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速報:8/7大月カントリーBBQ

暑さを飛ばすカントリーBBQ大会
スマート&スマイルシティ・都留市で今年も

大月カントリー音楽愛好会(会長・藤本昌作)が主催する野外カントリー音楽&ダンスの集い、第8回大月カントリーBBQ大会(8/7、@都留市・すげのレジャーセンター)に今年も参加した。会場のある都留市は圏央高速道が整備されたため首都圏各方面からのアクセスは良好。到着時には会場付近の駐車スペースは満杯だった。涼を誘う釣り池の脇に仮設ステージ。ダンサーたちが踊るスペースもたっぷりだ。今回もプロカントリー歌手の坂本孝昭ヘンリー矢板、プロ奏者のEベース小寺八(Supper Pickersのリーダー)、PSGムッシュ大江尾崎孝なども駆けつけたが、長野県のカントリーバンド、山梨県のハワインアンバンドの初参加も目玉だ。来場者総数は130名超と年々増加している。元気な声でおなじみのゲッター山本の総合司会で、盛夏の風物詩がここに繰り広げられる。プロバンド1、アマチュアカントリーバンド8、ハワイアン1、のど自慢ゲスト10名、さらにカントリーダンサーたちはざっと30名・・・。

09:45、Country Fellows(リーダー:ハーブ湯沢/PSG)でキックオフ。新春所沢カントリー音楽祭・カントリーミーティング(以下TCM)の常連だったEast City Ramblers(さいたま市)の女性バンジョー・ピッカー、丸山加代子やボブ宮本などをふくむ6人編成。I Still Write Name In The Sand(宮本)、 Life's Railway To Heaven(ウイリー市村/EB)、 Peach Picking Time Down In Georgia(丸山)などを披露。このバンドが終わる頃には、今年初提供の生ビールはすでに売り切れで、この日の暑さ加減が分かる。ただ、缶ビール類は天然の冷たい湧き水にたっぷり用意されているので、飲み放題は夕方まで大丈夫そうだ。

今年のTCMに初参加だったNAGASAKA Mountain Play Boys(リーダー:鈴木民生/PSG)が、ここでも初登場した。楽器を持たずに歌うボーカリスト2名をふくめ8人編成。メンバーの大半が某大手音楽企業勤務のためチームワークもよさそうだ。San Antonio Rose、Under The Double Eagle、Together Againなどを熱唱熱演。Kentucky Waltzでは鈴木の子息、恒太のマンドリンがブルーグラス風味を加えた。

Bbq_2 T★11:00、おなじみ夫婦デュオのWalkin' Back(リーダー:ドン笠原/Gi&Vo)。相変わらずの迫力舞台。東経大カントリーバンドBig Riverで活躍したお2人。奥方バッツイ(EB&Vo)との息はぴったり。昨年欠場のPSGトム・ウッチーは今年は参加。さらにフィドラー、グレート陶山の腕の見せ所Orange Blossom Specialでは、笠原夫妻の2重唱も印象的だった。この曲をハモれるグループはあまりない。ダンサブルなWorking Man BluesやWhite Lighteningでは、8dancersTCDC

所沢や福生、大和方面からのカントリーダンサーたちのブーツさばきも軽やかだった。Dscn1346s

Bbq_13 T★PSG仁八義文を加えた5人編成のThe Rodeo Cowboys(リーダー・ロディオ渡辺/Gi&Vo)はJoe's Placeからスタート。BペイズリーのナンバーからWaterや Wrapped Aroundを。比較的新しい曲の数々を渡辺が1人で歌いきった。昨年は中大同期のパンチョ朝来野とのハモリがあったのだが、ソロだけではやはりさびしい。おしまいはカントリーダンサー垂涎の曲、DヨーカムのCrazy Little Thing Called Loveで締めた。

Bbq_15 T★日原厚&Moana Hawaiians(山梨県)は5人編成で初参加だ。スティールギターの日原のボーカルが際立つがコーラス部隊はいない。やはりハワイアンにはハーモニーは欲しいところ。フラダンサーの姿もないのもさびしい。それでもポピュラーな“月の夜は”や“パーレイ・シェル”など涼味満点でカントリー音楽の耳休め効果は絶大だった。

Bbq_21 T★ゲストタイムⅠのPSGは尾崎孝が受け持ち、Eベース小寺八もふくむプロのバックで気持ちよく歌わせてもらえるのもこのイベントの特色。Sing A Sad Song 、You Win Again、“谷間に灯ともるころ”など5名ののど自慢アマチュア・カントリー歌手が次々と得意曲を披露した。鉄板で豪快に焼かれた、焼き肉、ソーセージ、焼きそば、トーモロコシなどが地元カントリーダンスチーム、Downtown Cowgirlsがどんどんサービスする。メンバーはフィリピン、インドネシア、ブラジルの出身者で国際色豊かで楽しい。

PSGの名手が入団
所沢のGreat Valley Boysも好演

8gvb Dsc01072 L-R司城、山田、ロイ、萩原、岡山、加藤

13:00、3回目の参加となるGreat Valley Boys(以下GVB、リーダー:司城正明/Gi &Vo)の時間がきた。総合司会、山本の“そこんとこよろしく!”を連発しながらの進行ぶりが効奏してか、プログラムはほぼ時間通り。GVBは生みの親であるジョン大谷の大きな谷=Great Valley=グレート・バリーから命名されたのだが、山本のアナウンスはグレート・バリア・ボーイズだったので会場はどよめいた。むずかしい名前ですいませんとばかりにMCロイ田沢が修正させていただいた。今春、PSG奏者として明大カントリー・ケーパーズで鳴らした萩原昭(現在Oklahoma Capersのリーダーでもある)を正メンバーとして迎えた新編成で、Cotton Fieldsでキックオフ。ジョン大谷が元気なころはスリー・パート・ハーモニーでやっていたが、今回は司城とロイの2重唱だ。続くHeartaches By The Numberも同じパターン。試練を乗り越え2年ぶりにカムバックした山田雅春(EB)も車椅子でがんばる。ダン岡山(EG)とヤン加藤(Dr)のお手伝いをいただきながら、最後のTruck Driving Manまで計7曲をなんとか時間内に収め、無難に終えることができた。急なエントリーにもかかわらず、快く受け入れプロミュージシャンの応援参加もアレンジくださった藤本会長と、病をおして練習日にはアンサンブル指導をしてくれる所沢のジミー時田(大谷)には感謝の念で一杯である。なおGVBは5周年を迎えるTCM2012(1/28)のホストバンドとして女性キーボード奏者も加えた編成でお披露目すべく、月2回以上のペースで練習に励んでいる。

Bbq_32s T★ライブハウスでも活動中のSunny Cabinners(リーダー:マイク友田/Do&Vo)のバンド名は、メンバーのうち2人(ジェフ吉川/Dr、ハンク須藤/EB&Vo)が早大Sunny Country Boys、友田が成蹊大Kentucky Cabinnersの出身であることから2バンドの合成語として名付けられたという。PSGレスのカントリーバンドだが、ジャック笠島(Fi)はBoot Scooting Boogie を歌い、 I'll Take Texasなどを友田が。紅一点、ジャスミン植田のTop Of The Worldもベテランの味だ。かけもちはしているがダン岡山(EG)と笹島は正メンバー、エレキベースのリッキー長房は須藤欠場によるピンチヒッターだ。次回ライブは10/23、立川「ばくだん畑」で。

Bbq_34 T★Bronco&The INAX(リーダー:三石克己/Gi&Vo)は長野県唯一のカントリーバンド。同バンドがホストを務める“カントリーパーティ信州2011収穫祭”(10/9、@駒ヶ根アルプスの丘・屋外、入場無料)の宣伝を兼ねての初参加だ。フィドラーと女性ボーカルをふくむ6人編成。Together AgainなどBオーエンズの名曲の数々などハーモニーボーカルでたっぷり聴かせてくれた。駒ヶ根は好天に恵まれれば最高のロケーション、紅葉の時期でもあり泊まりがけで出かける価値はありそうだ。

Bbq_39Bbq_42 T★ゲストタイムⅡのPSGはムッシュ大江が務めた。トップバッターとして筆者が呼ばれ、Mansion On The Hillを。事前打ち合わせをしたつもりだが、間奏半分のはずが全部だったり、プロのバックでもそう簡単には行かないところがライブの醍醐味か。2番手はヘンリー矢板の秘書、かおりがBlue Kentucky Girlを。翌朝、近くの都留CCでゴルフをするという髭の浜野康道(小平)がFrauleinで続けば、ジョン大谷が大歓声の中で紹介されステージに立つ。抗ガン剤とうまくつき合っており、Back In The Saddle Againを往年の美声で歌う。トリは徳さんことCアンディ徳永(Ole Country Boysのボーカリスト)、なつかしのI Went To Your Wedding(涙のワルツ)をいつもの甘い声でリスナーを陶然とさせていた。

Dsc01077ここで特別企画。尾崎孝のPSGのワークショップが始まった。3名の生徒、野矢まゆ(ジョン大谷長女)、藤本、湯沢がそれぞれのPSGの前に座り、尾崎先生の解説・指導つきで入門曲Steel Guitar Ragなどが演奏された。PSG製作の第一人者、藤井三雄が参加していたらまた別のおもしろい趣向も提供されたことであろう。なにせ、プロやアマチュアもふくめ10人のPSG奏者の参加は正にカントリー・スペキュタキュラーといえる。

Bbq_45 T★MCゲッター山本の、“テネシー州、ナッシュビル大月シティからやって参りました”の名セリフでホストバンドGrass Country Boys(リーダー:藤本昌作/PSG)の演奏がスタートした。ナイス小宮(Gi&Vo)がJambalayaを歌えばフィドラー、ジャック笹島がハーモニーをつける。リッキー長房(EB) とヤン加藤(Dr)の鉄壁のリズム陣がアンサンブルを支え快調に進む。笹島のおはこBottle Let Me Downはここでも披露。紅一点、フィリピーノのエマ楢島のボーカルが舞台に華を添えた。全メンバーが運営スタッフを兼務するなかでよくぞここまでと感心させられる。

Bbq_54Bbq_57 T★15:30、お待ちかね坂本孝昭オンステージだ。予報通り雲行きが怪しくなってきた。場内アナウンスが雨よけ対策を呼びかける、PA渡辺は音響機材に雨よけカバーをかけるなどで忙しい。幸いにも雨脚は弱く、間もなく上がってくれた。筆者の大好きなLittle Old Wine Drinker Me(涙のワイン)から始まり、最前席に移動した甲斐があったと自己満足しながら傾聴。続いてSomeday Soonを“カントリーの店で働いていたあの子はいま・・・”とトレードマークのター坊スマイルを満面に日本詞で。そしてMy Shoes Keep Walking Back To YouをRプライスのバージョンで披露すれば、テラケイさんも歌う曲ですとI Can't Help Itを日本語で歌いHウイリアムズの味わいをかもす。さすが我が国有数のカントリー歌手、その歌唱力と風格はゆるぎない。ここで、坂本は“私は音楽にお金を払うのならこの男に払いたい・・・”と最大級の賛辞でヘンリー矢板を呼んだ。ヘンリーには今春のTCMに特別ゲストとして、Ole Country Boysのバックで歌っていただいたが、会場内でのCDの売れ行きも良好だったことが思い出される。先ずはSan Antonio Roseから。よく通る鼻に抜ける美声と正確な発音は耳に心地よい。坂本とのデュオでThey Go My Everythingなどでファンを感動させた。再び坂本がリクエストに応じ、カントリーダンサーにもうれしいCowboy Rides Awayを、そして自作曲“一枚の写真”と続く。カントリー音楽の奥深さを再認識させてくれたプロステージが終わり、フィナーレソング“永遠の絆”に移行する。アマチュア歌手が数名舞台へ出て、坂本、ヘンリーともども会場と一体となり、以心伝心で来年の再会を約束し合った。

Dscn1345s藤本会長の挨拶のあと、山本の音頭で“I LOVE COUNTRY”と唱和、万歳三唱で16:00終演。時間のある人たちは自発的に後かたづけを手伝い、三々五々会場を後にした。
なお、このイベントの合間に、下記2件の案内があった。

<1>“第2回The Opry”(12/6、@めぐろパーシモンホール・キャパ1200席、入場料\5000、司会:小野やすし)が今年も開催され、本日出演のプロミュジシャンは全員参加する。(藤本会長の代行でロイ田沢より)

<2>2013年10月に、都留市が姉妹都市提携をしているテネシー州ヘンダーソンビル(ナッシュビル郊外のベッドタウン)と、提携30周年を記念してカントリー音楽イベント(名称未定)を行う。会場は都留市内のうぐいすホール。本場からもカントリーまたはブルーグラスバンドが来日、日本のバンドと共演する。(澤田洋一都留・ヘンダーソンビル市友好委員会会長より)

追報:10月5日(土)に決定。イベント名は都留カントリー&ウエスタン・コンサート(仮称)

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2011-8-10)

写 真:林ちひろ、荻原昭、友田秀T

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