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熊本・カントリーゴールド速報

いまや“カントリー音楽文化財”チャーリー永谷(76)
熊本阿蘇・アスペクタ盛会、秋晴れも祝福

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熊本日日新聞から

5年ぶりにカントリーゴールド(10/21)に参加した。マーク・チェスナットが出演した2007年以来である。ビル・モンローやハンク・トンプソンが公演した1989年の第1回から早や24年。熊本県阿蘇山麓でのInternational Country Music Festivalは今年も晴天に恵まれ1万人越(推定)の“約束の日仲間”でにぎわった。3年前から日本人アーティストを受け入れているが、今年は関東代表Wild Wood Rosesと関西代表Bluegrass Colonelsだ。本場からは初来日のビッグネーム3人とそのバックバンド、延べ300メートル幅の巨大舞台ゾーンに向かってなだらかに傾斜する広大な天然芝客席での6時間野外コンサートが始まった。

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09:30入場開始、駐車場・専用バス停から数百メートル上ると入門ゲート。¥7000(前売り)のチケットと交換にコカコーラ社提供のお茶と分厚いパンフを受け取る。舞台に近い場所はすでに座席確保のブルーシートで一杯。野外とはいえ犬の連れ込みが認められているのはコンサート会場には珍しい。早速生ビールと思ったが、缶とビンだけでこの販売がないのも珍しい。

11:00ビリー二村の司会、ナツコ・グレースの挨拶に続きカントリーダンスの講習が始まった。例により本番で演奏されるGood Time Charlieのために振り付けたダンスの指導。100人超が舞台下のダンスエリアを埋める。5年前には特設されていた木製専用ステージはなく、アスファルトじか。よってブーツの滑りが悪く、足にも負担がかかる。諸事情があることと思うのでないものねだりはできないが・・・。

12:00いつもの江越哲也(チャーリーの高校後輩)と吉田恵理(フジバンビ吉田社長の娘)の総合司会で開会。トップはホストバンド、チャーリー永谷とCannon Balls。左端から女性フィドラー吉富はるか、EGマーク有田、AcGtハリー岩本、DRチック井上、チャーリー、EBフレディ小池、PSGランディ尾崎の7人編成。チャーリーのほか4人がソロボーカルやコーラスも務める。ジョージ・モーガンのAlmost、アラバマのMountain Musicほか、若いメンバ-も次々にハンク・ウイリアムズやアラン・ジャクソン曲を披露。途中、この日が誕生日の参加者3名のためにHappy Birthdayソングのサービスも。締めはMy Name Is Good Time Charlieに乗せ、事前練習ずみのカントリーダンサーが軽やかに踊る。チャーリーの歌声は年齢を感じさせない若さとハートで一杯だ。

会場内で長野県から車でやってきたブロンコこと三石克己(駒ヶ根・カントリーカフェのハウスバンドのリーダー)に呼び止められた。来年6/23に同地の屋内会場でチャーリーを招きCountry Rideを主催するという。なお、三石は来春1/26の第6回所沢カントリーミーティング(TCM)に出演が決まっている。

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応援団が多かったBC

1週間前に京都カントリードリームに出演したばかりのBluegrass Colonelsが大舞台に立った。同志社大OG2人を含む典型的ブルーグラス5人編成(ドブロはふくまず)。女声カントリーボーカルの定番 Once A Dayでは観衆も唱和、Tennessee Waltzは後半をアップテンポで、Peach Picking Timeもなじみの曲、Take Me Home, Country Roadsの出だしはアカペラコーラスで。広大な屋外会場でもあり、アコースティック編成だけでは力強さを欠くのはやむなしか。PA操作にもよるのか、演奏力にもよるのか、聴く場所にもよるのか。ブルーグラスはドラムスもなく、ビートの効いた一般受けするダンサブルな曲は少ない。アスペクタの持ち時間は1時間と長く、中だるみの気配なきにしもあらずであった。

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おめでとうカントリーゴールド初参加、Wild Wood Roses(東京)の登壇だ。長い色白の腕を振りながら横地みずほが明るく挨拶。前夜祭(熊本市内@ぺいのあ)では綾喜子とのデュオ、Cotton Fieldsなど気迫の舞台を努めていたが本番でも堂々のステージングである。東京ではトップクラスのカントリーダンスバンドとしてロンスターカフェやロンスターピクニック(@所沢航空公園、毎年5月)の常連。Ring Of Fireでキックオフ。乗りのいいTiger By The Tailや Rose Gardenではカントリーダンサーたちは気持ちよさそうに踊りまくり、最後はDesperadoでみごとに初陣を飾った。

みずほからはカントリーゴールド出演の感想が届いた。「とにかく熱さとの戦いでした!広く高いステージからパフォーマンスさせて頂くのは、とても気持ちが良いのですが、出演時間(14:30~15:30)がちょうど、西に傾き始めた太陽の強烈な日差しが差し込む時間で、眩しさと熱さでクラクラになりました。いろいろ反省点もありますが、メンバー全員の力を合わせて一つのステージを作り上げた達成感がありました。これからも楽しいステージがお届けできるように、カントリーゴールドでの経験をバネに頑張って行きたいと思っております。ご声援下さった皆様、スタッフの皆様、本当にどうもありがとうございました」。

白シャツのほかはハットからブーツまで黒系でまとめた蒲島郁夫熊本県知事の挨拶は英語で始まった。折から同知事のエッセイが日経夕刊“こころの玉手箱”に連載中だったこともあり、注目して聞いた。この“約束の日”はカントリーファンの旧交を温める交流イベントであることを強調した上で、今夏発生した阿蘇地域豪雨渦にもふれ犠牲者に哀悼の意を捧げた。

コカコーラ、ホンダカーズなど大口スポンサーの旗手たちが舞台に並びチャーリーから感謝の盾が贈られた。かっては馬に乗ってスポンサー旗を翻しながら颯爽と会場に現れたこともあったし、舞台下には特設木製ダンスフロアーを設置した時期もあったことを思うと財政面での波が多いことを感じさせ、24年にわたる運営のご苦労に頭が下がる。

1人3役、デール・ワトソンの酒場の声に酔う

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おまちかねホンキトンク・カントリーのDale Watson(50)が黒のハーフコートを羽織り、トレードマークのコインを多数ボディに貼り付けたギターを抱えてセンターマイクに立つや、カメラを観衆に向け、“チーズ”と叫びながらパチリ。Lone Star Beerでは フィドラーとウッドベース奏者との絶妙なトリオハーモニー。曲調はマール・ハガードのBottle Let Me Downに似ていた。Folsom Prison Bluesでは大御所ジョニー・キャシュをしのぐほどの重低音で魅了し、ジェイクとのエレキギター2重奏でも高度なギターテクを披露した。間奏部分では担当奏者に接近して激励とねぎらいも忘れない。Crazy Arms、Ring Of Fire、Working Man Bluesなど、随所で観衆に、手を挙げてと呼びかけて撮るカメラタイムを織り込みながら全11曲。どれもこれも感動また感動。なにせGジョーンズ、Jキャシュ、Mハガードなど大歌手の歌声を、吸い込まれるようなバリトンボイスの1人の男から聴けたのだから、これほど贅沢なことはない。感涙にむせぶ60~70歳代のカントリーファンは筆者の周りにもなんと多かったことか。なおバンド配置は向かって左からEGジェイク、Fiヘイドン、PSGジェームス、、Drテッド、EGデール、WBクリス、KBミルトン。後半はすべてこの布陣でバックを務めることになる。

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三井ガーデンホテル宿泊の“特典”で、エレベーター内でGeorgette Jonesと会えた。アメリカからのアーティストかと聞くと連れの女性秘書がすかさず、ジョジェットだと。まさにハッピー・サプライズ、握手を交わし密室国際交流。舞台では“父の歌です”とThe Race Is Onを歌えば、もうダンサーたちは夢心地で踊る。ロレッタ・リンの“未熟な女”が終わると、”次はお母さんの歌です”とDIVORCEを。デールがタトーの入った両腕丸出しの黒ベストで舞台上手から駆け込んできた。ジョジェットとのデュオGolden Pain?は圧巻。続いてチャーリ-が遠慮がちに下手から現れる。White Lighteningのハモをつけ、間奏では彼女の手を取り踊るパーフォーマンスも。最後はまた母タミー・ワイネットの珠玉の名曲Stand By Your Manを熱唱し、全10曲を終え大拍手に送られ退場。

阿蘇山麓特有の冷え込みが厳しくなる終盤17:00から、若いRick Trevino(41)がトリを務める。舞台のカラーLED演出照明が効果を発揮しはじめる。観客はあれこれと防寒対策に忙しそうだ。筆者も防寒対策のため席替えなどで、じっくり聴く時間はなかったがShe Thinks I Still Care やIs Anybody Going To San Antonなどなじみの曲が流れたときは、舞台から遠くはなれた傾斜芝生席で連れのダンス仲間とステップを踏み、寒さしをしのいだ。

次の予定もありフィナーレソング(You Are My Sunshine)までは参加できずに会場を後にした。出口にはパンフが相当数残っていたが、総入場者数は計画通りだっのか気になるところ。しかし、来年こそ参加したいの声がかなりあり、節目の25周年が待ち遠しい。

Zenkei


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神戸のウエスタンウエアショップ*も出店

さあ、次の約束の日は2013-10-20(日)超大物アーティストの招聘もささやかれており期待がふくらむ。連続参加のカントリーゴールダーの高齢化が進む中ではあるが、みな元気に阿蘇アスペクタで再会したいものである。

今回のTV録画放映予定
2012-11-28(水)0:00~0:59(27日深夜)
BSプレミアム全国放映

*ウエスタンウエアのユニクロ、「カサデリアン」http://www.casadelien.com/

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2102-10-23)

写真:則竹信吾、ビリー二村、小野マリ

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Reginald M. Brown

投稿: Reginald M. Brown | 2012年10月30日 (火) 18時12分

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