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2014年10月の投稿

キリスト教会でカントリー

チャペルに響くカントリー

10/19 西武沿線、東久留米市の教会で

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所沢カントリーミーティング(TCM)のホストバンドGreat Valley Boysのスティールギター奏者でクリスチャンの萩原昭の呼びかけで、教会内のカントリーライブ(10/19@東京都・久留米キリスト教会)を聴きに出かけた。秋晴れにも恵まれ、開演の14:00には百数十名の聴衆でほぼ満席。出演バンドとして教会から招かれたのはILC60*(代表:ルーク水野Gt&Vo)、チャーチコンサートにふさわしく賛美歌、セイクレッド、ゴスペルの数々がチャペルに響きわたった。カントリー音楽を大別すればロック、ポップス、トラディショナル、ゴスペルとされるだけに、カントリーには神を敬い、讃える曲が多い。クリスチャンでもある水野が用意したプログラムの解説は丁寧でノンカントリーファンにも配慮されていた。

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演奏曲:
①Life's Railway To Heaven
②Take My Hand Precious Lord
③Because He Lives
④The Old Rugged Cross
⑤Green Green Grass Of Home     水野&塚本のハーモニー
⑥When God Comes And Gathers His Jewels
⑦Take Me Home ,Country Roads     コーラス部はみんなで合唱
⑧What A Friend We Have In Jesus    日本詞はみんなで合唱
⑨Livin' On Love     水野&塚本のハーモニー
⑩The Dance      ガース・ブルックスの1億枚ヒット曲
⑪Columbus Stockade Blues     内田のヨーデル
⑫Ashokan Farewell            西のフィドルチューン               
⑬Go Rest High On That Mountain
⑭You're My Best Friend
⑮God Be With You Till We Meet Again     日本詞はみんなで合唱
⑯Are You Washed In The Blood    以下の曲とメドレーで
⑰I'll Fly Away
⑱Amazing Grace    アンコールに応えて

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通常、曲の説明はバンドメンバーがMCを兼ねて行うが、当コンサートは教会の女性スタッフが担当、舞台背後のスクリーンには歌詞も表示されるので聴衆の理解はぐっと深まる。ILCの出演は昨年に続き2回目、年内にはジャズコンサートも開催されるそうだ。なお、入場は無料だが「希望の車いす」**チャリティのため退場時に各自応分の寄付を行った。     終演 15:50

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左から萩原、山田夫人、山田(GVBのベース)

*ILCはI Love Countryの略称:、バンドメンバーは萩原昭SG、ボビー西Fd、ルーク水野Gt&Vo、ケニー塚本EG&Vo、ダン内田EB、カズ滝沢Dr。奇数月の第一土曜日にロンスターカフェに定期出演

**中古の車椅子を整備して中国、東南アジアなど必要としている人々に無償で届ける運動。2002年以降13ヶ国に1500台の実績

文中敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2014-10-20)

写真:十河昂、トム佐藤

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京都カントリードリーム追報

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東京から森山&片山、ダブルマウンティン

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2014/10/12(日) 円山公園音楽堂

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ダンスのレクチャー

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永富のTシャツにライマン公会堂のロゴ
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ボトムズアップ

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ホストバンド、テネシー5(右端:永富研二)

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茶木みやことハモる永富

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ミラクルハーモニカのチャーリー・マッコイ

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左:10年ぶりに参加のケイコ・ウオーカー

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ジャクソンをハモるケイコ&永富

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列になって会場を踊り走るダンサーたち

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京都&ナッシュビルのエール交換

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「私に人生」を歌いながら、また来年!

写真:山本繁夫  キャプション:ロイ田沢 

















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10/12カントリードリーム速報

世界No1観光都市京都、カントリーでも大健闘
台風19号来襲直前、ツキも祝福

2年ぶりに訪問した京都で、再度ハイクオリティなカントリー音楽を堪能できた。ここ円山公園音楽堂では11回目だが、通算すると26年にわたる伝統のコンサート。近年は京都文化祭の一環として開催されAll Japan Country Music Festivalとも呼ばれている。本番は10/12(日)、前夜祭(@ケニーズ)もふくめ、再来日のマウスハープの魔術師・チャーリ・マッコイの秘技とボーカル、そしてサプライズ出演のケーコ・ウオーカーのうつくしい歌声などに圧倒される2日間であった。主催の永富研二(73)率いるTennessee Five(T5)を筆頭にカントリーバンド4,ブルーグラス3,カントリーダンス団体2による5時間半野外イベントは懸念された雨にも降られることなくつつがなく閉幕した。

11:30開門と同時に入場すると舞台上手ではすでに内山丘(タカシ)Fdを中心に数名がブルーグラススタイルでウエルカム演奏をしていた。いつものように小杉征義(元KBSアナ)の司会でキックオフ。バンジョーの数珠つなぎはT5のテディ小山など11名のバンジョーが連なり、弦の押さえとピッキング゙を隣の人の楽器も使って別々に行う団体曲弾きでFoggy Mountain Breakdownを見事に披露した。

Up Townersは“真摯にカントリーと遊ぶ”がモットーでマット下野率いる結成16年のベテランバンド。“砂に書いたラブレター”などはカントリーになじみが薄い観衆にも好評。 ブルーグラス のJ Breezeは長田治Gtの歌うMロビンスのメドレー、White Sport Coatから“ブルースを歌おう”が特に楽しめた。

豊田渉平(30)はサムピッキング奏法によるギター独奏。ソロとはいえ弦楽3重奏のように聞こえる厚みのある演奏。英語で弾き語る自作のRainbow Connectionもよかった。オハイオ州育ち、バークリー音大卒、2012年から京都在住。

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RーL小山Bj、真梨、鍋田EB、永井EG

永富真梨がT5をバックにLove Is A Rose、 Does My Ring Burn Your Fingerなどを。父永富は前半はライマン公会堂のTシャツを着用しての演奏。片山誠史&森山公一は東京で活躍中の若手カントリー歌手、ダブル・マウンテン・ボーイズと自称している。ヨーデル・山の人気者を片山が歌えば、自作のアカンターレを森山が。締めはデュオでAbove& Beyondを軽快に、客席後方通路や左手中央部のダンサーたちも乗りがいいので夢中だ。

カントリーダンスタイムではダンス団体代表が10名ほどが舞台に並び一般客へのワークショップ(レクチャー)が始まった。右に4ステップ、左に4ステップとJブリーズの中村英二Bsが足の運び方を指導、CD音源・Come Dance With Meにあわせ孫のカナ(14)も列の真ん中で踊った。当イベントには2年前からカントリーダンスが導入されたが、しっかり定着したようだ。

エクセルをふくむ3台のスティールギターの奏者が共演する企画だ。他の楽器奏者や歌手たちともどもOnce A Dayを。コーラス団のすばらしいハーモニーと相まって恍惚のカントリーワールドが会場を包んだ。続いてオーデション・ウイナーの婦人歌手TAE(タエ)が登場しTwo More Bottles Of Wineなどを圧倒的な声量で聴かせてくれた。

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同志社大OGの中川雅代Gtと門田維久子Md中心のBluegrass Colonelsは2012年の熊本カントリーゴールダー。来年6/6のお台場にも出演が決まっている売れっ子グループだ。大橋浩明Bjも加えたトリオハーモニーMaking Plansは特によかった。同じく同志社OBの谷岡Gt&Vo率いるSinner Joe'sは若い女性3人のボーカルが注目されている。SGはなくEG2本とKBがメロを担当する編成だ。谷岡はEvery Riverを、ガールズトリオはLet' Er Ripなどを。

シン上田とTrackersはケニーズのレギュラーで、7人編成のカントリーロックバンド。大音響が円山公園いっぱい広がる。You're My Better Halfなど2曲。今年のパンフレットには全バンドの曲名が明記されているので有り難い。“お前とナッシュビル”を観衆とともに歌う時間では長田がセンターマイク前で歌いながら観衆に唱和をうながす。大きな字で書かれた歌詞(コーラス部は赤い字で)が舞台前に立てかけられた。6月に逝去した宮前ユキを偲んでの選曲だ。

大阪が拠点のBottoms Upは、三橋秀樹Gt 西条佳峰Bsの2人が同志社大ブルーグラスバンドBackwoods Mountainiersの出身。ワンマイクを囲んでのハーモニーボーカルと楽器の弾き回し、実に絵になるフォーメーションだ。愛飲家揃いでバンド名もそれにふさわしいので関西の“天才ばあぼんず”(東京の上智大OBカントリーバンド)と言えそう。Daybreak In Dixie、 Froulein、 Lonsome Road Bluesなどを格調高く。西条のMCも愉快だった。(若い団員2人に目を向けながら)“シャツのすそを出しても若いもんは似合うが、オールダーはだらしないだけでダメ”。医者との問答もまるで自分のことのように。

茶木みやこショーはフレンドリーな雰囲気といい歌唱パワーといい、筆者は前夜祭が初対面だったがファンになった。永富とのハモり、WheelsやElusive Loveもよかったが、“みなさん、これから20(歳)になりたいですか”と呼びかけてから歌った自作、“60だけど”もアップテンポで明るく、シニア謳歌ソングそのものだった。前日にこの会場でフォークコンサートがあり、谷村新司や杉田次郎などと共演したばかり。永富も“カントリーシンガーになった茶木さんをよろしく”と応援する。         

お帰りなさいチャーリー・マッコイ、永富と同い年だから73歳。先ずはインストでCold Cold Heartから。ボーカルもすばらしい、Choo Choo Ch.' Boogie、そして永井崇(T5のEGで出演)の通訳で、食べ物よし、バーボンストリートよし、プリザベーションホールもいいが、私にはミュージックが一番とI Love New Orleans Musicを歌いハーモニカを吹く。 途中真梨との混声デュオも披露した。極めつきはOrange Blossom Special。この曲はフィドル専科と思っていたが、チャーリーの魔法にかかるとエレキフィドルの安味勝も押され気味だ。カントリーダンサーたちは会場内を列車ごっこのように前のダンサーの肩に手を載せながらチャチャチャステップで快走。小杉アナの口調も熱を帯びる。
                                          
ここでサプライズ。10年ぶりと紹介されケーコ・ウオーカーが黒の衣装で登場、混声デュオの白眉Jacksonだ。前夜は娘真梨とのハモりだったが今夜はケニー&ケーコ。だからカントリーは止められない、心地よいメロデーと膝を打ちたくなるリズム・・・。
Welcome To My Worldから始まった永富のボーカルが続く。City Of New Orleansでは、かぶさるハーモニカが効果的で特急豪華列車の雰囲気満点。Murder On Music Rowでも小山とのデユオが冴え渡った。South Of The Borderもよし、Blue Eyes Crying In The Rainもよし。そしてまたもサプライズゲスト、前夜の“京の旅人”フォークに出演していた馬場(バンバ)弘文が客席から現れた。ケニーズでのプレスリー・コンサートでよく歌ったというI Can't Help Falling In Loveを。永富の最後は彼をカントリー音楽に導いた世界の名曲“テネーシーワルツ”を情感込めて・・・・。

客席でカントリーダンサーたちに混じり踊っていた和服の門川市長が呼ばれ、京都(門川)とナッシュビル(マッコイ)のエール交換が行われた。日本側からは西陣織りのネクタイ、米国側からはマッコイ愛用と同じ銘柄のハーモニカが渡され、クロージングへ。“私に人生というものが”(原曲:Budded Roses)をみんなで合唱、永富は出演者の名前を上げながらねぎらい、来場者へは謝意を繰り返す。ここ円山音楽堂は老朽化により取り壊しが確定のため、来年のカントリードリームの会場・日程は未定だが、開催は京都市長も約束しており間違いない。

開演12;00、終演19:30 入場料¥3,000
総入場者数 1000名超え(推定)

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2014-10-13)
写真:則竹信吾  順次UPします。

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10/5ロンスターカフェ速報

Good Ole Country Is Forever
かっての東京6大学軽音楽リーグ戦や東京グランドオールオプリイに象徴される大学カントリーバンド合戦がGood Ole Country(主催:金平隆)として再現されているが、その第8回目(10/5、@高田馬場・ロンスターカフェ)を見るため、大雨の中出かけた。出演は8大学、1混成の計9バンド。当時のバンド名を冠し、7~9名編成、平均年齢が高い団体からスタートする決まり。持ち時間各30分でスタート!

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14:30、トップは法政大学・Country Rangersから。1965年代に活動開始、全員70歳をぐっと超える。亀掛川幹雄SG(73,会社社長)によれば、高齢者ケア施設で慰問演奏するときは入居者と間違えられることが多々あるそうだ。メンバーは毎年一人づつ欠けていくとも。大先輩、大野義夫(83)、藤井三雄(78)が元気で頑張っているので、みな内心は負けてはいられないとの心境にちがいない。ともあれ、永六輔の令弟がドラムスを叩きながら歌い、You Win AgainやLet's Fall To Pieces Togetherの熱演で、店内は一気に古き良き時代にタイムスリップした。

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東洋大学・Funny Mountain Boysは初参加。Release Me 、North Wind 、I Saw The Light
などはともかく、松丸じゅうぞうGt&Vo(かつしかFMのDJ)のマジックが大うけ、財布を取り出し開閉をくりかえし、パタンと閉じるとそこから火炎が、“薄い中身は火の車”とジョークを飛ばしながら、3回もくりかえし演じてみせた。団員には先の昭島ウエスタンの日に出演した深山昭夫SGやジャック笹島Fdも。

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Ghost Ridersが舞台にそろった。最年長はムッシュ大江SG(66)、モダンフォーク界でも鳴らす林郁二Gt&Voなど7名。当時日本大学にはもう一つPrairie Ridersがあって坂本孝昭や石田新太郎がOB。この日ゴーストに参加の棚沢潤 EGも所属はプレーリーだったという。ドラマー滝沢の奥方ケイコがOnce A Dayをコーラス付きで歌い、なつかしの“国境の南”やFool Such As Iが披露され、締めには寺尾ケンタローFdの“オレンジ特急”が炸裂した。

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赤井長久Gt&Vo(70、千葉オープリー代表)率いる慶応義塾大学・Nashville Boysの時間がきた。慶応ボーイに混じり、ドラムセットの前には面長な顔の竹井大輔が座る。千葉県で共に活動している間柄だ。赤井は大手都市銀退職後はカントリー歌手として各方面にファンが多い。Bartender Blues やHe Stopprd Loving Her Todayをじっくり聴かせてくれた。

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上・笠原
中央大



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遠路新潟市から参加の笠原大山Fd(楽器店経営)をふくむ9人の中央大学・Country Ladsは北里洋Gt&Voがリーダー、稲葉夫妻(マサヒサSG、ミツコKb)もメンバーだ。圧巻はカントリーダンサーにも垂涎のLivin' On Love、体格のいい北里とパンチョ朝来野の重厚なコーラスが店内を震わす。たまらずカントリーダンサーたちもクルージング(振り付け名)を踊り出す。ダンサーは少なく、遠慮がちだったがこの曲だけは別格だったようだ。笑顔を絶やさないスマDscn3590s乗りのいい曲で踊るダンサー


イリー笠原のステージングも印象的だった。

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6番手は早稲田、明治、日大3校混成・The LarksはBranded Manから、混声コーラスが心地よい。Just Becauseや Blue Kentucky Girlが続く。リーダー江上EG&Vo(68)の話では、最後に歌った曲は彼らのオリジナルGeisha Girlで、曲想はBオーエンズのLove's Gonna Live Here Againから得たという。パンチの利いたいい曲だった。スティールは前述棚沢潤が担当した。

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武蔵工業大学(現東京首都大学)・Country Neighborsはラッキー佐藤Gt(68)、ケン川越Gt(62)そして深田Gtがボーカルを固める。スティール奏者ははるばる八戸から駆けつけた。Under Your Spell Again、Dscn3601s明治


Release Me、 Crazy Arms、Okie From Muskogge 、I Mage Of Me、 Act Naturallyとアンサンブルに配慮し(川越)ポピュラー曲が多い。それにしてもムサコウの校名今はなく、さびしいのは当事者だけではあるまい。

明治大学・Country Capersは石川マキEG&Vo(68)がレザーブーツならぬゴム長靴(外は大雨でやむなし?)で舞台に立つ。ビッグネーム轟くカントリーケーパーズのスティールは3代目の荻野義典が務め、初代の萩原昭は後輩をたて控え、2代目金平はベースを持ち、ドラムスは乙部。サカモトススムGtがGentle On My Mind、紅一点ミチコがYou Are Not Woman Enough、そしてマキの演ずるエノケンバージョンの“ダイナ”が会場を沸かせた、♪旦那、飲ませてちょうだいな・・・。最後は金平のOn The Road Againで。

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トリを飾ったのが最若手バンド、上智大学・Rascal Strangers。リーダーは晴れて現役引退の長谷川ヒロシEB&Vo(61)、長身に5弦エレキベース、声もよく通り存在感大。姉御オカモトマキのAll Of Meから。彼女のMCでステージは進む。なにせ年代が若いのでドカントリーは少なく、Tequila Sunriseなどイーグルスやビートルズ系となる。エレキギター2本からはロックサウンドが鳴り響いた。今年結成20周年を迎える別の上智大OBバンド、天才ばあぼんずの竹井大輔がスティールでサポートした。   

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“途中退席のお客さんは少なく、大雨に降られたわりには盛会だった”、“来年もまたやります。一人も欠けることなくご参加を”と金平。フィナーレでは客席も一体となりI Saw The Lightを。Good Ole Country Is Forever Again!
14:30開演、19:30終演。参加料¥2000

敬称略 (レポーター:ロイ田沢 2014-10-6)

取材協力:萩原昭、金平隆
写真:萩原昭

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TCM出演団体決まりました

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