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小平で新春ブルーグラスコンサート

ブルーグラス2強、西東京エリアで連ちゃん
1/12小平、1/24所沢

1/24に開催される所沢カントリーミーティング(TCM)の目玉ブルーグラスチーム2団体の表敬、応援も兼ねて、小平市公民館での第6回デスカバー・コダイラ・ブルーグラス・コンサート(1/12,主催:佐々木仁)に今年も参加した。佐々木のお眼鏡にかなった腕利きのプレーヤーたちが演奏し、ブルーグラス愛好家(大半がなんらかのブルーグラスバンドに所属している)が主な聴き手となるイベントだ。

出演陣はTCMに4回目の出馬となるThe Way-Faring Strangers(以下ウエイファー)といま飛ぶ鳥を落とす勢いのカントリー&ブルーグラス歌手の坂本愛江を擁するThe Blueside Of Lonesome(以下ブルーサイド)ほか、そうそうたる顔ぶれ計7バンドとオートハーブのソロ歌手である。

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トップは遠路初参加の清水晃(Gt&Vo、立教OB)率いる小田原ブルーグラス研究会から。湘南方面のライブやフェスで精力的に活動する5人組。フィドルがいなくてドブロがあるのはウエイファーと同じ編成だ。Making PlansやSing Me Backなどカントリー系が多いのと、みなお酒大好きがこのバンドの特色。2002年結成
 
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2年連続出演のThe Red Ginger(紅生姜:東北大OB)は山口進(Gt)と三枝裕美(Gt)とのデユオがいい。相馬詩絵(Fd)の安定感あるフィドルは幼少時からのもの。Salty Dog Bluesはドライブ感満点。ドリーパートンも歌っているJoleneもよかった。山口は筆者の50年ほど後輩で、昨秋開催の東北大“きょうかん”同窓会(新宿)で歌ってもらったりした。銀座・ロッキートップにレギュラー出演中

北海道・江別市から初参加の渡辺陽子はオートハーブの名手、Hobo's Lullabyなど3曲ソロで歌い、夫の輝次に別のハープを手渡されてWild Side Of Life(カントリーとは同名異曲)を歌った。江別と言えば、フィドラー平塚研太郞の工房がある土地、演奏後楽屋に渡辺夫妻を訪ね地元のようすをうかがった。ブルーグラス名門校、酪農学園大もある土地柄だ。

The BriarsはWalk Right InやSan Francisco Bay Bluesを軽快に演じた。シティ・ブルーグラスを標榜したGreen Briars Boysを再現するバンドだ。リーダーはマンドリンの槇原邦暁、バンジョー山本南希(ミナキ)、ギター須貝重太、名古屋大卒の才媛、手塚里美が沖縄へ家族旅行中の手島昭英に代わりWBを担当。中学校の音楽教科書にもある“お爺さんの古時計”も独特のアレンジで聴かせてくれた。

麻田浩&ザ・若手:6人編成。1970年代にデイビッド・グリスマンなどの招聘で名を成した麻田が昨年1月に死去したエバリー・ブラザーズの弟フィル(75)を悼み、シンガー・ソングライター田村守とデュオで3曲歌ってから若手にバトンタッチ。マンドリン、タロー(井上太郎)。ギター北大ブル研OB、染田屋光高、バンジョー桑原達也たちが暴れ始めた。Polka On Banjoを終え、達也の“さおり行きの各駅停車”、自作のロック調で上半身裸になる熱演ぶりだった。

The Deadman Walking:山口さとしGt、奥沢明雄BS、柴木健一Md、上野秀雄BjのNoboy Daring But Meの4重唱は聴き応えあり。小平在住のプロミュージシャン奥沢は市の“観光大使”になりきり、赤いポストが36本もある町、ブルーベリー商業生産発祥の地などと宣伝していた。昨秋、念願のCDアルバム、「The Mamalade Sky」をリリース

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おまちかねウエイファー登場。Copper KettleとFields Have Turned Brownを終え、(平均年齢68歳の)われわれにはとても(桑原のような)まねができないとMC兼リーダー近藤俊策Mdがつぶやく。洗練された美しいブルーグラスハーモニー、彼らの前にはいつも譜面台はない。演奏を終えるたびに全員深々と頭を下げるシーンが今回は目立った。お辞儀上手な萩生田和弘Bjの影響?と、熱心に聴き入るリスナーたちへの敬意の現れにほかならない。この日、披露した“母からの便り”はカントリー歌手の坂本孝昭も歌うが、娘の愛江はいつ歌うのかと期待がふくらむ。作者は先述の麻田バンドでBye Bye Loveを歌った田村守である。

Img_0120s愛江&笹部

ブルーサイドはワンマイク方式で演奏。坂本愛江のKentucky Waltzは後半転調して笹部益生Gtとのデユオで。Blue Ridge Cabin Homeは加藤保久Mdを入れたトリオボーカルで、愛江のヨーデルをWaiting For A Tarinで聴き、ラストのCrying Holyでは早川流吉Bjもコーラスに加わり4重唱。正メンバーはこのほかに手島昭英WBと手島宏夢Fd父子がいるが、先述のように旅行不在、里美がBSのトラを務めた。TCMでは正メンバー6名が所沢並木ホールで初舞台を迎える。

佐々木仁が舞台に呼ばれ、津川雅彦に酷似の笑顔で挨拶、フィナーレに移行した。ジャムマスターを笹部が務め、Someday We'll Meet Againが200名近い場内にこだました。歌のあとにコーラス。フィドル、マンドリン、バンジョーの順で歌いつなぐいつもながらのエンディングシーンだ。

敬称略 (リポーター:TCM代表 ロイ田沢 2015-1-14)

写真:大庭進

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