« 速報/鎌倉でハンク佐々木ショー | トップページ | 速報:6/18バック・イン・タウン »

速報:6/12青梅WMJ

屋内ピクニック型カントリー音楽イベント
入場総者数200名、昭和レトロの街・青梅にぎわう

1ito所沢から西武国分寺線、西武拝島線、JR青梅線を乗り継ぎ、といえば時間がかかりそうだが、途中難読な駅名、福生(フッサ)、小作(オザク)、河辺(カベ)を経て1時間もかからず、青梅駅に。6月第2日曜日の朝11時から始まる屋内型ピクニックスタイルの街おこしコンサート、West Mountain Janboree(6/12、@JR青梅駅前スーパー3階特設会場、主催:WMJたまごの会/代表・日向和田(ヒナタワダ)徹「写真」<本名:伊藤哲夫>)は今年めでたく第2回目を迎えた。会場入りすると、舞台位置は180°転換し昨年と向きが逆、背後には映画看板の代わりにカンザス、オクラホマ、ケンタッキーなどの州旗がディスプレイされ、時節柄「けっぱれ東北・日の丸・がんばれ日本」の手作り旗が舞台前に。受付には3.11義援金箱も用意されていた。ダンスフローアは広く、客席の大半はテーブル付で前回よりリラックスできそう。客席後方には今年も手芸・工芸など手作りクラフト品の展示即売コーナーが並び、生ビールスタンドもある。階下のはスーパーでは酒類も5%OFFで購入できる。出演陣やリスナー、ダンサーはここ多摩地区沿線、とりわけ河辺のbaby eggを根城にするアマチュアバンドや国立はっぽんに出入りの人たちが目立った。新春所沢カントリー音楽祭(所沢カントリミーティング・TCM)でなじみの顔ぶれでは、大月カントリー愛好会会長・ジミー藤本(PSG)率いるGrass Country Boysが初参加したが、昨年参加してGジョーンズやBオーエンズを熱演したWalking Backはドン笠原(リーダー、Gi&Vo)が福島県出身で被災関連で多忙のため不参加だった。筆者はTCMの常連バンド、Bluegrass Tuesday(リーダー:大庭進)の仲間とリスナーとして参加したが、会場では新大久保でカントリー・カップルダンス教室Y&Yを主宰する吉田徹にも偶然出会い、ステージ右手かぶりつきに陣取った。 以下、1tv 地元TV局(TCN、放映予定後掲)の取材カメラが回る中、沖縄出身の軍畑(イクサバタ)三郎の歯切れのいい総合司会でプログラムはテンポよく進行する。ちなみに主催スタッフの名前には青梅沿線の難読駅名が冠されていることが後日分かった。

★11:00 まず、ヒナタワダ代表が挨拶。“挨拶は短いほどよし”主義の榎澤誠市議も簡単に。駅前商店街の振興には相当尽力されておられるようだ。

1suyama ★11:10 Texas Brothers(カントリー、グレート陶山、立川)
Kentucky Waltzではフィドラー陶山「写真」が珍しくボーカルも披露、水口ひとみとのハーモニーは秀逸だった。50歳代からバイオリンを始めた1948年生まれの陶山は、がんばる団塊の世代を象徴する。

1pony 1dancers ★11:20 Pony(カントリー、あきら、青梅)
ひとみがJambalayaを歌い、カントリーダンサーたちも踊り始めた。まずは初歩的振り付けのスライド(Electric Slide)で足慣らし。あきらがリードを取るMy UncleやUnder Your Spell Againもノリノリだった。

1sfp ★14:30 Sun Field Pickers(ブルーグラス、片岡光彦、日野)
MC内田不二雄(Gi&Vo)が持ち時間厳守を約束した上で、無難なBlueridge Cabin Home
から。軽快なSalty Dogの後は“埴生の宿”をアップテンポのブルーグラス調で、喜寿超え?最高齢を誇るベース奏者(エレキ・アップライト型)「写真右」のソロ演奏にはみな大喝采。マンドリンの小崎竣尾(ミネオ)は某私大の現役教授、学生時代から有名バンドで鳴らしただけあり余裕たっぷりの演奏スタイルはビジュアル効果も満点、見ていて飽きない。ビル・モンローのインスト秀作、“ローハイド”(TCM常連のOle Country Boysが得意とするローハイドとは同名異曲)ではギターをふくむ各楽器がソロを取り、これぞブルーグラスのドライブ感を堪能させてくれた。

1tensai 1hitomi_2 ★12:00 天才ばあぼんず(カントリー、平山孝人、千葉)
上智大OB中心に1994年結成。アメリカン・ウイスキーのバーボンから当時人気の漫画・天才ばかぼんを発想して命名。このバンド名のおかげで、ここ青梅にある赤塚不二雄記念館の公認バンドのお墨付きを得た。最近女声ボーカリスト2名を迎え7名編成とした。バンド・マネージャーでPSGの竹井大輔は乳業大手・九州工場勤務だが遠路駆けつけ、リーダー平山は東京有名私大の理工系教授が本業と、全メンバー現役バリバリ。水口ひとみ「写真」がPick Me Up On Your Way Down(Cウオーカー・バージョン)とC'sst La Vie(Eハリス・バージョン)を、ロックに強いこの3月入団の宮本ともみがイーグルズのDesperadoを披露、ラストは星野修のソロボーカル、Country Comfortで締めた。

1welkins 1welb ★12:30 The Welkins(モダンフォーク、飯田辰雄、、日野)
初参加のザ・ウエルキンズは、今年のTCMで好評だったザ・フロッギーズを思い起こす。ギター2,ベース、バンジョーをかき鳴らしながらのカルテット・ボーカルは清涼感にあふれる。結成はブラフォー華かなりし1967年、中央大学時代。そして2006年にリユニオン、まさに埃をかぶったギターを40年ぶりに押し入れから取りだして、カレッジ・フォーク時代へご帰還である。ギターとテナーVo の開沼稔(墨田区)以外はリタイア組。とはいえリーダー飯田、中村克己「写真」(ベース&バリトンVo、大宮)、島田邦夫(バンジョー&Vo、市川)いずれも居住地がばらばらで練習がままならない。それでも月1回は東京・代々木にスタジオを借り、鉄壁のハーモニーを目指し研鑽に励む。キックオフは彼らがお手本とした本場MFQのナンバーSing Outから。おなじみブラフォー・メドレー“500マイル”、“花はどこへ行った”、“七つの水仙”では会場は大いに和む。再びMFQのJordan's Riverで軽快に締めくくった。次回公演は7月9日(土)、baby egg(河辺)で。

1baby  1danceb ★13:00 baby egg(カントリー、水口ひとみ、青梅)
青梅線河辺のカントリーライブハウス“baby egg”(店主:水口ひとみ)のハウスバンド。ひとみママはカントリーダンスの普及にも熱心で、WMJたまごの会の副代表。カウガール・コスチュームに工夫を凝らし、カントリー歌唱力は年々上昇、若さに任せレパートリーも増え続く。ステージには譜面台を置かないことでも知られる。編成はPSGに安達文行(故デーブ久保井のロングホーン所属)、ドラムスにWalking Backのイッセー(笠原一誠)、フィドラーに陶山などbaby egg常連ミュージシャンで固める。ひとみはダンサブルな“未熟な女”や男声とのデュオGuitars Cadillacsで、リスナーやダンサーたちを魅了した。

1motoki 1sss_2 ★13:30 Country Partners(カントリー、本木隆「写真上」、小金井)
地元小金井駅前のフラワーホールでオープン・コンサート(飛び入り自由)を主催。各施設巡回演奏などボランティア活動に意欲的なクラシック・カントリーバンド。MCが“古い曲だけをやるバンドです”と自己紹介。名曲、“カントリー・ロード”から始めた。インスト、Steel Guitar Ragでは、本木はあえてPSGではなく、エレキギターに持ち替えて演奏。Candy Kissesや女声ボーカルソロMockingbird Hillなどに続き、最後はベースマンが安達を呼びベース役を任せ、ギターを手にJキャッシュのI Walk The Lineを艶やのある低音で歌った。

1chaky ★14:00 SSS(ブルース、鈴木健二、青梅)
リーダーでメインボーカルの鈴木がご母堂(新潟在住)交通事故のため帰郷欠場。穴埋めに、”歌う商店主”(青梅駅前ブティック・FURUSAWA経営)のチャッキー「写真右」が指名された。まずは軽快にSan Francisco Bay Bluesから。そして持ち前の美声を響かせるI Can't Stop Loving Youでは会場の熱気は一気に高まった。全6人編成。先のPonyともども、ここ青梅に若手のカントリー系バンドがあるとは、いやむしろ田舎(カントリー)だからこそ、その土壌が豊かなのだろう。

1gcb ★14:30 Grass Country Boys(カントリー、ジミー藤本「写真右」、大月)
おまちかね、初参加GCBの登場だ。よく見ると車椅子のジミーの風貌はあの“鬼警部・アイアンサイド”(1970年代の米TV番組)のレイモンド・バー(吹替:若山弦蔵)をほうふつさせる。左足が不自由なため使用するPSGは特注品。“通常ペダルは左足使用、その反対側での操作は至難なはず・・・”と演奏歴17年の竹井大輔が感動しながら教えてくれた。ナイス小宮のリードVoにフィドラー、ジャック笹島がハーモニーをかぶせるBottle Let Me DownやSilver WingsのMハガードものもバッチリ決めた。フィリピーノのエマ(ご主人は日本人)が陽気に歌い、ステージから随時下りてはダンスにも加わる。リズムの要、ベースとドラムスはリッキー長房とヤン加藤がしっかり固めている。いつもMCを担当する元気ものゲッター山本は療養中だった伴侶を最近亡くし欠場、オープニングの名セリフI LOVE COUNTRYはエマが代行した。ゲストシンガーとしてロディオ渡辺が紹介されCrazy Armsを歌うと、笹島がテナーハーモニーをつける。カントリーデュオの味わいがみごとに発揮されてた。8月7日にはカントリーBBQパーティ(山梨県都留市・すげのレジャーセンター)が当バンドのホストで開催される。カントリー歌手、坂本孝昭、ヘンリー矢板。ベース奏者、小寺八。PSG奏者、ムッシュ大江、藤井三雄、尾崎孝、エレキギター、ダン岡山、ドラムス、ヤン加藤などプロ・ミュジシャンを招いての恒例行事。

1g4 1pa ★15:00 G4(フォーク、伊藤哲夫、青梅)
1960年代から地元青梅で活動していたフォークバンド、“グローリース5”が母体。1965年ころ八王子市民会館で開催のウエスタン・カーニバルで、当時のThe Wayfaring Strangers(TCMに定期参加)の前座バンドとして参加、彼らが演奏する“チャペルの鐘の音”(作詞・作曲、田村守)に感動したという。その思い出の曲をこの日に披露する運びである。先のThe Welkinsのように40年間の休眠後、G4として再始動。あいにく今回は1人減で、“青梅に免じて大目に見て”とMC伊藤がジョークを飛ばしながら、まずはBeautiful Brown Eyes、トリオボーカルがすばらしい。名曲“峠の我が家”ではチャッキーが再び呼ばれて、日本詞と英語を混ぜて歌う。PAの古里(コリ)隆「写真右」も途中からハーモニカーで参加。“モーリー・ダーリン”、“500マイル”と続き、くだんの“チャペル~”の演奏では3人の目には光るものが認められた。

1royr ★15:30 ジャムタイム
演奏指定曲(Route 66、 Foggy Mountain Breakdown、 I Saw The Light)がアナウンスされ、参加希望者を募ったが、フォギマンはバンジョー奏者不在で成立せず2曲のみで開始。やはりこの種イベントは終盤には空席も目立ち、アーティストも帰路を急ぐケースが多い。いつもつきまとう検討課題だ。

終演の挨拶でヒナタワダ代表は前回同様、“来年は開催できるかどうか分からないが、ぜひやりたい”との願望を述べた。定年を迎えた団塊の世代が生きがいとして活躍できるカントリー音楽の世界はこれからも健在であると思いたい。カントリー音楽でシニア層を元気づけ自分たちも楽しむ。若手カントリーアーティスト育成にも務める。Easy to say hard to do?  この入場料わずか\500のカントリー系イベント、ブルーグラスも加わりカントリーダンスも踊れるピクニック(持ち込み可。飲食自由)スタイルの屋内版としては、国内最大級といえそうだ。TCMは飲食不可。有名な阿蘇カントリーゴールドは屋外、京都オープリーはダンス不可、伊勢カントリーヘブンはブルーグラスがない・・・。 WMJの継続発展を祈念いたします。

敬称略   (リポーター:ロイ田沢 2010-6-14)(6/16推敲)

写真提供:WMJたまごの会

<TCN>
多摩ケーブルネットワークの放映エリヤ:青梅市、羽村市、福生市
放映日:6月28日(火)、30日(木)
放映時間:12:30、15:30、18:10、22:10
放映日:7月2日(土)
放映時間:10:00、15:30、18:10、22:10

|

« 速報/鎌倉でハンク佐々木ショー | トップページ | 速報:6/18バック・イン・タウン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 速報/鎌倉でハンク佐々木ショー | トップページ | 速報:6/18バック・イン・タウン »