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ロイ田沢のカントリーの聖地巡り<1>

当サイトで連載中だったアメリカ旅行記<バージニア州(9/21~26)、ナッシュビル(9/26~10/3)>が完結。写真を掲載し順番を入れ替えました。写真はクリックすると拡大します。  

2011-10-18 ロイ田沢 

先ずはバージニア州、音楽仲間のガイドで

Mark_fiddle

マーク・マジオロ

Img020s マーク邸Img013s 左・筆者

2004年の第1回小樽フェスに米国から参加したブルーグラス音楽教師、スタジオ経営者、セッション・ミュージシャン(最近はフィドルでの参加)のマーク・マジオロ(54)の迎えの車に乗り込み、ルート66を西に1時間走るとヒュームの彼の自宅だ。途中スーパーに寄り食材など購入。果物は極めて豊富、地酒バージニア・ワインも忘れずに。ピーナッツ型の南瓜の種を除きリンゴと蜂蜜を詰めたベークド・バターナッツをマークが作り、それをおつまみに同行のH氏(小樽フェス初代委員長)と3人でビール(Samuel Adams)で再会の乾杯。ちなみに、栓抜きのことを南部では教会の鍵に似ておりChurch Keyとも言うそうだ。楽器庫には1924年ギブソンMa 、1949 年マーチンGi、1925年Bj、1930年WB、1920年チェロなど合計2ダース以上は収納されている。3人(Gi,Ma,Fi)でKeep On The Sunny SideやAre You Washed In The Bloodなどを楽しむ。

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マーク邸のテラスから

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シェナンドー川

オリジナル・カントリージェントルメンの再来、ナッシング・ファンシー

9/22(木):目的地ブナ・ビスタ(Buena Vista)の野外フェス・第11回Nothin' Fancy Bluegrass Festivalに向かう。途中1960年から続くジャムハウス、Ronnie Poe's Houseを通過した。毎週木曜日6時から深夜まで、多いときで50人ものジャマーが集まるという。観光名所にルーレイの鍾乳洞もあったがパスし、シェナンドー国立公園(有料)に入る。眼下にはジョン・デンバーの“カントリーロード”Img027 黒熊3匹

に出てくるシェナンドー川が流れその西方にはアパラチア山脈の一部であるブルーリッジの峰々が青く輝く。まさにAlmost Heavenの景観である。西隣にはWest Virginia州があるが、この有名曲はバージニア州西部のこのあたりを歌っていることがよく分かった。ドブロがきれいに流れる“シェナンドー・ワルツ”という曲もある。公園内一帯はOld Ragという古い岩山に象徴されるように、岩石の古さで世界一ということだ。なるほど自動車道路脇のフェンスは鉄パイプでも木でもなく石を積み上げたものが延々と続いている。Natural Bridge(自然にできた岩の橋)もこの辺では名所の一つ。
ガン・ショップJonny Clarkでは骨董品のガンやガンベルト、実弾の数々を見学。裏庭では実弾射撃テストなどが行われていた。店主の弟はマークのバンジョー仲間という。

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3ディ・フェス会場

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ブルーグラス・ブラザーズ

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椅子は各自持ち込み

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右端、ミシェル

ブナ・ビスタには夕刻到着。この野外フェスの主催バンドはNothin' Fancy。メンバーの1人ミシェルがマークの友人のため無料招待された。3日間フェス発祥の地、ロアノークに近いこの会場でロンダ・ビンセント、バレリー・スミスなど14バンドが出演。ステージと客席(ローン・チエア持ち込み)は大きな屋根で覆われてキャパは1000人程度。周辺は広大なキャンピングエリア。アーティストのツアーバス、リスナーやジャマーたちのキャンピングカーも並ぶ。印象に残ったバンドはThe Bluegrass BrothersでWベースをバンド・メンバー3人で弾きまわしたり、Honky Tonk Angelesをドリー・パートンのものまねで披露したりで観客を大いに喜ばせた。もちろん1994年結成のホストバンドNothin' Fancyもすばらしい。カーター・ファミリーゆかりの地だけありWildwood Flowerの曲を、各楽器ソロでわざとにたどたどしく弾いてみせるなど、エンターティンメント重視の演出には鮮烈な印象を受けた。演奏エリアでのおおっぴらな飲酒は禁止のためビールスタンドなどはない。駐車場エリアまで戻り、そこで喉をうるおしたりジャムをやりだしたりする。ジャムの輪に入り、覚えのある曲ではハーモニーで参加させてもらい日米交歓と相成った。Img010 ジャムImg017

Img025 ロンダImg022 彼女のツァーバス

金髪・小柄なロンダ・ビンセントと再会

★9/23(金):あいにくの大雨。宿舎、会場近くの街、レキシントンにあるHaward Johnson's Motel(シングル1泊$60)をチェックアウトし、再度フェス会場に向かう。Valerie Smith&Liverty Pike、Rhonda Vincent &The Rageなどが出演する日なのだが、雨がふきこまない席の確保もままならず、この大雨では退散せざるを得ない。しかし、ロンダには何としても会うべく、ミシェルの取り計らいによりロンダのツアーバスから主催バンドのツアーバスまで雨の中、ロンダを呼び出し“密会”を果たせた次第。彼女は1995年に熊本カントリー・ゴールドで来日しているが筆者は2002年同州・ミネラルでのフェス以来の再会であった。これから向かうナッシュビルのWOBでは令弟(Dailey&Vincentのビンセント)に会えるかもしれないなどと伝え早々に辞去した。

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