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9/26バック・イン・タウン速報




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カントリーの歌姫とブルーグラスマスターのレコハツ・ライブ

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L-R手島、加藤、愛江、早川

カントリーとブルーグラスの両方を楽しめるバンド。最近人気上昇中の坂本愛江(Vo)笹部益生(Gt&Vo)を2枚看板とするブルーサイド・オブ・ロンサムのライブが9/26バックインタウン(曙橋)であり、所沢カントリーミーティング(TCM)の運営仲間と連れだって参加した。ニューCD(前掲写真)の発売記念を兼ねたライブでもあり、店内入り口には気の利いた紙ジャケット(イラスト:あしゅら紅丸)が平積みされていた。

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中央:手島(父)、右:笹部
19:30、先ずはこのCDにある最初の曲、アルバムのタイトルでもあるLet Us Travel,Travel Onから。Blue Moon Of kentuckyが続く。ブルーグラス編成の特徴ともいえるワンマイクを囲んでの美しいハーモニーボーカルが流れる。愛江の伸びのある美声は突出しすぎることはなく笹部ほかの男声に溶け込んでいる。父、孝昭ゆずりのスマイル、はきはきした分かりやすいMC、客席にはがちがちのブルーグラスファンは少なく、むしろカントリーファンが多いようだ。カントリーファンおなじみのMy Shoes keep Wlking Back To Youでは笹部と手島宏夢(Fd&Vo)がコーラスをつけた。カントリーには欠かせないドラムスやスティール・ギターがない物足りなさを補強すべくバック陣、手島昭英(BS)、加藤保久(Ma&Vo)、早川流吉(Bj&Vo) が懸命に支える構図だ。もともとはカントリーですと言いながら、笹部のリードボーカルでI Wonder Where You Are Tonight (作曲:Jonny Bond)のあとは、

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中央:みなき 右端:たくみ

彼らが来月参加するOklahoma Bluegrass Festival(10/3-5、オクラホマ州)でも披露する予定のKentucky Waltzを。後半に転調し3パートハーモニー、おしまいは愛江の朗々としたソロボーカルで締める構成だ。現地アメリカ人にも大受け間違いなしのできばえ。愛江は今度のCDはイラストもユニークなのでオクラホマでは売れるはずと期待している(売価$10)。Back To Old Smoky Mountainなどビル・モンローが続き、再びカントリーの名曲、Please Help Me I'm Fallingだ。終わると若手バンジョー奏者、みなきたくみの2名が紹介された。“オクラホマ・フェスに帯同するので私に何かあっても大丈夫”と大先輩の早川が頬を緩める。スクラッグスの曲からバンジョー2本の合奏が始まった、曲間にフィドルとマンドリンの合奏をはさみ、これぞブルーグラスインスト、を見せつけた。ジミー・マーティンのMy Walkingで前半全12曲を終えた。

20:50ころから2部が始まる。1曲目はリスが駆け巡るシーンを表現したフィドルチューンを手島が好演。そしてお待ちかねの曲が始まる。日本語カントリーの傑作“母からの便り”(作詞・作曲、田村守)だ。この歌の初代歌手は坂本孝昭、2代目がTCMの常連出演バンド、ウエイファー(代表:近藤俊策) 、3代目が小樽フェスで活躍した福森千花(札幌)、愛江は4代目となる。来店していた作者の田村は目を細めて聴き入っていた。“ハーモニーが入るウエイファー・バージョンとはまた趣が違い、ソロ歌唱のすばらしさに感動した”とコメント。 愛江のカントリー2曲、Fool Such As IとBlue Kentucky Girlが続く。

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ブルーグラスにもどり、Rollin' In My Sweet Baby's Armsの高速演奏と早口コーラスに圧倒される。これほどのスピード歌唱はブルーグラス界ではともかくカントリー畑の“愛江さんがやるとは”と笹部も驚く。ブルーグラスは早ければ早いほどいいと言われるが、筆者にとってもこの曲のこのスピードは前例がない。オズボン・ブラザーズバージョンでMaking Plansも披露された。そしてオクラホマに敬意を表して(笹部)、ワルツ曲My Oklahomaでは3パートハーモニーがやさしく店内を包む。“現地では本番での演奏より楽器別に行うワーク・ショップの方が心配・・・”と笹部の心はすでにオクラホマに飛んでいるようす。ハンク・ウイリアムズの名曲、Mansion On The Hillやビル・モンローナンバー2曲をはさみ、

ラストはCrying Holy、例のアカペラ4重唱から入る重厚なセイクレッド、笹部がいつも強調するように歌やコーラスこそがブルーグラスの神髄を象徴する選曲であった。当然のようにアンコールの嵐。先ずはBanks Of The Ohio、殺人ソングでありながら美しい曲調とハーモニー。極めつきはOrange Blossom Special、実在したニューヨークからマイアミまでの豪華旅客列車は手島のフィドルからスタート、後半から遊びに来ていたブルース・ハープの松田幸一の妙技が。爆走する擬音の出し方など京都オープリーで活躍するチャーリー・マッコイも顔負け(10/15,16に当店で松田のライブあり)。というわけでアンコールを含め後半16曲を一気に演奏、22:00終演。ブルーグラスマスターと尊称されるギターとボーカルの笹部益生はカントリーにも深い理解があり、4年ほど前に愛江と都内カントリーライブハウスで知り合い、2年前にめでたくバンド結成、今日の成功に至る。縁というのか運命というべきか、何ともすばらしいミューズの誕生である。

敬称略 (レポーター:ロイ田沢 2013-9-20)

写真:大庭進

参考資料:ムーンシャイナー誌2013/6月号(越田優子記事)

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コメント

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投稿: コーチ 鞄 新作 | 2013年10月26日 (土) 10時26分

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