽祭で、またカントリーやブルーグラスのフェス、コンサートのライブ評でもおなじみの・・・”と筆者が紹介され、Together Againなどカントリー3曲を歌わせていただく栄誉に。本来カントリーでの間奏にはマンドリンは向かないとされているのに、さすがうまくこなし、Heartaches By The Numberではハーモニーボーカルまでつけてもらい感激のステージであった。元Castle And Gateの田村守が次ぎに呼ばれた。東大在学中に“おはなし”、“母からの便り”、“チャペルの鐘の音”など50曲あまりのフォークソングを作詞作曲、飲料大手退職を機に、昔取った杵柄の仲間入りを果たすべく目下準備中という。この夜はThis World's No Place To Live In But It's Homeを聴かせてくれた。

Dsc03078s Dsc03076s近藤の持病治療のため休止していたWF5人男の時間がきた。“病気持ちの多い我々、持久力はなくなっが、30分程度のステージなら。医者からも大きな声を出してもいいといわれた ”(近藤)とMC。おなじみOld Flame、Blue Ridge、Long Black Veilなど不動のブルーグラス・ハーモニーで、30名近いリスナーを魅了した。エンディング曲はバンド名にふさわしいWayfaring Stranger。ドブロの武田温志もコーラスに参加して健在ぶりを示した。バンジョーの萩生田和弘はノン・アルコール・ビールから本物ビールへの切り替えはまだできないようだが、若さもありギターの金子武美がその分、ハードリカーでもなんでもこいの酒豪ぶりである。フリーランス・フィドラーの陶山直義(立川在住)がWFに加わった。ブルーグラス編成での“オレンジ列車”もまた楽し。陶山の弓は滑らか、もともとバンジョーが得意な金子のソロに、マンドリン近藤のソロも炸裂した。客席から、これまた列車ソングの名曲“ワバッシ・キャノンボール”のリクエストが飛び、舞台から下りていた武田は、ドブロはこの曲に不可欠なので急きょ呼ばれ、“弾いたことがない”といいながらも間奏をそつなくこなしていた。ボーカルもうまい陶山は満足げであった。実は、この辺が今までのWFと変わったところだ。なじみのない曲にも柔軟に対応、リスナーへのサービス精神とエンターテイナー魂が垣間見られた一夜であった。

WFより10年若く、1969年結成のモダンフォーク・グループ、KENTのリーダー、石上巌(Bj)と笹木昌樹(Gi)が舞台に。都内の高校時代から息のあった2人、ブラザーデュオ・スタイルで披露したのはColumbus Stockade Bluesだ。笹木の裏声も、石上のバンジョーも冴える。極め付きはアンコールで歌った“かしまし娘のテーマ”、三味線の代わりのバンジョー効果、笹木のお笑いポーズと“ウエイファーよ永遠なれ”の励ましの言葉と相まって、客席のテンションは一気に上がった。

<WF関連の今後の予定>
7/26(火):「近藤俊策流ブルーグラスの遊び方」国立・はっぽん、
8/23(火):同上

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2011-6-29)

写真:笹木昌樹

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速報:6/18バック・イン・タウン

モダンフォークのフロッギーズ、ジャズ合唱団とコラボ
軽快で濃厚なハーモニーに酔う

梅雨の真っ最中、都営新宿線・曙橋から徒歩3分にあるモダンフォークの殿堂、アコースティック音楽のショーケースBACK IN TOWNに行ってきた。この日(6/18)は所沢新春カントリー音楽祭(TCM2011)に初出場願ったカレッジフォークの名門The Froggies(リーダー:小山光弘)に、我が国トップクラスのジャズコーラス・グループTime Five*が主宰する音楽学校(代表:田井康夫)の生徒たちThe Joyful Singers(混声総勢30名)が友情参加する構成だ。開演1時間前に店に着くと、玄関には全席満員、そしていつもの終日禁煙のサインが目に付く。電気楽器使用の演奏はできないが、アコースティックであればカントリー音楽も楽しめる日もあるなど、BITはその基本コンセプトを理解する多くのファンに支えられ、今秋めでたく10周年を迎える。

Img_8300_r Img_8343_r19:00:MC小山の挨拶と当夜の進行案内のあと、おなじみMFQナンバーJordan Riverでキックオフ、“蛙さん”サウンド健在なり。Shennandohが続き、The Froggiesはこの2曲だけでJSに引き継ぐ。広くはない舞台だが、30名がなんとか収まり、全員譜面を手にすることなくIt Don't Mean A Thingを披露する。約半数が残り、Don't Dream Of Anybody But MeとThe Giftの2曲を。バックミュージックはカラオケだが臨場感満点だ。終わると別の約半数15名と入れ替わり、ポピュラーなLove Is A Many Splendored Thing(慕情)とLullaby Of Birdland。男声は黒シャツに各色違いのネクタイと黒パンツ、女声もすべて黒系の衣装。最近、全国的にアカペラゴスペルが流行だが、JSの歌唱スタイルは大げさなボディ表現はなく、といってクラシック系合唱団のような固さもなく・・・の印象である。

Img_8317_r舞台は再び30人でBirdlandから、先の“バードランドの子守歌”とはまた違う味わいの曲だ。But Not For Me、One Voiceと続き、アンコールにはBrazilで応えた。筆者には馴染みの薄い曲が続いたが、これらの全9曲をすべて暗譜で絶妙のハーモニーで聴かせるとは、口ずさむだけのスキャットも多用されてはいるが、半端ではない練習量と指導陣のご苦労があることと敬服せざるを得ない。客席総立ちの拍手であった。

20:20:“人数と迫力では負けるが、我々は楽器を弾きながら歌える”(MC小山)と言いながらThe Froggiesのメインステージが始まった。家族で野球を楽しむ歌、Take Me Out To Ballgameから、福田元総理そっくりさんの小池順一の吹く笛が効果音だ。2曲目は小池のソロボーカルで Early Morning をしっとりと。続く軽快なBrandy Wine Bluesでは、いつもバンジョーの土岐純夫がギターソロもすばらしいところを見せてくれた。調弦の時間稼ぎに小山が旧友、田井との縁で2年前に西荻ジャンボリーでJSと共演の機会を得、今回は2回目の巡り合わせであることを紹介してから、Four Strong Windsを。終わるとすかさず、麻雀の東南西北のことを歌ったわけではありませんと笑わせる。

Img_8470_r Img_8432_rプログラムは佳境に入り、なんとカントリーの名曲Crazyをやるという。土岐のソロボーカルにWベース、渋谷正人もふくむトリオでバックアップハーモニーをつける。ブルーグラスとカントリーの相互乗り入れが多い本場アメリカだが、日本もその例外ではなさそうだ。JSからの選抜代表5名が舞台に合流してMighty Mississippiが流れ出した。2人の女声ボーカルが得も言えぬ味わいで、陶然とさせられる。この5人組は舞台に残り、こんどはカントリーを歌うという。ハットをかぶり黄色いバンダナを首にまき、2人はギターを持ち、シャーリー・マクレインのSentimental Ol'(Ole,Old) Youだ。余談だが、確認のためYou Tubeを聴きながらこの記事を書いているが、カントリーらしい実にノリのいい曲。パソコンの前で、ついThe Joyful Singers, Thank you! と叫んでしまった。

さあ、The Froggiesは終盤に入る。1967年、全国ヤマハ・ライト・ミュージック・フォーク部門で彼らが歌い優勝した“コキリコの唄”(富山県民謡)は、英語曲だけが流れる中での日本語曲は一服の清涼剤。続くGolden Bellsは曲調が“サンフランシスコ・ベイ・ブルース”によく似ており、バンジョーも軽快に響き渡り、つい足を踏み、膝を叩かずにはいられない。そして、アンコルー曲はWhat A Wonderful World 、アンコールの拍手が鳴りやまず、本当のおしまいは“鉄腕アトム”のテーマソング、懐かしき手塚治虫の世界に、いまやシニア世代のリスナーたちは思わず童心に帰ったことであろう。リスナーとして参加した顔ぶれには、Time Fiveに心酔するモダン・フォークのKENTの笹木昌樹、Mod-Kino の林郁二、ウエイファーの林京亮、赤門ブルーグラスバンドの河出卓郎、女性だけのベンチャーズ・トリビュートバンドを率いる日野憲子などの姿もあった。終演:21:30

なおThe Froggiesは、我が国最古参ブルーグラスのThe Way-Faring Strangers(TCM2010,11出演)ともども、ここBITで開店10周年を祝うライブ(11月開催予定)を行う。またTime Five音楽学校のポピュラー・コーラス・コースの発表会が7/9に内幸町ホールで開催され、The Joyful SingersのほかTime Fiveも出演する。入場無料。問い合わせ先:(株)タイムランド、電話03-5730-2505

*Time Five:メンバー5名とも同志社大学、軽音楽部(ハワイアン)OB。卒業後、直ちに東京でジャズコーラスのプロとして活動。結成45年のベテラングループ。

 
敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2011-6-19)

写真:林郁二

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速報:6/12青梅WMJ

屋内ピクニック型カントリー音楽イベント
入場総者数200名、昭和レトロの街・青梅にぎわう

1ito所沢から西武国分寺線、西武拝島線、JR青梅線を乗り継ぎ、といえば時間がかかりそうだが、途中難読な駅名、福生(フッサ)、小作(オザク)、河辺(カベ)を経て1時間もかからず、青梅駅に。6月第2日曜日の朝11時から始まる屋内型ピクニックスタイルの街おこしコンサート、West Mountain Janboree(6/12、@JR青梅駅前スーパー3階特設会場、主催:WMJたまごの会/代表・日向和田(ヒナタワダ)徹「写真」<本名:伊藤哲夫>)は今年めでたく第2回目を迎えた。会場入りすると、舞台位置は180°転換し昨年と向きが逆、背後には映画看板の代わりにカンザス、オクラホマ、ケンタッキーなどの州旗がディスプレイされ、時節柄「けっぱれ東北・日の丸・がんばれ日本」の手作り旗が舞台前に。受付には3.11義援金箱も用意されていた。ダンスフローアは広く、客席の大半はテーブル付で前回よりリラックスできそう。客席後方には今年も手芸・工芸など手作りクラフト品の展示即売コーナーが並び、生ビールスタンドもある。階下のはスーパーでは酒類も5%OFFで購入できる。出演陣やリスナー、ダンサーはここ多摩地区沿線、とりわけ河辺のbaby eggを根城にするアマチュアバンドや国立はっぽんに出入りの人たちが目立った。新春所沢カントリー音楽祭(所沢カントリミーティング・TCM)でなじみの顔ぶれでは、大月カントリー愛好会会長・ジミー藤本(PSG)率いるGrass Country Boysが初参加したが、昨年参加してGジョーンズやBオーエンズを熱演したWalking Backはドン笠原(リーダー、Gi&Vo)が福島県出身で被災関連で多忙のため不参加だった。筆者はTCMの常連バンド、Bluegrass Tuesday(リーダー:大庭進)の仲間とリスナーとして参加したが、会場では新大久保でカントリー・カップルダンス教室Y&Yを主宰する吉田徹にも偶然出会い、ステージ右手かぶりつきに陣取った。 以下、1tv 地元TV局(TCN、放映予定後掲)の取材カメラが回る中、沖縄出身の軍畑(イクサバタ)三郎の歯切れのいい総合司会でプログラムはテンポよく進行する。ちなみに主催スタッフの名前には青梅沿線の難読駅名が冠されていることが後日分かった。

★11:00 まず、ヒナタワダ代表が挨拶。“挨拶は短いほどよし”主義の榎澤誠市議も簡単に。駅前商店街の振興には相当尽力されておられるようだ。

1suyama ★11:10 Texas Brothers(カントリー、グレート陶山、立川)
Kentucky Waltzではフィドラー陶山「写真」が珍しくボーカルも披露、水口ひとみとのハーモニーは秀逸だった。50歳代からバイオリンを始めた1948年生まれの陶山は、がんばる団塊の世代を象徴する。

1pony 1dancers ★11:20 Pony(カントリー、あきら、青梅)
ひとみがJambalayaを歌い、カントリーダンサーたちも踊り始めた。まずは初歩的振り付けのスライド(Electric Slide)で足慣らし。あきらがリードを取るMy UncleやUnder Your Spell Againもノリノリだった。

1sfp ★14:30 Sun Field Pickers(ブルーグラス、片岡光彦、日野)
MC内田不二雄(Gi&Vo)が持ち時間厳守を約束した上で、無難なBlueridge Cabin Home
から。軽快なSalty Dogの後は“埴生の宿”をアップテンポのブルーグラス調で、喜寿超え?最高齢を誇るベース奏者(エレキ・アップライト型)「写真右」のソロ演奏にはみな大喝采。マンドリンの小崎竣尾(ミネオ)は某私大の現役教授、学生時代から有名バンドで鳴らしただけあり余裕たっぷりの演奏スタイルはビジュアル効果も満点、見ていて飽きない。ビル・モンローのインスト秀作、“ローハイド”(TCM常連のOle Country Boysが得意とするローハイドとは同名異曲)ではギターをふくむ各楽器がソロを取り、これぞブルーグラスのドライブ感を堪能させてくれた。

1tensai 1hitomi_2 ★12:00 天才ばあぼんず(カントリー、平山孝人、千葉)
上智大OB中心に1994年結成。アメリカン・ウイスキーのバーボンから当時人気の漫画・天才ばかぼんを発想して命名。このバンド名のおかげで、ここ青梅にある赤塚不二雄記念館の公認バンドのお墨付きを得た。最近女声ボーカリスト2名を迎え7名編成とした。バンド・マネージャーでPSGの竹井大輔は乳業大手・九州工場勤務だが遠路駆けつけ、リーダー平山は東京有名私大の理工系教授が本業と、全メンバー現役バリバリ。水口ひとみ「写真」がPick Me Up On Your Way Down(Cウオーカー・バージョン)とC'sst La Vie(Eハリス・バージョン)を、ロックに強いこの3月入団の宮本ともみがイーグルズのDesperadoを披露、ラストは星野修のソロボーカル、Country Comfortで締めた。

1welkins 1welb ★12:30 The Welkins(モダンフォーク、飯田辰雄、、日野)
初参加のザ・ウエルキンズは、今年のTCMで好評だったザ・フロッギーズを思い起こす。ギター2,ベース、バンジョーをかき鳴らしながらのカルテット・ボーカルは清涼感にあふれる。結成はブラフォー華かなりし1967年、中央大学時代。そして2006年にリユニオン、まさに埃をかぶったギターを40年ぶりに押し入れから取りだして、カレッジ・フォーク時代へご帰還である。ギターとテナーVo の開沼稔(墨田区)以外はリタイア組。とはいえリーダー飯田、中村克己「写真」(ベース&バリトンVo、大宮)、島田邦夫(バンジョー&Vo、市川)いずれも居住地がばらばらで練習がままならない。それでも月1回は東京・代々木にスタジオを借り、鉄壁のハーモニーを目指し研鑽に励む。キックオフは彼らがお手本とした本場MFQのナンバーSing Outから。おなじみブラフォー・メドレー“500マイル”、“花はどこへ行った”、“七つの水仙”では会場は大いに和む。再びMFQのJordan's Riverで軽快に締めくくった。次回公演は7月9日(土)、baby egg(河辺)で。

1baby  1danceb ★13:00 baby egg(カントリー、水口ひとみ、青梅)
青梅線河辺のカントリーライブハウス“baby egg”(店主:水口ひとみ)のハウスバンド。ひとみママはカントリーダンスの普及にも熱心で、WMJたまごの会の副代表。カウガール・コスチュームに工夫を凝らし、カントリー歌唱力は年々上昇、若さに任せレパートリーも増え続く。ステージには譜面台を置かないことでも知られる。編成はPSGに安達文行(故デーブ久保井のロングホーン所属)、ドラムスにWalking Backのイッセー(笠原一誠)、フィドラーに陶山などbaby egg常連ミュージシャンで固める。ひとみはダンサブルな“未熟な女”や男声とのデュオGuitars Cadillacsで、リスナーやダンサーたちを魅了した。

1motoki 1sss_2 ★13:30 Country Partners(カントリー、本木隆「写真上」、小金井)
地元小金井駅前のフラワーホールでオープン・コンサート(飛び入り自由)を主催。各施設巡回演奏などボランティア活動に意欲的なクラシック・カントリーバンド。MCが“古い曲だけをやるバンドです”と自己紹介。名曲、“カントリー・ロード”から始めた。インスト、Steel Guitar Ragでは、本木はあえてPSGではなく、エレキギターに持ち替えて演奏。Candy Kissesや女声ボーカルソロMockingbird Hillなどに続き、最後はベースマンが安達を呼びベース役を任せ、ギターを手にJキャッシュのI Walk The Lineを艶やのある低音で歌った。

1chaky ★14:00 SSS(ブルース、鈴木健二、青梅)
リーダーでメインボーカルの鈴木がご母堂(新潟在住)交通事故のため帰郷欠場。穴埋めに、”歌う商店主”(青梅駅前ブティック・FURUSAWA経営)のチャッキー「写真右」が指名された。まずは軽快にSan Francisco Bay Bluesから。そして持ち前の美声を響かせるI Can't Stop Loving Youでは会場の熱気は一気に高まった。全6人編成。先のPonyともども、ここ青梅に若手のカントリー系バンドがあるとは、いやむしろ田舎(カントリー)だからこそ、その土壌が豊かなのだろう。

1gcb ★14:30 Grass Country Boys(カントリー、ジミー藤本「写真右」、大月)
おまちかね、初参加GCBの登場だ。よく見ると車椅子のジミーの風貌はあの“鬼警部・アイアンサイド”(1970年代の米TV番組)のレイモンド・バー(吹替:若山弦蔵)をほうふつさせる。左足が不自由なため使用するPSGは特注品。“通常ペダルは左足使用、その反対側での操作は至難なはず・・・”と演奏歴17年の竹井大輔が感動しながら教えてくれた。ナイス小宮のリードVoにフィドラー、ジャック笹島がハーモニーをかぶせるBottle Let Me DownやSilver WingsのMハガードものもバッチリ決めた。フィリピーノのエマ(ご主人は日本人)が陽気に歌い、ステージから随時下りてはダンスにも加わる。リズムの要、ベースとドラムスはリッキー長房とヤン加藤がしっかり固めている。いつもMCを担当する元気ものゲッター山本は療養中だった伴侶を最近亡くし欠場、オープニングの名セリフI LOVE COUNTRYはエマが代行した。ゲストシンガーとしてロディオ渡辺が紹介されCrazy Armsを歌うと、笹島がテナーハーモニーをつける。カントリーデュオの味わいがみごとに発揮されてた。8月7日にはカントリーBBQパーティ(山梨県都留市・すげのレジャーセンター)が当バンドのホストで開催される。カントリー歌手、坂本孝昭、ヘンリー矢板。ベース奏者、小寺八。PSG奏者、ムッシュ大江、藤井三雄、尾崎孝、エレキギター、ダン岡山、ドラムス、ヤン加藤などプロ・ミュジシャンを招いての恒例行事。

1g4 1pa ★15:00 G4(フォーク、伊藤哲夫、青梅)
1960年代から地元青梅で活動していたフォークバンド、“グローリース5”が母体。1965年ころ八王子市民会館で開催のウエスタン・カーニバルで、当時のThe Wayfaring Strangers(TCMに定期参加)の前座バンドとして参加、彼らが演奏する“チャペルの鐘の音”(作詞・作曲、田村守)に感動したという。その思い出の曲をこの日に披露する運びである。先のThe Welkinsのように40年間の休眠後、G4として再始動。あいにく今回は1人減で、“青梅に免じて大目に見て”とMC伊藤がジョークを飛ばしながら、まずはBeautiful Brown Eyes、トリオボーカルがすばらしい。名曲“峠の我が家”ではチャッキーが再び呼ばれて、日本詞と英語を混ぜて歌う。PAの古里(コリ)隆「写真右」も途中からハーモニカーで参加。“モーリー・ダーリン”、“500マイル”と続き、くだんの“チャペル~”の演奏では3人の目には光るものが認められた。

1royr ★15:30 ジャムタイム
演奏指定曲(Route 66、 Foggy Mountain Breakdown、 I Saw The Light)がアナウンスされ、参加希望者を募ったが、フォギマンはバンジョー奏者不在で成立せず2曲のみで開始。やはりこの種イベントは終盤には空席も目立ち、アーティストも帰路を急ぐケースが多い。いつもつきまとう検討課題だ。

終演の挨拶でヒナタワダ代表は前回同様、“来年は開催できるかどうか分からないが、ぜひやりたい”との願望を述べた。定年を迎えた団塊の世代が生きがいとして活躍できるカントリー音楽の世界はこれからも健在であると思いたい。カントリー音楽でシニア層を元気づけ自分たちも楽しむ。若手カントリーアーティスト育成にも務める。Easy to say hard to do?  この入場料わずか\500のカントリー系イベント、ブルーグラスも加わりカントリーダンスも踊れるピクニック(持ち込み可。飲食自由)スタイルの屋内版としては、国内最大級といえそうだ。TCMは飲食不可。有名な阿蘇カントリーゴールドは屋外、京都オープリーはダンス不可、伊勢カントリーヘブンはブルーグラスがない・・・。 WMJの継続発展を祈念いたします。

敬称略   (リポーター:ロイ田沢 2010-6-14)(6/16推敲)

写真提供:WMJたまごの会

<TCN>
多摩ケーブルネットワークの放映エリヤ:青梅市、羽村市、福生市
放映日:6月28日(火)、30日(木)
放映時間:12:30、15:30、18:10、22:10
放映日:7月2日(土)
放映時間:10:00、15:30、18:10、22:10

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