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1/24第8回所沢カントリーミーティング総集編

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並木公民館ホールで過去最大、340名がカントリー音楽を満喫

市民新聞の報道、“音まち”推奨、専門誌広告、ウエブサイト効果、チャリテイコンサートの評価の高まり、 反面アクセス不便、会場が狭い・・・・

前日吹き荒れた冷たい風も収まり、穏やかな好天に恵まれ、事故やトラブルもなく第8回所沢カントリーミーティング(TCM)を無事終えることができました。2004~2009年、故郷小樽で開催した小樽フェスから数えると11年の歳月。「継続は力」に励まされ進行中です。以下ロイ田沢がリポートいたします。

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11:00から一般入場者の受付が始まった。レセプショニストはTCMを共催する所沢カントリーダンスクラブ(トコダン)のメンバーたち。今年は当日券の発売枚数により入場者数をカウントする方式。記名簿も置き任意で記入いただく。売り上げ益金からあしなが基金へ送金するが、エキストラの募金箱も用意して4年間累計30万円超えを目指す。

入場者に無料配布されるプログラムはカラー用紙・モノクロ印刷、A3二つ折り8ページ。見た目と読みやすさを重視した仕上がり。第5回日本カントリーミュージック&ダンスフェスティバル(6/6@お台場)のチラシなどがはさみ込まれ、ブルーグラス専門誌、ムーンシャイナー見本誌、出演アーテストのライブ案内チラシも並んだ。

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11:15、テーマ曲の永遠の絆がBGMで流れ、陰でトコダン女子による会場内諸注意のアナウンス。総合司会のジョージ桑名の開会宣言、ブルーグラスの司会を担当する野村義男を紹介し、TCM代表ロイ田沢に挨拶をうながす。ロイはこれから5時間、たっぷりカントリー音楽を楽しむための発声練習と称して、We Love Countryと観客に叫ばせた。

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11:20開演。トップは地元のWalkin' Back、6回目の参加。ドン笠原と奥方パッツイに息子イッセーがドラムスでファミリーバンドのようなもの。Today I Stared Loving You Againなど7曲。料理上手のパッツイが昼食に持ち込むちらし寿司のお相伴にあずかるファンもいる。

ジョージ桑名&Here For A Good Timeが続く。念願の自前のバンドを結成して3年目。敬愛するジョージ・ストレートの名前をステージネームとし、バンド名にストさんのヒット曲を充てるなど凝っている。この日のラストは当然といわんばかりにThe Cowboy Rides Away。カントリーダンス曲のトップ10に入るはずだ。

Cimg2283sエイキー


Cimg2288s踊る直子


昨年はゲスト参加だった藤井三雄が3人の息子たち(Three Sons)を連れてきた。スチールギターの製作者兼奏者で自作CDも発売中。そのタイトル曲、Breezeからスタート、いつ聴いても心和むというファンは多い。Indian Love CallImg_5037s
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もよかった。続いてゲスト歌手、ブロンコ(長野県)がThe Other Womanを。続いてエディ稲田とAcky Breaky Heartをハモる。さらに山下直子を加えてTake Me Home,Country Roadsをトリオボーカルで。最後は直子がPurple Hatの踊りも添えてTennessee Waltz Rockだ。立ち見席の観客も身体を揺らす。

鎌倉から圏央道経由で2時間そこそこ、昨年より早く会場に到着できた(箱田志保枝)というダンスチームPurple Hatは5名で踊った。新春マイク伊藤カントリーショー(@鎌倉プリンスホテル)のホストダンサーでもある。

Img_5087sロビーも満員


10分間休憩、カントリーダンスは目障りの声がまだある。カントリーイベントになじみのないひとたちかもしれない。確かに、いい音楽は静かに聴きたい人も多いので、ダンサーの中にはマナーとして、曲によっては踊りを自粛しているようだ。次回からはそれを徹底させるため“ダンスお休み時間帯”を設けるべきか。

ブルーグラスの部の1番手はTCM幹事でもある古谷実率いるOrange Blossom。古谷は別口数バンドでも活躍中。体型だけでなくマスクも石破茂元幹事長のそっくりさん。セイクレッドDriftig Too Far From The Shoreにはますます磨きがかかってきた。

初参加のRound Grassはブルーグラスらしい衣装で登場。代表・内田不二雄は所沢勤務の時代もあり、その筋から何人かお客さんを連れてきた。森田福司は関西の名門、シャギーの2代目バンジョー弾きで、今はフィドル。よく通るバリトンボイスでコーラスを締める。TCMの前身、所沢ニュー・イアーズ・ピッキングパーティの幹事を務めていたこともある。

Atsushiダイナ叔母さん
Img_5071s母からの便り



14:05、いよいよThe Way-Faring Strangersの出番。客席がさらに混み出してきた。平均年齢67歳の円熟バンド、鉄壁のブルーグラスハーモニーが最大の強み。桐朋高校時代からの仲間で固め、みな愛妻家。今回も奥さま全員が同伴。初代リーダーの武田温志がセンターマイク前に立ち、“ダイナ叔母さんのキルティング・パーティ”をコーラスしたとき、なぜか筆者の目に涙。月2回はリーダー近藤俊策宅(調布)に集まり練習3時間、譜面台不要の演奏スタイル、さもありなん。必演曲“母からの便り”は後述、愛江の父坂本孝昭の持ち歌でもある。愛江本人もカバーしており、いずれウエイファーとともに歌う機会もあると期待がふくらむ。

Cimg2291s聴き入る観衆

Cimg2309s_2ケンタッキーワルツ
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赤いワンピースに父親似の色白の顔にたたえた笑顔、もうそれだけで回りがパッと明るくなる。坂本愛江の登場だ。バンドメイトThe Blueside Of Lonesomeもすごい。ブルーグラスギターの第一人者笹部益生、マンドリンの加藤保久、楽器リペアマンでもある早川流吉、そして手島昭英&宏夢の親子。笹部がアメリカの国歌と紹介したBlueridge Mountain Homeはブルーグラッサー入門曲だが、同じ曲でもバンドによりこうも違うのかと感動する。Kentucky Waltsに至っては愛江のソロから転調、笹部とのデュオになるときは鳥肌もの。観衆を見渡せば表情からも見てとれる。客席中央のアメリカ人夫妻もにこやかに口ずさんでいた。  回収したアンケートによれば以上2バンドへの評価は飛び抜けていた。

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Cimg2335sL・O・V・E
上:HTF

酒見美恵子のHonky Tonk Flowersは3教室の生徒、総勢24名が同じダークグリーンのユニフォーム。昨年に続き3年連続参加。昨秋は保谷・こもれび小ホールで生バンドも入れてカントリーパーティを主催するなど活動は活発だ。3曲披露。

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黒いTシャツと赤いハット(男子は白)でそろえたトコダン12名は舞台前中央に固まってからスタート、シャナイアの歌Any Man Of Mineに乗せオリジナルの振り付け(林ちひろ)で踊った。やや難易度の高いI'm A Northern Girlをはさみ、ラストはまた全員で、1960年代にナットキングコールが歌っていたLOVEのリバイバル版と同名の振り付けで。コンサートの受付、会場の後片付け、交流会の接遇などこなしながらの出演、お疲れさまでした。

大月C&W愛好会を束ねる藤本昌作が毎夏主催するカントリーBBQパーティのホストバンドGrass Country Boysの時間がきた。10名の大所帯、キーボードが抜けプロスチール奏者、尾崎孝がエレキギター兼お目付役(音楽監督)で入団した。歌手のエマ、アルマは比国出身、Rose Gardenが流れるとダンスフロアーはすぐ満杯に。回転が多い踊りなのでダンサーたちも気を遣う。

朝日信夫、ひとみ夫妻のVery Old St.Nick(アメリカン・ウイスキーの銘柄)はSave The Last Dance For Meなど6曲。今年参加したスチール奏者5名の中では最年少の荻原義典を入れ5人編成。夫妻が青梅で経営するライブ・レストランbeeでは週末にカントリー愛好者でにぎわう。

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L-R 萩原、ロイ、福島、三浦、山田

トリを務めるGreat Valley BoysはBranded Man 、Sick Sober And Sorry、God Must Be A Cowboyなど全9曲、選曲のバランスがいいとお褒めの声も。大黒柱はスチールの萩原昭。小学校同級の允子夫人がカントリーダンサーということもあり、彼が所属する数バンドのライブではいずれもダンサーが押しかける。GVBの昨年出演実績は市内MOJOなど計6回。今年は3年ぶりに4/5航空公園・さくら祭りにエントリー中。青梅、都留、昭島など恒例のフェスにも参加を目指す。

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Cimg2356sフィナーレ

旗の説明:

左からオクラホマ、テキサス、ルイジアナ、ミズリー、星条旗、バージニア、テネシー、ケンタッキー、ジョージア

ほぼオン・タイムでフィナーレに。GVBがそのまま舞台に残り、出演者の大半が合流、スチールからスタート。Will The Circle Be Unbroken(永遠の絆)は3.11遺児支援(あしなが基金)を象徴するTCMのテーマソングである。4番まである歌詞をロイ、近藤、笹部/愛江、エディが順に歌い、フィドル(森田)、マンドリン(近藤、加藤、橋本)、バンジョー(早川、萩生田、宇佐)、ギター(笹部)/ドブロ(古谷)が楽器を回した。ダンサーたちは手を取りながら、歌いながらステップを踏み、観客も合唱。総合司会桑名の“また来年お会いしましょう”のアナウンスで、第8回所沢カントリーミーティングは過去最大のにぎわいで幕を閉じた。第9回は1月23日(土)、同会場で開催予定

なお、この日の模様は、JCOMにより2/2~2/6の5日間、夕方6時から5分間放映される。番組名:いいとこTV

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Img_5057sスチールの2巨頭と
藤井、ロイ、萩原

 

全出演バンドのメンバー表、曲名などは添付ファイルを開いて確認ください。曲目変更のバンドもあります。「1501102.pdf」をダウンロード

文中敬称略          (リポーター:ロイ田沢 2015/01/27)

写真:若尾鋭一、安川忠男

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コメント

>>カントリーダンスは目障りの声がまだある。カントリーイベントになじみのないひとたちかもしれない。確かに、いい音楽は静かに聴きたい人も多いので…。
もう既に開催から2週間も過ぎてしまいましたが、以前からカントリーダンスについては、若干の違和感を覚えていました。生来リズム感が悪く、おまけに膝を痛めてダンスには縁のない自分の個人的な印象で、別に目障りとか不愉快な感じはありません。場所やスペースの関係で踊る場所は限られているのでしょうが、間近でのダンスパフォーマンスは???となります。スクエアダンスは見るのも嫌いじゃないんですが…??
ただバンドの方々は、演奏に合わせ目前で踊っている光景は嬉しく感じられるでしょう!?ノリも良くなるし…。

投稿: 凸椪 | 2015年2月 6日 (金) 16時49分

4年前友人からの勧めもあり、TCMには延べ3回行っております。今年からちゃんと入場料を払うようになりましたね。昨年までは随意だったのでいい加減だなと思っておりました。私は70歳で元、航空自衛隊OBで趣味でバンド活動をやっておりますがこのような企画はめったになく貴重なものだと思っております。
若い人たちがカントリーやブルーグラスにもっと興味を持つようになったらばいいのだけどと杞憂の念を抱いております。

投稿: 村岡繁樹 | 2015年6月 1日 (月) 13時39分

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