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5/11ロンピク速報

緑したたる航空公園でカントリーバンド9団体の演奏
五月晴れの下ダンス、ダンス

Img_7486s5/11は母の日、第19回目となるロンスターピクニック(主催:ロンスタークラブ)は今年も好天に恵まれた。この首都圏最大級のカントリー音楽&カントリーダンス大会のシンボルは青地に星一つを左に、右上に白、下に赤のストライプがあるテキサス州旗、所沢航空公園野外ステージ背後に大きくデスプレイされている。今年は会場提供側の都合で午前中の音出しは禁とされ、リハーサルはなくBGMも流れない中、予定の11:00より早い10:40には開門した。2週間前予報では傘マーク、しかも本番前3日間は強風が吹きまくりはっきりしない天気だったが、この日だけは晴天無風、晴れ男を自称する人は多いものだが、主催者JT(Japanese Texan)も“長島茂雄なみに私も晴れ男”と自慢していた。

054s12:05開演。 結成20年周年を迎えた竹井大輔率いる天才ばあぼんずが例年通りトップバッタ-。当初はバンド名表記の黄色い幟を舞台横に掲げていたが、今年はセンターマイク前に小さな看板サインを用意した。ここロンピクには2回目からの連続参加のベテラン揃いで女性ボーカルを含む6名編成。Lonesome 7-7203から Redneck Woman
まで全6曲を熱演した。

2番手はBig Forest Cowboys。リーダー佐藤明が大森在住のため、このバンド名としたようだ。佐藤の十八番Together Againを聴けなかったのは残念だったが、You Comb Her Hairなどを聴かせてくれた。若手ボーカリスト塚田純は今年もAct Naturallyなど古いカントリーの名曲を披露。若い世代だからニューカントリー一辺倒ではなく、クラシックカントリーも大事にしてもらえるのはうれしい。

2013年3月に高田馬場・ロンスターカフェ(店主:金平隆)で初お披露目し、1年でロンピク出演資格を得たThe Canyon Roadが続く。関西の口ひげ噺家そっくりさんのリッチー伊藤が舞台に立つと大歓声が起こる。サプライズゲストのCimg92591 カノンちゃん(8歳)はロレッタ・リンの名曲You Ain't Woman Enoughをみごとに歌ったが、“意味を分かってるのかな”とリッチーがつぶやく。リッチー自作、“あの娘と俺と酒とカントリーミュージック”もすっかりファン層に浸透したようだ。昨年はこの曲をOle Country Boysの大島が歌っていた。

ケン川越&Western Croonersは3年連続参加。昨秋2週間にわたるアメリカ南部演奏ツアーを敢行、大成功を収めてきただけに自信と余裕の舞台。笹塚・リバティベルの店主でもあるケンの歌うSwingin' Door やJust Between You And Iは日本にザ・ボイス・オブ・カントリーの称号があるとすればそれに値する。昨年はビールで喉を潤していたが、今回は天然水ボトルを手にしながら、バンドロゴ入りTシャツを着たダンサーたちに謝意を伝えていた。ベースの佐藤リューはRocky Topを歌い、ディビッド・ジャクソンは裏声もきれいなLove Sick Bluesをドラムスを叩きながら。ジョージア州出身なので南部訛りは完ぺきだ。バンドメイトとともにナッシュビル帰りのCimg92651 キャンディはミニー・パールを意識してか赤いハット(値札がついていたかは不明)をかぶり、Pick Me Up On Your Way Downを歌ったが自作の“もう一度”(When You Call My Name)はお預けだった。なお、彼らのアメリカ旅行記は「切り抜きカントリー倶楽部」に11ヶ月間連載された。また鈴木経二のウエブサイトMUSIC ROWでも閲覧できる。ニューオリンズ名物、ハリケーン(強いカクテル)を楽しむシーンなど内容豊富。

ほぼ皆勤(第17回のみ欠場)を誇る国立・はっぽんハウスバンドOle Country Boysが登場。昨年はバンドの重鎮トクさんが病気で出演できなかったので、彼にとっては3年ぶりのロンピク。大ちゃんことはっぽんの大島マスターのMC、“カントリーダンス曲を中心に演奏します”でGene And Eddieからスタート。ダンサーたちは有名な振り付けTush Push(お尻を押し出す)などで踊る。Race Is On、Crazy Little Thing、All Shook Upなどなどでオール(Ole)のサポーターダンサーを中心に熱気が溢れた。

055s初陣バンドの2番手は長野県駒ヶ根から参加のBRONCO & The Bareback Riders。ブロンコのほか藤塚和裕(Fd)、駒沢和弘(EG)が地元メンバーで中沼浩(PSG)、リュー佐藤(EB)、ブバ・メルツ(Dr)は応援部隊。駒ヶ根のライブハウス、カントリーカフェ(加藤オーナー)がホームであるが、昨年からロンスターカフェに定期出演中。おしまいはおなじみAcky Breaky Heartでカントリーダンサーたちをエキサイトさせた。

次の登場はフィドラー寺尾玄太郎&Net Focusで9人編成。パンチョ&デンバーとして知られる朝来野、須賀コンビも一緒だ。Your Cheatin' Heart やCountry Roadsなどポピュラー曲が流れると心が和む。あるダンサー曰く、“本物のデンバーより歌がすてき”。
Jambalayaもダンス曲として魅力だ。

金平とコンビで総合司会も務めるWild Wood Rosesの横地みずほが長身細身の身体にグリーンのドレスで現れた。曲名は聞き取れなかったがシャナイア・トウエイン**か。小野塚範夫(PSG)が汽笛風の音を出しながら演奏、みずほが歌った曲はオレンジ・ブロッサム・スペシャルのようにも聞こえた。2001年に結成のこのバンドは2012年の熊本カントリーゴールダーでもあり貫禄十分。

Img_7091s赤いキャップとファッショナブルなサングラスのファゼイ代表・藤井三雄が舞台に呼ばれた。昨年は台風で中止だったが、今年も昭島駅前・昭和の森で「ウエスタンの日」を開催(9/14)すると発表。78歳だから熊本のチャーリー永谷と同年配、オールダー活躍時代を象徴するお元気ぶりである。

Img_7456sいつものようにホストバンド、金平隆&Texas Companyがトリを飾る。最初のOkie From Muskogeeのコーラス部は3声(金平、益子、塚本)で迫力満点であった。Cimg93781 また女声コーラス、ヒロミとみずほをバックに歌う Boys 'Round Hereもさすが。前回はゲスト歌手として出演のカズ(24歳)はめでたく正メンバーに昇格、めずらしいギターバンジョーも弾いていた。またエレキギターには名手ケニー塚本を迎えた編成である。フィナーレ曲、I Saw The Lightが流れるとダンサーたちはいつものように手をつなぎ、Electric Slideを踊る。

17:00終演

**You Win My Love(横地)

*Blake Sheltonが歌った昨年のヒット曲(金平)

★今年は大野真吾(札幌)、赤井長久(船橋)さんなどの姿がなく、参加バンドも9団体と少ない。カントリーダンサー層の高齢化も影響しているのか客席に空席が目立ちました。ともあれここまできた以上は、地の利がいい所沢周辺のカントリーファンにとっては25回、30回と続いてほしいイベントです。差しあたり来年は20周年の節目。どんな名企画が飛び出すか楽しみです。老舗、銀座ナッシュビルがこの8月、入居ビル老朽化のため取り壊しのため閉店のニュース。代替店はどこなのか、このまま廃業ではさびしすぎますね。まだまだお若い金平、川越、大島の3大ライブ店オーナーさまにはお店のますますの繁栄を切に願うものであります。

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2014-5-13)

写 真:トム佐藤、ジョージ桑名、吉田徹

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