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所沢ロンピク速報

カントリーバンド8団体競演
ボーカル、なでしこ優勢

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舞台にはテキサス州旗、ロンスターフラグ


母の日に開催されるはずのカントリー音楽&カントリーダンスの祭典、ロンスターピクニック(主催:金平隆、@所沢航空公園)、第17回を迎えた今年は2週間遅れの5/20(日)となり、波紋が少なからずあった。1つは同種の大型イベント、第2回日本カントリーミュージック&ダンスフェス(主催:同実行委、企画制作:時雄舎、@お台場Zepp)と日取りがぶつかりカントリーダンサーの集客を2分する結果となったこと、2つ目は3.11震災で延期されていたFuzzy'sカントリー&ハワイアンフェス(主催:藤井三雄)と会場(航空公園、野外ステージ)予約手続きの段階で重なった(幸いファゼイが9月に別会場を確保)ことである。

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1996年、ジミー時田となぎら健壱も招きスタートしたこのロンピク、今年も絶好のピクニック日和に恵まれ10:30のゲートオープン1時間前から列ができた。開演は11:00、いつものように天才ばあぼんずがトップを務めた。女性ボーカル2名体制となり計7名編成とした。上智大OBが中心で、結成18年目を迎える。混声3部のSunshine Summer Timeは聴き応え満点。On The Road Againで最後を締めた。続いて3年ぶりに参加のWild West。ボーカルはイツミとアキの女声のみだが、Rose Gardenでは、同名の振り付けがあるカントリーダンス定番曲だけに、ステージ真ん前のコンクリートダンススペースは満杯。動きが大きい踊りなので10センチほどある段差をまたぎながら足を動かすダンサーもいる。3番手はBig Forest Cowboys、メインボーカルでリーダーのラッキー佐藤がアンラッキーなことに体調を崩し欠場のため(金平)、ボーカル陣はこちらも女性2名でロック系で鳴らしたヒロミとキーボードのナッティ。テーマ曲のSan Antonio Roseのあと、前バンドと同じRose GardenやStand By Your Manを熱演したが、ヒロミとのデュオで昨年披露したTogether Againのすばらしさが思い浮かぶだけに佐藤の不在は惜しまれた。

休憩時間に総合司会、金平に呼ばれたペダルスティールギター工房、Fuzzyの藤井代表が、先述のイベントは今秋9/15(土),16(日)、2日間にわたり昭島駅近くの半ドーム会場で行うとアナウンス。TAMA音楽祭の一環として昭和記念公園で続けられてきたこのカントリー音楽祝祭は場所を代えて新たなステップを踏み出す。

昨年から参加の石川マキ率いるY-Y. Bandが後半のトップで、カントリーダンスWalking In The Rainに使われる曲、“悲しき雨音”から。デーブ久保井の遺作“夏の想い出”は雨宮が歌った。そして数年ぶりに参加のKen & Western Croonersの時間がきた。過去16回連続参加の記録をもつOle Country Boysが今回出演かなわずフアンを失望させたが、それを補ってくれるはずと期待がふくらむ。キーボード&ボーカルのキャンディ岡田の鮮やかな柿色のドレスが際立つ。ケン川越はFrauleinやKaw-Ligaを持ち前のよく通るバリトンボイスで観衆を酔わせ、ジョージア州出身のドラマー、ディビッド・ジャクソンは正確な英語で(川越)Love Sick Bluesを。キャンデイはダンサブルなCowboy's Sweetheartなどを歌い、最後は自作の“お手をどうぞ”を披露した。

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踊りに夢中になると落とし物もある。“ダイヤモンドが届いてます”と金平が舞台から叫ぶと、名乗り出たのは幹部メンバーなど大勢を引き連れて参加したクラブ・ハウディ代表のリリー井口。お台場のイベントにはダンシング・テキサスとアパルーサー系が流れたが、所沢に駆けつけた大御所は、ほかにジャクソン優子、酒見美恵子グループ、さらにカップルダンスのY&Y、そして故ファーリー井口を師とした林ちひろ組などなどである。

6番目に登場はフィドラー寺尾玄太郎&Net Focusの面々。中大OBの朝来野が歌うBecause Of Youではビロードボイスが冴える。ウエスタンネームにデンバーを冠しているだけにジョン・デンバー曲が得意の須賀はTake Me Home, Country Roadsを。朝来野と秋元(女声)のハーモニーボーカルと相まって最高のできばえ。この曲と同名の振り付けもあるのだが、試みたグループはいたのだろうか。

金平とコンビで総合司会も務める横地みずほのWild Wood Rosesは Ring Of Fireから。このバンドもボーカルは3人とも女性だ。何よりの朗報は“今年の熊本カントリーゴールド(CG))に出演しま~す”(みずほ)。近年、CGは本場米国からだけの招聘ではなく、日本国内からの出演者も増えている。それだけ我が国カントリー界のレベルが高まったとも言えるだろう。同慶の至りである。

ホストバンド、J.T.&Texas Companyが最後のステージを飾る。女声ボーカル&ハーモニーが続いたので、金平、益子、チャーリーの男声トリオボーカルは新鮮、Cotton Fieldsが半ドーム会場に爽快に響きわたった。Japanese Texan金平が得意とするジョージ・ジョーンズからThe Race Is Onなどを歌い、ゲスト歌手3人を紹介、近々ナッシュビルに修業に出るという若干22歳のカズは映画クレージー・ハートのテーマを。まだ日は高いがフィナーレ曲、I Saw The Lightが流れると関東一円から参集のダンサーがいつものように手をつなぎ、肩に手を当てElectric Slideを踊る。“また来年、元気で会いましょう”と暗黙の約束をしあってるかのように・・・。16;00終演。入場者数は昨年より多く250名ほどか。__lsps

フィナーレ

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2012-5-22)

写真:林ちひろ、萩原昭

なお、ロンスターカフェのHP、http://jtkanehira.comで各バンドの演奏シーンなどたくさんご覧いただけます。

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