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2013年2月の投稿

あしなが基金から礼状

6回所沢カントリーミーティング(TCM、1/26)で、一般入場のみなさまから募金箱に投入された寄付金(¥90,300)は全額、基金に振り込まれましたが、その礼状が届いておりますので公開いたします。この“永遠の絆”チャリティ・コンサートは来年(1/25)も継続いたします。

TCM代表 ロイ田沢Img034


 

 

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はっぽん・ブルーグラス速報

北風に乗ってやってきた
東北大ブルーグラスバンドが東京初公演

20130222北風

近年、ブルーグラスといえば私大より国立大学で人気があり、北大、東北大、神戸大、名古屋大あたりでは数十人から100名近くの部員を擁しているようだ。昨日2/22(金)、国立・はっぽんでブルーグラス教室を主宰(毎月第4火曜日)する近藤俊策の企画により、はっぽん・ミニフェスなる3団体参加の小型ブルーグラスフェスがあったので参加した。トップ出演は杜の都、仙台から6時間かけて車でやってきた5人編成の現役学生バンド、“北風めがね”、近藤が昨秋、岐阜県の多治見フェスで“スカウト”し、今回の東京遠征が実現したという。構成は鈴木瑶平(Gt&Vo、茨城)、渡辺奈々子(リーダー/Md&VO、奈良)、佐藤宏美(Fd&Vo、熊本)、石井彩子(Bj、仙台)、今野克洸(Bs& Vo、秋田)でブルーグラスの基本形。なお、一般に幼時にバイオリンを習い成人してブルーグラスフィドラーなどに転向するケースが多いのだが、佐藤の場合は大学に入っていきなりバイオリンを手にしたとのことで演奏前から話題騒然であった。みな楽器演奏もコーラスも、結成2,3年とは思えぬ出来映えである。残念ながら演目は筆者には“9ポンド・ハンマー”くらいしかなじみがなかったものの、ブルーグラス入門編、これぞブルーグラスを楽しませてくれたことは間違いない。曲の構成やMCに工夫を重ね、これからいいものにしていくことであろう。12曲目Ain't Nobody Miss Me When I Goneで、45分のステージを終えたが、ブルーグラス第3世代を見つめる中高年リスナーたちには、後継世代への期待感とともに、我が国ブルーグラスの将来は安泰なりの思いを強くしたのではなかろうか。

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2番手にホストバンドのThe Way-Faring Strangers(リーダー/マンドリン・近藤俊策)が登場した。先月開催の小平フェスに続き今年第2弾。小平での演目とのかぶりは2曲だけで、追っかけファンにとってはありがたい。
1.Bluebirds Are Singing For Me /新曲
2.Sea Of Heartbreak/近藤がリードボーカル
3.A Good Woman's Love/バンジョーの萩生田和弘がリードボーカル
4.Remembrance Of You
5.Double Eagle/金子武美のギターソロ冴える
6.Willie Roy The Crippled Boy
7.The Fields Have Turned Brown/4声、何度聴いても飽きることはない
8.Aunt Dinah's Quilting Party /南軍の帽子をかぶりドブロの武田温志がセンターマイク前でリードボーカル。 そして林京亮の4ビートベースが歯切れよい
9.Long Black Veil/アリバイがありながら死罪に甘んじた愛人を悼む黒いベールの女・・・・、金子の解説に続く濃厚なブルーグラス4重唱が心にしみる
10.Matterhorn/ブルーグラスには珍しくスイスが舞台の曲。これもブルーグラスハーモニーの傑作

68歳の武田を頭に最年少の金子は62歳、結成は1959年だから来年はめでたく55周年を迎える。この長寿バンドが紡ぎ出す円熟・鉄壁のブルーグラス・ハーモニーはチームワークのたまものにほかならない。近藤によれば、毎度の練習時間は体力的なこともあり長くはないが、一緒に過ごす時間はかなり長いという。それに奥方連のゆるぎないサポートがある。この夜も全員がはっぽんの指定席から声援をおくり、カメラのシャッターを切っていた。

20130222honeycookiesHC

最後に若手トリオが舞台に立った。先述小平フェスでは別のバンドでやっていた平塚夫妻、ギター(洋輔)&Wベース(里美)とフィドル・手島宏夢のHoney Cookiesである。ブルーグラスではBurry Me BeneathThe Willow Treeなどを聴かせてくれたが洋輔のキーがかなり高いのには驚いた。ワンマイクを囲むトリオボーカルが40席ほどの店内に柔らかく響く。3人の口とマイクとの距離は4、50センチ離れていたがよく通る。手島がウエイファーのように、うまく曲の説明ができるようになりたいと白状していたが、確かに手元にはプログラムがあるわけでもなく、曲名もよく分からないまま舞台は進んでいたが、流れてくる楽曲は心地よい。特に中盤のジャグバンド風の2曲と、ラス前のオリジナル曲は、♪今日はいい天気、明日は何があるかな~と歌詞も素朴でよかった。手島が指でつまびくフィドルも効果的であった。

敬称略 (レポーター:ロイ田沢 2013-2-23)

写真:近藤俊策

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TCM2013総集編

3girls受付3人娘
26_9カサデリアン見本展示

TCM速報<1>

Listner2満席

1/26(土)、新春所沢カントリー・チャリティ音楽祭・第6回カントリー・ミーティング(TCM)は無事終幕いたしました。一般参加者153名、出演ミュージシャン54名、デモダンサー44名、専任スタッフ16名で総入場者数は269名と過去最多の260名(マイク伊藤出演の2010年)を超えました。なにも数だけがすべてではありませんが、内容の充実ぶりも誇れるものではないかと自負いたしております。また、終演後の交流会で公開集計された3.11あしなが基金への募金総額は¥90,300(昨年¥74,911)でした。1/28(月)に市郵便局本局から全額振り込みました。

TCM代表 ロイ田沢

TCM速報<2>

Roygree開会挨拶


12:00~総合司会、ジョージ桑名と杏ふるやの開会宣言のあと、“~これから夕方まで5時間、100名以上のカントリーミュジシャンとカントリーデモダンサーがカントリー・ウエスタンの世界をお届けします。どうぞお楽しみください”とTCM代表ロイ田沢が開演の挨拶をして、オープニングジャムが始まった。古谷実(Bs)のリードで、並木公民館館長・糟谷実(Mn)、オレンジのレスター川野(Gt)、チューズディの岸野克己(Bj)、Jプロの嘉山潤子(Fd)、チューズディのテディ船橋(Fd)がインストでOld Joe Clarkをジャムった。2曲目.Baybreak In Dixie ではTokorozawa Country Dance Clubのメンバー7名がCripple Creekの振り付けで軽やかに踊った。

Nagasaka2NMP
12:13~カントリー・Nagasaka Mountain Playboys(所沢)
2002年、ソニーミュージック社の仲間で結成。“お客さんと一緒に楽しむ”がモットー。初心を忘れず活動中。
♪鈴木民生(PSG)、近藤紳一(Gt&Vo)、村越茂雄(E.Gt)、金澤卓(Dr)、森三千男(E.Bs)、松村浩(Vo)、灰野一平(KB)

1.Steel Guitar Rag
2.Singing The Blues(ブルースを歌おう)
3.Help Me Make It Through The Night
4.Crying My Heart Over You(泣きぬれて)
5.Looking For Love
この時季にふさわしく、シャンソン“ 雪の降る町を”も予定していたが都合で割愛されたのは残念。

BtBT
12:38~ブルーグラス・Bluegrass Tuesday (所沢)
中央大、法政大OBを中心に2003年結成。バンド名の由来は練習日が火曜日だったから。
気持ちだけはいまだに青年。
♪大庭進(A.Gt&Vo)、岸野克己(Bj&Vo)、中村章治(Mn&VO)、小林明人(E.Bs&Vo)、テディ船橋(Fd)、古谷実(Db)

今年はワンマイクに初挑戦。
1.Fire Ball Mail
2.Honey You Don't Know My Mind
3.In The Pines
4.Love Me Darling Just Tonight
5.We'll Meet Again Sweetheart
6.Peaches And Cream

Beers_agoBeers Ago
13:03~カントリーダンス・Tokorozawa Country Dance Club(所沢)
1997年に当並木公民館で故ファーリー井口(旧姓飯塚勢津子の夫)などが立ち上げた“タングルフット”が前身、2006年から現体制で再スタート。月2回、林ちひろの指導で第2・4土曜日(13:30~17:00)に当館で例会。現会員数14名。

1. Beers Ago
女子6,男子2が4名づつに分かれ、左右から入場、横2列→横1列→縦2列と陣形を変えながらトビー・キースの最新曲にのせて踊った。続く2曲はジャズとロカビリーで。カントリーラインダンスはノン・カントリーでも楽しめるという見本である。
2. All Of Me
3. Elvis Medley
.
Hitomi朝日、石川マキ、ひとみ
13:10~カントリー・Very Old St. Nick(青梅)
バンド名にケンタッキー州ストレート・バーボン・ウイスキーの名を冠した。その演奏も切れのある辛口ビンテージ級と期待がふくらむ。率いるひとみは元baby eggのママさん。
♪ 朝日ひとみ(Gt&Vo)、朝日信夫(Gt&Vo)、安達文行(PSG)、石川マキ( E.Gt)、長房伸一(E.Bs)、近記(チカキ)由紀夫(Dr)
新婚間もない朝日夫妻のボーカルを中心にロレッタ・リンの名曲も折り込み好演。

1.Pick Me Up On Your Way Down       
2,Don't Come Home A-Drinkin'    
3.Wheels      
4.Which Bridge To Cross
5.American Dream
6.Stand By Your Man

PurplePH
13:35~カントリーダンス・Purple Hat(鎌倉)
米・婦人ボランティア団体レッドハットに共感、カントリーダンスを通じて社会貢献することを目的に2008年に結成。鎌倉など湘南地区の40歳~70歳代がキャリアと人脈を活かし、昨年は仙台で東日本大震災復興ライブと募金活動、聖路加病院・日野原重明先生の講演お手伝い、鎌倉FMの専属ダンサーとしても数々のイベントに参加。故山下敬二郎の妻でカントリー歌手の山下直子もメンバー。半数近くが日航、全日空の元客室乗務員。山下直子をふくめ12名で3曲を披露。

1.Route 66
2.Mr.Postman
3.Whisky's Gone

Donpドン&パッツイ
13:45~カントリー・Walkin' Back(狭山)
東京経済大のカントリーバンドで活躍した笠原夫妻が2008年に結成。円熟・元気印の夫婦デュオ
が今年もまた盛り上げてくれる。専属のPSGが病気療養中のため明大カントリーケーパーズ、初代PSG奏者が応援参加。東京・笹塚リバティベルなどで活動中。
♪ドン笠原(Gt& Vo)、パッツイ(E.Bs&Vo)、ケニー塚本(E.Gt)、イッセー(Dr)、萩原昭(PSG)

1.Oh,Lonesome Me
2Okie From Muskogee
3Yellow Roses
4.Country Gentleman  ケニー塚本のエレキギターインストを急きょ挿入した
5.Workin' Man Blues
6. Mama, He's Crazy
7.Columbus Stockade Blues ここまで完成度の高いヨーデルデュオ(笠原夫妻)は日本では多分WBだけ

EmaalmaGCB
14:10~カントリー・Grass Country Boys(大月)
大月C&Wミュージック愛好会の藤本会長が率いる大部隊。恒例8月の都留カントリーBBQパーティのホストバンドで、今年は10月開催の国民文化祭・都留オープリーの世話役も。10人編成にゲスト歌手としてロディオ渡辺も迎える。目玉は比国出身のエマ、アルマ(リトル・フィリピーノ)によるガールズデュオで所沢初デビューとなる。
♪ジミー藤本(PSG)、ダン岡山(E.Gt)、リッキー長房(E.Bs)、ヤン加藤(Dr)、ジャック笹島(Fd)、ダディ志村(Gt&Vo)、ナイス小宮(Gt&Vo)、エマ楢島(Vo)、アルマ志村(Vo)、ゲッター山本(MC)  ゲスト:ロディオ渡辺(Gt&Vo)
山本のおなじみキックオフ宣言でケイジャンチューンからスタート。志村夫妻の入団で一段のにぎわい。

1.Cajun Fiddle
2.Coca Cola Cowboy
3.A Cowboy Rides Away
4.I Can't Help It
5.Crazy Arms  ロディオ渡辺
6.I'm From Country
7.I Feel Lucky
8.Rose Garden
9.Steel Guitar Rag

Baby2奧OB
Kid
ベビーダンサーの両親・伊藤夫妻

14:35~ブルーグラス・Orange Blossom(小平)
2002年小平市で誕生。マルチプレーヤーの古谷実が率いるベテラングループが総合司会の杏ふるや(先述)をゲストに迎えて、ポピュラーなカントリー曲も披露する。
♪ジョンソン古谷(Db&Vo)、レスター川野(Gt&Vo)、アール斎藤Bj&Vo)、クラレンス小林(Mn&Vo)、ハワード三浦(E.Bs)  ゲスト:杏ふるや(KB&Vo)

1.Long Gone 
2.Make Me A Pallet On Your Floor
3.Take Me Home Country Roads     杏ふるや
4.When You Kneel At My Mother's Grave
5. Jambalaya                     杏ふるや
6.All The Good Time Are Past And Gone
7.I'm Using My Bible For A Road Map
8.Foggy Mountain Breakdown

Eddyエディ
.15:05~カントリー・Storm Riders (東京)
リーダー、エディ稲田は2回目の参加だが、バンドとしては初参加。3名の特別ゲストを迎え多彩なステージを展開する。エディの軽妙洒脱なトークも聞き逃せない。2008年結成。はっぽんやロンスターカフェに定期出演中。
♪エディ稲田(Gt&Vo)、ダン岡山(E.Gt)、町田木綿子(E.Bs)、木島弘平(Dr)、バディ大島(PSG)

ゲスト:藤井三雄(PSG)
ファゼイ・スチールギター・プロダクツ代表。昭島市・昭和の森の「ウエスタンの日」の主催者。自作CD「Moonlight Breeze & Steel Guitars 」好評発売中。

Broncoブロンコ
ゲスト:ブロンコ(Gt&Vo) 
長野県駒ヶ根を本拠地に活動中。バック・オーエンズやマール・ハガードを歌わせるとだれもが納得。6月には地元で、熊本からチャーリー永谷を招聘して「Country Ride」を主催する。

ゲスト:山下直子(Vo)
1965年静岡県生まれ。テレビなどでのタレント活動を経て、1991年にロカビリー歌手・山下敬二郎と結婚。その後はカントリー歌手として山下と舞台をともにした。1st CD「ロカビリー・ウイドー」発売中。2月に山下敬二郎メモリアルライブ(@赤坂・ステージ1)、5月には日本カントリーミュージック&ダンス(@お台場Zepp)に出演予定。町田市在住。

1.Good Hearted Woman   以下4曲エディ
2.City Of New Orleans
3.Pretty Woman      
4.Sold
5.Acky Breaky Heart  ブロンコ、エディがハモ
6.Together Again エディのバリトン(キーA)と藤井のPSGが冴える
7.Breeze  藤井三雄のPSGで自作曲を
Once_a_days

トリオボーカルでOnce A Day

8.Once A Day   山下直子が爽やかに、ブロンコとダン岡山がハモを
9.Cotton Fields   エデイ、山下、ブロンコの3重唱。CCRバージョンで
10.Jambalaya   TCM初のアンコールに応えて

JproJプロ
15:45~ブルーグラス・J Project Band(藤沢)
拠点は藤沢、湘南地区。フィドラー潤子をのぞく4人は関大、関学、大谷とカントリー、ブルーグラスが盛んな関西の大学出身。勢いみなお笑いセンス満点でコミックバンドとしても人気だ。初開催されるカントリーライド(6/22-23、駒ヶ根市民会館)に招かれており、ホストを務めるリリー・ピッキング・パーティは今年も6/30、横浜市緑公会堂で行われる。定期ライブは地元のんのんや銀座ロッキー・トップで。
♪木村孔次(Gt&Vo)、嘉山潤子(Fd&Vo)、十鳥文明(U.Bs)、十鳥まこと(Mn&Vo)、杉本洋一(Bj&Vo)

1.花
2. Bye Bye Love
3. 乙女の祈り
4. Tennessee Waltz
5. よ~ちゃんの一服コーナー:新年にふさわしく、南京玉すだれを披露
6. A Place In The Sun(陽の当たる場所)
7. Night Train To Menphis(夜汽車でメンフィス)
8. Back Up & Push

Sakami

一般ダンサーと踊る酒見(右端)

16:18~Honky TonK Flowers(西東京)
田無、武蔵境などで活躍中のチーム有志と腕に覚えのあるベテランたち総勢26名がTCMのために結集。いつも明るく、楽しくを合い言葉にカントリーダンスを愛し続ける熟女たち。冥土の土産に踊りまくりたいと代表の酒見美恵子は気合い十分。

1.Cotton Fields+ラストダンスは私と  26人全員で
2.Honky Tonk Man   衣装を替え4人で

Roy3GVB
16:25~カントリー・Great Valley Boys(ホストバンド/所沢)
結成2007年。生みの親、所沢のジミー時田ことジョン大谷亡きあと、その遺志を継ぎ2012年再編成スタート。最年長、ロイ田沢のメインボーカルをベテラン勢と紅一点シャロンが懸命にサポートする。
♪萩原昭(PSG)、棚沢潤(E.Gt)、シャロン岩永(KB&Vo)、山田雅春(E.Bs)、
テッド福島(Dr&Vo)、ロイ田沢(Gt&Vo、MC)

1.Steel Guitar Swing  萩原のPSGをフィーチャー
2.Together Again   同上、ボーカルはキーD

3.Love's Gonna Live Here Again  ドラムス福島もコーラス参加
4..Silver Wings   ロイ&シャロンの2声、エレキの棚沢のイントロで
5.Don't Let The Stars Get In Your Eyes  シャロンのピアノ冴える
6.Kentucky Waltz    ブルーグラス調で
7.Strong Enough   ロイ&シャロン。アラン・ジャクソン2004年アルバムから
8.Your Cheatin' Heart   メンバー紹介をしながら

Finale
最後まで客席は一杯

16:50~フィナーレ Will The Circle Be Unbroken
トリのバンドがそのまま残り、他の出演陣が舞台に勢揃い。当イベントの基本コンセプト、「永遠の絆」をずばり象徴するこの曲の歌詞1番から4番、さらにまた1番を繰り返し、延々と歌い続けた。

TCM速報<3>

都心に近い、開催時期が新年、カントリーダンスも踊れるコンサートホール・・・などの好条件もあり、年々知名度が高まる所沢カントリーミーティング(TCM)であるが、事務局に寄せられた各方面からの反響で際立っていたのは、このイベントが結果として旧友との思いがけない再会やカントリーファン同士のうれしいリユニオンを演出したことである。なかでもウオーキング・バックのリーダー、ドン笠原と北海道北見市からリスナー参加のアマチュア・カントリーミュジシャン、石川寛との同窓生交歓が実現したことが特筆される。同時代に東経大でカントリー音楽活動をしながら、両人は今回が初対面。その感動を笠原が自身のブログで吐露している。http://walkingbac.exblog.jp/←名文です!

回収したアンケート結果では、ぜひ続けてほしい、5時間たっぷり楽しめた、客席は適度の明るさ、出入り自由、写真撮影・録画自由、ダンス自由、フレンドリーな雰囲気、もっと早くにこのイベントがあることを知りたかった・・・。カントリーダンスには賛否両論があり、休憩時間がほしいとの要望もあった。

入場の際に記名をお願いしているが来場者数とどこから来たかの把握に役立つ。今年は所沢市内40%、東京都内32%、埼玉県外18%、埼玉県内10%。いつも市内参加者が半数を割るのはカントリー音楽祭の宿命なのだろうか。

会場には小平ブルーグラスフェスの主催者、佐々木仁(元ジューン・アップル誌主宰)、鎌倉FMの“おやじのカントリー”番組でがんばる大塚哲夫(元ニッポン放送)、このホールでカントリーカップルダンスの研鑽を重ね現在ダンス教室Y&Yを主宰するハーレー吉田(徹)、明大と松下電器の名門バレー部、エースアタッカーで鳴らした当間堅一郎の姿もあった。当間の盟友で伊勢カントリーヘブンの主催者だったハリー荒川は愛妻の急逝で参加取りやめのやむなきに至ったのは無念。


Kid2_4
kidこと伊藤一英

Baby3
両親のDNA満載
まだ2歳にもならない女児がオレンジ・ブロッサムが奏でるブルーグラスでダンスを披露。よちよちながらも実に上手に音楽に合わせている。神奈川県大和市から一般参加のKIDこと伊藤一英夫妻が彼女の両親。片隅でカントリーカップルダンスを踊って人目を引いた。

<下掲写真州旗の説明>
L-R:テキサス、ルイジアナ、ミズリー、南軍旗、星条旗、海軍旗、バージニア、ケンタッキー、テネシー

Jamdanceオープニングジャム

舞台背後に今年も色とりどりのアメリカ州旗が下げられた。巳年にちなみ黄色地に
とぐろを巻く蛇とDon't Tread On Me(俺を踏みつけるな)の文字、このガズデンフラグは筆者が米空母、キティホークが小樽寄港のときの艦上パーティで見かけたもの。他の州旗はいずれもカントリー音楽が盛んで、南北戦争で南軍に属していた13州の中の一部である。総合司会の桑名が全9種の旗名を読み上げたが、舞台袖で筆者に囁く、“ロイさん、日の丸も必要では・・・”。ちなみに、1/7に赤坂ステージワンで彼が主催したマイク伊藤ショーでは君が代を演奏したとのこと。




Purpleatdoor出番を待つPH


幸か不幸か、今年はハワイアンバンドとフラダンスが抜け、舞台からハワイ州旗も消えた。代わりにカントリーダンス団体が増え、鎌倉のダンスチームもその一つ。12名がおそろいのパープル・カラーのシャツで踊ったが、ほぼ半数が元スチュワーデス(古い言葉ですみません)だけにビジュアル映えする。ロカビリー歌手、故山下敬二郎の未亡人、若くてスリムな山下直子もパープルの一員、歌はプロだが踊りもうまい。

TCM速報<4>

Finale2フィナーレ


こんなうれしい反響もあった。これほど熱気のある、楽しかった並木公民館多目的ホールでのイベントは初めて・・・、詳しくは→クリック http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/40091556.html

Kou1開宴17:30

Kouyu2中締め19:30Kanna右:石川寛


交流会も賑わった。80名以上の参加者が約2時間のバライティ・ショーを楽しんだ。糟谷館長の挨拶、藤井三雄ファゼイ代表の乾杯音頭、ロイ田沢による総入場者数発表、3.11あしなが基金の公開集計立ち合い人、生田直(地元ふれあい会会長)の募金総額発表に続き、早速カントリーの部が始まる。トップは大御所、テラケイこと寺本圭一に師事した石川寛(北見市・ブロンコスのバンマス、北見中央病院理事長)が大学後輩の笠原のリクエストでジョニー・キャッシュの刑務所ものを。千葉オープリーの副委員長、藤倉孝義、この地域元住人菅野一弥が続く。

会場の講堂は防音室。ギターを抱えたテディ船橋のエルビス・プレスリーショーが始まった。ろくな打ち合わせもないのに、カントリー編成のバック陣は歯切れよくフォローしてくれる。この辺も当イベントのレベルの高さであろう。

ブルーグラスの部のトップはJプロ、5人そろっての円熟のステージ。熊本カントリーゴールドの主催者、チャーリー永谷も出演するカントリーライド(6/23@長野県・駒ヶ根市民会館)に参加が決まっている、よしもと色豊かなエンターテイナー集団だ。遠路、藤沢から・・・頭がさがる。

Sayonara

左から3人目、山本繁夫、右端:当間堅一郎


TCMは米国ブルーグラス専門誌、Bluegrass Unlimitedのフェスティバル名簿に登録されている。それを見たミネソタ州の読者が日本にいるブルーグラス好きの孫にTCMのことを知らせた。青年ウイル・ヒベン(狭山市在住の英語教師)がそのひとで、フィドルとマンドリンを持って会場にはせ参じ、交流会は日米交歓の場ともなった。

裏方さん紹介コーナーでは、照明担当の地元ボランティア3名と音響担当の4名のかたがたにロイ田沢がねぎらいのコメント。今年は客席照明も適切、ダンス照明は昨年より明るいなどさまざまな工夫がなされた。音響は、ここ3年連続メインスピーカーからマイクまでPA機材をまるごと持ち込み、前日からの設営である。コンサートの成否、バンド演奏の善し悪しに決定的な役割を負う、カントリー音楽にも精通した音響のエキスパートに改めて敬意を表したい。

シルバー川柳がブームという。実は筆者、2006年に地元川柳会の門を叩たき、柳号もロイ田沢で月1の句会に通っている。今年は師である所沢市川柳連盟の願法充会長(元航空自衛隊パイロット)を交流会にお誘いした。カントリー川柳の数々を吐いてもらい、色紙にしたためた作品は希望者にプレセントされた。

1.裏方の技が支えるカントリー
2.効果音その気にさせるローハイド
3.和して同ぜずブルーグラスとカントリー
4.カウボーイハットで爺と婆の歌
5.カントリーダンス美脚が売りである 
6.たき火などしてみたくなるウエスタン
7.こころ唄カントリー節演歌節 
 など計20句

Jacks
左フィドル・笹島、中央ギター・小宮

カントリー第2部では自薦他薦の歌手が次々と繰り出した。TCMにバンド参加歴のあるボブ宮本、坂戸のレイチャールズことプロ・ハモンドオルガニストのケイ鈴木、九州から参加の長文子、ダンスチームで踊った佐生七千子、出演陣では俺も歌えるとPSGの藤井三雄が知りたくないのを。大月のナイス小宮、フィドラーのジャック笹島・・・。

TCM速報<5>

京都在住のカントリー音楽研究家&カメラマンの山本繁夫さんからもTCMフォトCDが届きました。同氏は小樽カントリー&ウエスタンフェスティバル(2004~2009)に6年間連続参加し、フェスの写真を撮り続けてくれました。TCMでも同様の活動が続きます。長身、白いあごひげのナイスガイに感謝。

Kate K夫人

くり返しになるが、今年のTCM会場は“思わぬ再会”、“奇跡的な出会い”の場でもあった。札幌から駆けつけたK夫人は40年ぶりに東京の友人に。千葉からのT氏は会いたいと思っていた旧友に10年ぶりに。示し合わせた訳ではなくいずれもハッピー・コインスデンスであるところがすごい。そしてこのイベントが取り持つ縁で、大学時代は互いにカントリー音楽をやりながら見ず知らずだった同窓生が交歓できたことも既報の通りである。

所沢市民が少ないのが気になった。山梨県都留市のように市を上げてのカントリー&ウエスタン祭りにできないものかとの意見もあった。来る10/5(土)に開催される都留オープリー(@都留 戸沢の森・和みの里・芝生広場)は都留市とテネーシー州ヘンダーソンビルとの姉妹都市提携20周年を記念するもので、本場ナッシュビル郊外にある同市が派遣するバンドと日本全国からのアマチュア・カントリーバンド16団体が参加する。TCMに今年参加のカントリーバンドのうち4団体のほか、オール・カントリー・ボーイズ(国立)、タウンホール・バンド(横浜)も出演する。

第7回TCM 開催予定日は2014年1月25日(土)
会場は並木公民館で同じです

TCMの10日ほど前、首都圏は7年ぶりの大雪に見舞われ、本番1/26の後にも雪が降った。イベントの要諦は品質、安全、予算、納期(時間管理)といわれるが天候も大きな要素である。いわば運不運もつきまとう。よい天気に恵まれ、怪我・事故、大きなトラブルもなく、多くのカントリーファンと将来のカントリーファンに楽しんでいただけたようで感無量。出演陣と関係者ともどもこの喜びを分かち合いたい。I love Country Music! Thank you again!
            
敬称略 (編集:ロイ田沢 2013-2-6)
                                                               
写真:安川忠男、野村義男、山本繁夫

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