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2012年9月の投稿

「ウエスタンの日」速報

藤井三雄のカントリー&ハワイアンフェス大成功
昭和飛行機の後援、
新会場で再スタート

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スティールギターの世界的製作者で演奏者、ソングライターとしても知られる藤井三雄が主催するカントリーとハワイアンの祭典が2年ぶりに復活した。会場はJR昭島駅から徒歩3分、昭和飛行機(株)の広大な敷地に近い複合商業施設群の一角にある半野外・ガーデンステージで、ゲームセンターやシネコンが隣接している。舞台(幅9m、奥行き3m)の背面には演奏中のバンド名を表示するLEDディスプレー(200インチ)、その上部の横断幕には“昭和の森・ウエスタンの日/Fuzzy's Country &Hawaiian Festival”とある。

2010年まで立川市・昭和記念園内でTAMA音楽祭の一環として開催されていた同フェスは昭島市に移しての再スタートである。9/16(日)は3連休の中日とあって、約300の折りたたみ椅子は昼頃には満席となり、舞台右手で踊る100名超のカントリーダンサーをふくめると500名を優に超える参加者、通過型見物客もふくめるとさらにその数はふくらむ。首都圏や長野、山梨県からのカントリーバンド8団体、ハワイアンバンド+フラダンサーチーム6団体が、朝10時から夕方6時まで応援に押しかけた家族、友人、知人ともども、スティールギターを主役に繰り広げる哀愁、躍動、歓喜にあふれたコンサートを堪能した。なんの、降らないはずだったにわか雨が客席に吹きこんだのは短時間、むしろ涼を誘う一服の清涼剤であった。

FMたちかわ、アナウンサー三谷啓子の総合司会で開幕。
10:00、The Wonders(カントリー)
赤羽、草加、上尾方面のライブハウスが主な活動拠点。結成は2年半前。7人編成が切り込み隊の重責を果たすべく、The Bottle Let Me Downから。神戸大ブルーグラスバンド在籍中に、ライマン公会堂でビル・モンローと共演した勲章をもつ稲井田豊のバンジョーが奏でるDon't Step Over An Old Loveは正に青草のにおい。リーダーはボーカル(Vo)とギター(Gt)のキャトル牛込。

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10:30、Great Valley Boys(カントリー)
所沢カントリーミーティング(TCM))のホストバンド。初代リーダー、故ジョン大谷のバンド名(大きな谷)を継承し、この4月にメンバー一新。都合で不参加のキーボードなしの5人編成で、Together Again、 Love’s Gonna Live Here Again、Any Time 、Kentucky Waltzなど全7曲を。バックコーラスとボーカリストの補強が今後の課題だ。Vo&MCのロイ田沢は第6回TCM(1/26)をしっかりPRした。共催する所沢カントリーダンスクラブ(TCDC)のダンサー数名も参加した。

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11:00、Nagasaka Mountain Playboys (カントリー)      
当イベントおよびTCMの常連。なつかしいSinging The Bluesもよかったし、San Antonio Roseや”ブルースよ消えておくれ”のデュオボーカルは特に冴えた。ドラムスはよく言えば迫力満点だが、少々音がでかすぎか。リーダーはペダルスティールギター(PSG)の鈴木民生。息子の恒太はマンドリン担当。ボーカル専任3名をふくむ9人編成。音楽大手の社員中心だけに音感もチームワークもよい。

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11:30、Art Hawaiians (ハワイアン)
日野市内の絵画クラブの音楽好きが1年前に結成。“お嫁においで”、“鈴かけの径”やプレスリーのナンバーをクラリネット入りで歌う。リーダーはノン・ペダルスティールギター(St)の河辺裕。            

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12:00、Nui Loa (ハワイアン)   
富士見市在住の垣内夫妻が中心のバンドでTCMの常連。編成はいつも3,4名と小ぶりだが、多くのフラダンサーとのコラボで盛り上げている。おなじみ“タフワフアイ”や“月の夜は”を3声で。垣内伸一(St)はウクレレに持ち替え、“涙そうそう”を歌う。今回のフラ団体は、Risa Hula Studio Hoaka Naniなど女子7人,キッズ7人。舞台最前部と舞台直前に敷かれた人工芝マットで踊った。子供の踊りだけでも観客は目を細め満足げだ。

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12:35、Fujii Mitsuo& Three Sons+Candy Okada(カントリー)
3サウンズに代わる3サンズのお披露目だ。藤井三雄スタジオ生の若手3名を抜擢し、前からのエレキギター(EG)大石善也にキャンデイ岡田(KB&Vo)を加えた布陣。
3人の息子のうち西原兄弟はドラムス(Dr)をツバサが、サイドギターを潤が担当、江口徳がベース(EB)を弾く。藤井自作のBreeze(そよ風)や3.11犠牲者へのレクエム“櫻咲く湊”を演じたあと、3サウンズの2代目ボーカリスト、徳さんこと徳永喜昭が呼ばれた。入場者数を予測し、盛会を祝し、当イベントの継続を願い、バンド名はむしろThree Grand Sons(3人の孫たち)がふさわしいなどの前置きで、Green Green Grass Of Homeを熱唱した。原曲にある語りの部分はインストに任せ、後半の歌詞は日本語でとスマートな構成だ。続いて、田中ユキオがThose Old Love Lettersをカントリーの香りたっぷりに歌い上げた。インスト“幸せの黄色いリボン”に続きOklahoma Stompで締めた。

13:10に予定されていた安藤ひろこ・東日本大震災チャリティショーは出演者都合で中止。休憩時間は特にない。食べ物・飲み物は会場内の出店にもあるし、近くにコンビニやスーパーもある。客席内持ち込み自由なので、ピクニック気分も楽しめる。入場無料でもあるのでカントリー、ハワイアン愛好者には願ってもないイベント。ただ、カントリーダンサーたちはワンコインが必要で、B4二つ折りのプログラムは有料(¥100)だ。また、入場口には3.11の募金箱があるので素通りするのには勇気がいる。
                     
13:20、Casual Five (ハワイアン)
2006年結成の典型的おじさんバンド(平均年齢68歳)。みなリタイア組で時間があり練習量も豊富のためか、ボーカルハーモニーはすばらしい。ハワイアンの定番“バリバリの浜辺で”や、ペギー葉山が歌っていたという“ズボンの折り目”、ルンバやジルバを踊りたくなるキャバレー系ソングの数々も。軽妙なMCで笑わせる津田武(St)の福顔が印象的。

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カントリーダンサーたちの姿が少なくなったのは食事にでもでかけたのだろうか。
ハワイアンでも踊ろうと思えば踊れるのだが、一休みということなのだろう。
ダンススペースは100人以上は踊れるし、移動式金属製仕切り枠をずらせばさらに広がる。舞台正面ではないので観客の目障りにもならず(中には嫌いなひともいる)、将来の参加者増に向け、楽しみな会場レイアウトといえそうだ。

13:55、Maui Islanders  (ハワイアン)
曲名は聞き取れなかったが、ハワイ語で歌った5重唱、なんと歯切れがよく爽快であったことか。筆者は学生のころ、ハワイアンもかじっていたので一気に青春時代に舞い戻ってしまった。キロハナ伊藤(St)の“すてきなあなた”(♪バイミアビストシェーン~)やサミー三井がウクレレで歌うToo Youngも懐かしさ満点。そして圧巻はムード歌謡の傑作“コモエスタ赤坂”、今でこそカラオケの定番であるが、歌謡コーラスとして生で聴ける機会はなかっただけに強烈なインパクトであった。ジャズ喫茶と称されたかってのライブハウスにハワイアンやカントリーを聴きに足を運んだことがよみがえる・・・。

14:30、Proud Cherokee(カントリー)
2010年4月の昭和記念公園での当フェスでも、リスナーをうならせた東洋大OB中心のベテランバンド。リーダーの深山昭夫(PSG&Vo)はカントリーが盛んな土地柄、千葉県佐倉市在住。Hello Mery Lou やTruck Driving Manなど乗りのいいハーモニーボーカルでカントリーダンサーたちも気持ちよさそう。

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15:05、Ken Kawagoe&Western Crooners(カントリー)
おひさしぶりの登場だ。ここしばらくカントリーダンサーも大勢集まる野外イベントに出場機会がなかったので、同バンドがホストを務める老舗ライブハウス、リバティベル(渋谷区・笹塚)ファンの姿も多く見られた。先ずはケン川越(リバティベル店主)がKaw Lijaを歌う。PAシステムのよさと相まって、周りを見渡すと、彼のビロード・バリトンボイスに酔いしれているのが分かる。ハンク・スノーナンバーのYellow Roses に続き、リュー(EB)がBlue Moon Of Kentuckyを。キャンデイ(KB)は観衆にも歌わせながらY'all Comeを、デビッド(Dr)がドラムスを叩きながらTogether Againを聴かせてくれたが、ジョージア州出身なので英語は正確と川越がジョークを飛ばす。みなボーカルができるのもこのバンドの特色。最後は、いまネットで話題の“お手をどうぞ”(作詞・作曲、キャンディ岡田)をケン&キャンデイのデュオで楽しく聴かせてくれた。

15:40、Blue Lei Hawaiians(ハワイアン)
小平市内で月2回と、練習熱心なグループだけに、フラダンサーを前に歌う“レイナギ”など3声コーラスにもまとまりを感じさせた。定番“ソフィスティケイテド・フラ” もよかったし、バンマス・小泉裕洋(St&Uku、/ウクレレ上級教室主宰)のウクレレ・ソロ演奏“おもちゃの兵隊”は子供たちにも受けたことであろう。ところでMC、伊藤恒也が歌詞ごとのアタマに歌うように言葉を発していたが、コールとでもいうのだろうか。初めてのことで新鮮だった。最後の歌詞ですよの合図、”アイナ~”だけならよく聞くのだが。フラダンスでは4人で踊る、“海草採り”は振り付けがストーリーを感じさせとても興味深かった。拍手。

16:15、Paniolo(ハワイアン)
プログラムには、当フェスのための寄せ集めバンドとある。みな腕に覚えのあるひとたちでも即席編成では、怪しげな箇所が出てくるものだが、大塚竜男とパームセレナーダスで鳴らした長身の、アパカ南塚(Gt))が歌う“ワイカプ”は味があったし、紅一点、生方朋子はRelease MeをE・フンパーディンクのバージョンできれいに聴かせてくれた。繰り返し練習が必要なハーモニーボーカルが1曲もなかったのはやむを得ない。バンド名はハワイ語のカウボーイという。
 
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16:50、Grass Country Boys(カントリー)
遠路、大月から参加の藤本昌作率いるこのバンドは、坂本孝昭、ヘンリー矢板などプロ
カントリー歌手を招き、毎年8月に地元で開催するカントリーBBQパーティのホストを務めている。TCMには2008年の初回から参加いだだいていおり、いまや大月と所沢は姉妹開催地の間柄。元気印ゲッター山本の“I Love Country”、“テネシー州ナシュビル、大月シティからきた・・・”のおなじみMCと軽快なCajon Fiddleでスタート。女声ボーカル・比国出身のエマ、長野県からゲストで駆けつけた三石克己(Gt &Vo、Bronco &the Inaxのリーダー)など今回は総勢9名の大所帯。先ずはナイス小宮(Gt)の十八番、Coca Cola Coywboyから。エマの“ラストダンスは私と”やジャック笹島(Fi)のI'm From The Country、三石のRock Around The Clock、ダンサー垂涎のBoot Scootin' Boggieなどが続き、おしまいは小宮のBig City、声は相変わらずすばらしく、最近は譜面台も不要だ。8つの参加カントリーバンドでフィドルがあるのはここだけで、存在感があった。(今夏のBBQパーティの様子は当サイト8月版に)

17:30、Eddy Inada&Storm Riders(カントリー)
いきなりアカペラでCotton Fieldsが流れた。エディ稲田と急遽、ゲスト参加の三石との濃密な2重唱だ。日が落ちかけていることもあり、稲田のMCは観客やダンサーたちの引き留めに必死だったが、それは杞憂。モダンフォークの名曲“さらばジャマイカ”はエディのソロだけだったがLove Me Tender やPPMの Blowin' The Windでは再び三石がハモをつける。PSG奏者が欠場のため御大、藤井が代わりを務め、トリにふさわしいエキサイティングな演奏が続いた。

ここで藤井の旧友、岩倉ちゅうこと岩倉忠雄が舞台に立つ。10代からのつきあいというから長い。“藤井くんの60年にわたるカントリー音楽歴を称えたい。CDリリースを祝い、諸兄にも購入を推薦したい。この盛況ぶり、本日はまさに藤井三雄デーである”と1m80のがっしりした体躯の歯切れはよかった。9月上旬に、愛嬢の住むフロリダから、セントルイス経由ナッシュビルから帰国したばかりの藤井、現地で手に入れたのかファショナブルなウエスタンシャツも映えていた。“来年もぜひ継続したい”、主催者の決意表明はすべての参加者の願いでもある。

岩倉が退場し、再びエディと三石のデュオが炸裂した。Heartaches By The NumberとAchy Breaky Heartは、特にカントリーダンサーにとってこたえられない、「ウエスタンの日」のエンディングにふさわしい曲であった。 定刻18:00終演。

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2012-9-18)

♪新春所沢カントリー音楽祭、第6回TCM(1/26,@所沢市並木ホール)には、エディ稲田がバンドとして出演し、ゲストPSG奏者として藤井三雄さんをお迎えします。

 

写 真:萩原昭、藤井三雄、安川忠男、垣内伸一

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“風のようにフォークは流れ”速報

咲き続ける赤いバラ
マイク真木、石川鷹彦、小林啓子、黒沢久雄・・・みな元気です
ゲストにウエイファーとその仲間たちも

きびしい残暑が続く9/8(土)昼下がり、2006年から続くOTR*リユニオン(代表:古西のり子)主催のフォークコンサートに初めてでかけた。キャパ600人超の大型ホールでの開催をプレミアム版と称し、今回はその第3弾。会場はJR大井町駅前の品川総合区民会館・きゅうりあん大ホール(1000席)である。

14:30、“客席内のお飲み物OKとなりました。暑いですものね”陰から、小林啓子の気の利いた館内諸注意アナウンスのあと開幕。怪しげな足取りで舞台袖下からマイク真木が案内ちらしを手に、おれはどこに立てば、といいながら登場。トップバンドの準備ができるまでの“時間稼ぎ”にあの国民的フォーク「バラが咲いた」をギターで弾き語る。会場の大半の観客は一気に50年前の青春にタイムスリップする。Img_0782_rマイク真木

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The Modern Folk Fellows
慶応大OBで固めた5人編成(Gt×2、WB、Vo専任×2)。みなポケットに真っ赤なバラ一輪。先ずはPPMのBlowin' The Wind やGood Night Ireneなどおなじみ曲を組み込んだメドレーから。紅一点、大山展代を囲み爽快なテンポのハーモニーボーカルが心地よい。メンバー全員、The New Frontiers やPPM Followersでも活躍した実力者ぞろい。当時のオリジナル曲(以下OCD)「さよならは言わないで」も最後に披露。聴いたことがあるリスナーには懐かしい。

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★小林啓子&石川鷹彦

かってフォークの女神とも賞賛された小林が登場。Turn Turn TurnからOCD「比叡おろし」、「さよならを言うまえに」など計4曲を石川のハモりも入れながら披露。石川のギターソロは2部のお楽しみ。

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★The Froggies

新春所沢カントリー音楽祭・Tokorozawa Country Meeting(TCM、代表:ロイ田沢)に過去2回出演。その歯切れのいいカルテットボーカルは記憶に新しいが、今回は都合で3曲のみ。Midnight Special に続き、落ち着いたスローナンバーSong For Canadaでは、なぜかリーダー、小山光弘はギターをもたず、ボーカルに専念していた。曲間の小山の看板MC、訊かれもしないのにしゃべる自分の電話番号とメルアド、初めての観客には新鮮にちがいない。最後は超有名アニメテーマ曲「鉄腕アトム」で仕上げた。

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Img_0921_r左:田村

★ゲスト:The Way-Faring Strangers+金子洋明、田村守

舞台は暗転のまま、メンバー全員による5重唱でA Wayfaring Strangerが流れ始めた。Img_0880_r_2ウエイファー


左から丸い黒ハットとつなぎ着用の初代リーダー、武田温志(Do)、現リーダー、ハイテナーの近藤俊策(Ma)は白シャツに黒ベスト、同じ衣装で温顔・丸顔の萩生田和弘(Bj,Gt,Ah)、ピンクの半袖シャツ+黒ベストはOTRのスタッフでもある林京亮(WB)、シャツの色は同じだが長袖にカントリーハット姿は最年少の金子武美(Gt)。紗幕が緑に染まり演出照明もスタート。1980年代のスチューデント・フェス(SF)全盛時代、総合司会で鳴らした豊田良友の名ナレーションも陰から聞こえてくる。続くBlue Ridge のあとには、SFを主宰してきた金子洋明がColumbus Stockade Bluesで得意の裏声で喝采を浴びる。ミズリー州カントリー劇場都市、ブランソンにあるShoji Tabuchi Theater(キャパ2000席)で歌った実績もあるだけに本物。次に田村守が呼ばれ自作の名曲「母からの便り」が萩生田のオートハーブから始まり、全メンバーで歌う。圧巻は「おはなし」、田村の3大秀作のトップ曲。この日は近藤、田村、林の3声で聴かせてくれた。金子、田村が退場し、ラスマエはブルーグラッサーの定番、When You Kneel At Mother's Graveを歌い、彼らがお手本としてきたボーカルハーモニー重視の都会派ブルーグラスバンド、The Country GentlemenのCopper Kettleで締めくくった。

休憩15分をはさみ、第2部が始まった。

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The Modern Folk Quartet、1964年結成。別名は(そろそろ年齢に限りがある)有限会社「近代民謡4人衆」。営業部長 吉田勝宣(67)、国際部長 麻田浩(67)、宣伝部長 (マイク)真木壮一郎(68)、総務渉外担当 重見康一(68)。みな足元をふらつかせ、トークも高齢を誇張しながらのステージ。各席からは“まだまだ(若い)!”とゲキが飛ぶ。おなじみCotton Fieldsから。これぞモダンフォークの醍醐味、Sanfrancisco Bay Bluesでは聴いていて膝や手が動き出す。最後のThis Little Lightもよかった。

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★万里村れい&115
(ワンフィフティーン)、元フォーダイムスを中心に2007年に再結成。数字は彼らが崇拝するPPMのピーターとポール役の2人(岡部仁、小林龍彦)の結成時年齢の合計という。Lemon Tree から入り、Puffなどのメドレー、OCD「今日も夢見る」など6曲。

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★石川鷹彦
ショーが始まる。わが国、屈指のアコースティック・ギターリスト。現在、さだまさしのツアーや森山直太朗のバックバンドとして大忙しという。テンポや曲調が異なるので全4曲(Scots Hillなど)、ボーカルなしでも十分楽しめた。1943年、札幌生まれ。道産子だけに酒をこよなく愛する。

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★ The Broadside Four
、世界のクロサワを父にもつ黒澤久雄が率いる名門フォークバンド。先ずは「星に願いを」(OCD)から。Brandy Wine BluesやFour Strong Windは先のフロッギーズの持ち歌でもあり、親しみを感じる。おしまいの「若者たち」(OCD)に至っては、司会者が言ったように「バラが咲いた」なみの人気なので客席からも歌声が聞こえる。そしてフィナーレは「今日の日はさようなら」(作詞・作曲:金子詔一)、客席が明るくなり、みな手元の歌詞カードを見ながら唱和。7割方埋まった大ホールに心洗われる名曲が響き渡った。時刻は6時半をまわっていた。

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ところでフォーク系のコンサートは演奏者の着座スタイルが多い。譜面台を前に、椅子に座り、水を飲みのみの演奏スタイルは、ここ大ホールにふさわしいのかどうかはともかく、コンサート全体を通じて、しゃべりの音声が聞き取りにくかったのには参った。聴衆の少ないライブハウス感覚でしゃべるMCが大ホールでは通用しなかったのだろうか。聴衆も高齢者が多い。舞台役者のようにとまでは言わないが、ゆっくり、はっきりを心がけてほしいものだ。安くはない入場料(全席座席指定、¥5000)と相まって、満足度100%は純粋フォークファンに限られたのではなかろうか。

敬称略 (リポータ-:ロイ田沢 2012-9-12)

写真:林郁二

*OTR:: Over The Rainbow の略 http://otr-reunion.com

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昭和の森・ウエスタンの日

来る9/16(日)、JR青梅線・昭島駅前会場で開催されるFuzzy's Country & Hawaiian Festival(主催:藤井三雄)に、所沢カントリーミーティング(TCM)のホストバンド、Great Valley Boysが出演いたします。出番は10:30~11:00。なお、TCM常連参加のNagasaka Mountain Playboys(11:00~)、藤井三雄&Three Sounds(12:35~)、大月のGrass Country Boys(16:50~)、エディ稲田&Strom Riders(17:30~)のほか、都内名門カントリーライブ店・リバティベルのハウスバンド、ケン川越&Western Crooners(15:05~)も参加いたします。

ロイ田沢

*昭島駅北口から徒歩3分。ハーレーダビッドソンの右手、ガーデンステージ。昭和飛行機工業(株)の敷地に隣接。問い合わせ先:042-541-4957

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