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2015年6月の投稿

6/6 エキサイティングお台場カントリー速報

Cimg2724_2s手前真上に2階席

第5回日本カントリーミュージック&ダンスフェスティバル(@お台場商業施設Zepp Diver City Tokyo内)は土曜日の大安で日並びよく、ジューンブライドにあやかるおめでた行事などで来場者数こそ昨年に届かなかった(主催代表:藤田時雄)ものの、新企画、新基軸の連発で中身の濃いクオリティイベントであった。

Cimg2710_2sサミット舞台
13:20予定のゲートオープンはやや遅れ気味だったが、開演は定刻14:00。総合司会の鎌倉エフエム・おやじのカントリーDJの大塚哲夫が病み上がり(心臓の大手術)のため介護補佐する形でカントリー界の若武者、片山誠史が開会宣言。“音楽監督”ディッキー北農のボーカルSoldを皮切りに、ダンス曲として人気のあるRose Gardenを3ガールズが踊り、歌う。オープリーサミットコーナー(全国各地を代表するプロ&アマミュージシャンの時間)では北農&His Bandをバックに樋口眞一(横浜・Don't Worry About Meなど)、ディル徳永(名古屋・Guitars Cadillacsなど)、籔内啓司(富山)はToday I Started Loving You Againは転調入りで、ロイ田沢(所沢)もMansion On The Hillなど2曲、初参加のブロンコ(長野、TCM2015出演)はHillbilly Boneほかをオープリースタイルで5名がテンポよく歌い進めた。3回目の出演が予定されていた箱田忠昭(湘南)は喉の病により歌唱を辞退し舞台挨拶だけであった。

Img_0075sBGC

このコーナーのトリは京都から初参加のブルーグラス・カーネルズ、同志社大卒の女性2名をふくむ5ストリングス編成。2012年のカントリーゴールダーでもある実力派。Making Plansなどすらしいブルーグラスハーモニーで観衆を魅了した。

Cimg2731_2s大野


1回目のダンスタイム(35分間)ではダンシング・アパルーサ(菅原遊)、ロングホーンサルーン(木崎洋子)など7チームがCD音源に乗せ舞台で踊った。バンドがFar East Westerners(ムッシュ大江SGほか)に転換し、前半のハイライトを迎える。トニー中村(Good Timeなど3曲)、坂本孝昭(初、White Lightningと1枚の写真)、大野義夫がダンサブルな数々を歌う。今年9月83歳を迎える大野は大きめのバックルを左にずらしたお決まりのスタイルで“ミュールスキナー・ブルース”や“南部牛追い唄・ローハイド”を熱唱し、真横で吉田洋子などサポーターダンサー5人が踊りを添えた。

10分間の休憩をはさみ、ヘンリー矢板登場。Love's Gonna Live Here Againと I Nener Go Around Mirrorsなど。北農のバックコーラスと相まって堂々のサウンド。ジミー時田をほうふつさせる歌いぶりは愛弟子にふさわしい。石田ファミリーが続く。父新太郎、娘美也、孫娘ミハル(9)、美也の妹の娘ミサキ(9)の4人組。美也が日本詞も入れたWayfaring Strangerをソロボーカルで聴かせ、最後は全員で“カントリーロード”をカルテットコーラス。3世代のファミリーバンドは世界的にも珍しく注目株だ。

日本のジョニー・キャッシュ、斉藤任弘(80)の時間がきた。楽屋ではノー・キャシュの斉藤だと冗談を言っていたが、汽笛の笛を吹き鳴らしながらのFolsom Prison Bluesはバスボイスの魅力とともに臨場感たっぷり。クラシックカントリーの白眉、Ghost Riders In The Skyもよかったが、圧巻はJackson、ジューン・カーター役は坂本愛江(TCM2015出演)。絶妙の混声デュオ、観衆の目のなんと輝いていたことか。

Img_0141sハンク物語
片山、高橋、美也

父親が大ファンだった小坂一也の名前をもらった高橋和也がセンターマイクに。I Can't Help It など5曲を歌い 昨秋、新宿文化センターで公演したドラマライブ、ハンク・ウイリアムス物語を再現してくれた。妻オードリー役は石田美也、息子のジュニアを片山が演じた。さすが俳優とうならせる名調子で、ハンクがオハイオ州のコンサート会場に向かう車中での死去のいきさつ、その知らせを聞いた観衆の悲しみの中からこの曲が流れてきましたと語り、3人でI Saw The Lightをハーモニー。

Img_0123sダンスタイムのMC、ナツコ・グレース
Img_0143s男性ダンサーも増えてきた

1991年にカントリーラインダンスをいち早く熊本カントリーゴールドで紹介し、2011年にはテキサス州名誉州民の称号を与えられたナツコ・グレースが率いるダンテキことダンシング・テキサス(結成26年目、プロ団体)とその教室複数チーム、そして所沢カントリーミーティング(TCM)の常連、パープルハット(箱田志保枝)、さらにカタランダンスというカタルニャ系の踊りを採り入れた団体・ラッシュ(岩井はな)もダンス第2部を飾った。

Cimg2734_2s3ガールズ+1


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上:孝昭&愛江

Img_5518フィナーレ

Img_0160s右:石田新太郎

終盤は司会と掛け持ちで忙しい片山誠史(The Wreck Of Old 97ほか)と制作構成にも関わったディッキー北農が歌い(Easy Moneyほか)、関谷真奈美(自作ゴールデンバードほか)、石川奈央子(Stand By Your Manほか)、坂本愛江(Right Or Wrongほか)が続く。愛江のときは父親、孝昭を呼び、おなじみYou Must Have Been Out Of  Our Mindをハモった。昨年はウーマン・カントリーミュージック・パラダイスと銘打った女性ボーカル陣4人(上記+美也)が踊りながら“銀の糸と金の針”を歌い、一挙にフィナーレに移行。片山の呼び込みで全出演者が舞台に並ぶ。ジャンバラヤが1階600席。2階200席に響きわたった。大幅な遅れで20時過ぎた昨年の反省から終演は19:30とオンタイム、遠路日帰り参加者への配慮もあった。

Img_0063sロイ


TCM代表のロイ田沢は今年もお台場出演の光栄に浴し、Mansion On The HillとCrying My Heart Out Over Youを歌わせていただいた。TCMを共催するダンスチーム・TOKODANのメンバーのうち8名が参加、我が国トップクラスのダンサーたちの実技を目の当たりにし大きな刺激を受けたようだ。来年1/23に第9回目を迎えるTCMの企画制作のためのヒントが多々あったことにも感謝。

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大塚哲夫の快気祝いを兼ねた打ち上げが会場近くの居酒屋に40名以上(うち出演者は4名)が集まり開催された。宴たけなわでギター1本を回すと数名がソロを歌い、周りが唱和。高橋和也の歌うカントリーソングでは、炭坑節の踊り「写真」が飛び出すなど大いに盛り上がった。永遠の絆ここにあり。

敬称略(レポーター:ロイ田沢 2015-6-8)

写 真:安川忠男、則竹信吾、能戸幸一

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6/6 お台場で歌ってきます

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昨年に続き所沢カントリーミーティング(TCM)代表のロイ田沢が全国トップクラスのカントリーダンサーが集結するお台場のイベントで歌わせていただき、来春1/23の第9回TCMをしっかりPRして参ります。

ダンサーのみなさまが踊りやすいように、今年は入場時に演奏曲名が明記されたプログラムが配布されます。

開演14:00、終演予定19:40、昨年入場者数 842名

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5/30タウンホールパーティ速報

ビートの利いたカントリー、ダンスが踊りたくなる曲の数々
賛美歌風ブルーグラスコーラスには静かに聴き入る

横浜・にぎわい座2~3階のカントリー音楽コンサート、第11回タウンホールパーティ(代表:樋口眞一)に行ってきた。ビールやワインを座席に持ち込める会場なのでリラックスして長丁場コンサートを楽しめる。5/30(土)の昼下がり、筆者は地元在住の学友たちを誘い2年ぶり3回目の参加である。

オープニングでは例により当イベントのスタッフ数名が歌い終え、ゲストバンドのトップは静岡県の草薙マウンティン・ボーイズから。ギター2本、マンドリン、バンジョー、Wベースの5人編成。楽器テクだけでなくハーモニーボーカルの美しさを競うブルーグラスの見本とも言えるすばらしい舞台。フォスターものでHome On The Range(峠の我が家)、とMy Old Kentucky Home(ケンタッキーの我が家)を。Catfish Johnもいい曲だ。

G★GAPは赤坂のカントリーハウスの出演ミュージシャンでまとめたバンド。バンマスは同店オーナー平尾勇の子息、隆次(AGt &Vo)が務め、髭の雨宮はアレックス(EG&Vo)のステージ名で、ほか村中靖愛(SG)、長坂勇一郎(EB&Vo)、中島恵吾(Dr &Vo)。Tequila Sunriseなどカントリーダンスが踊りたくなる キレのあるサウンドが炸裂した。

結成11年、ロンスターカフェのレギュラーバンドでもあるパンチョ(朝来野)&デンバー(須賀)は職場では次長、課長の関係。I Never Go Around Mirrorsにせよ“パンツ”(文字通り下着のパンツの歌らしい)にせよ迫力の2重唱であった。須賀は日本のジョン・デンバーとしてデビューしたが、最大のヒット“カントリーロード”は必演曲、当然のように客席からは唱和の声が聞こえた。PSGの名手、ムッシュ大江(Pickin' Club代表)や金子行延EBなど円熟バック陣も彼らを引き立てた。

このイベントのコンセプトは関西カントリー界と交流を深めるところにある。遠路大阪から車で駆けつけたのは森山美果とホンキトンクデビルズ。北の新地で森山がママの「ライト・ゲージ」のハウスバンドである。Hey Good Lookin'、Candy Kissesなど古いポピュラー曲やカリプソ調のテンポのいい曲、さらに筆者がかねてよりリクエストしていたロリー・モーガンのExcept For Mondayも聴けた。

前半のトリを務めたのは尾崎ブラザーズ。兄ヤスシ84歳、弟ヒサシ82歳、長寿大国ニッポンを象徴するゴールデンブラザーデュオは、いつものようにブルーグラスボーカル&ギターの大御所、笹部益生、ドブロの第一人者、小島慎司などがバックを固めた。
“彼女が山からやって来る”、Are You Washed In The Blood、Hillbilly Feverなどおなじみ曲の数々、今年の所沢カントリーミーティング(TCM)に坂本愛江とともに出演した笹部はソロでBlue Moon Of Kentuckyを歌った。

20分の休憩時間にお楽しみ抽選会の発表、指定座席番号が十数本読み上げられウエスタングッズ大手、ファニー社提供の賞品が後刻に受け付けで渡される仕組み。筆者は幸運にも何年か前の駒ヶ根カントリーフェスに続き同社のおしゃれな品が当った。

西宮から参加の福原照晃とカウボーイ・ドリーマーズの時間だ。このイベントに寄せる深い理解と共感から10年連続の参加である。新鮮だったのは42歳の若さで飛行機事故で亡くなったナッシュビルサウンドの王様、ジム・リーブスの物語を曲間にはさみながら彼の名曲をメドレーで紹介したこと。Four Walls からBlue Side Of Lonesomeまで、客席はもう完全にテルアキの世界だ。♪タウンホールに参加、あっという間に1年、すばらしいお客さん、すばらしいミュージシャン~♪と自作曲で主催者と出演者とお客を喜ばせ、これから歌うI Told You Soの歌詞を関西弁で“おもろく”説明しては笑わせる。Pick Me Up On Your Way Downでも相棒の安孫子光とのデユオは冴えていた。

樋口眞一率いるホストバンドは1983年の結成。タウンホールクラブバンド、町内会、ヨコハマ6。古い世代には町内会がなじみが深い。先ずは福岡在住のマウント藤田が呼ばれWorking Man Bluesなど3曲歌い。樋口はDetroit Cityほか懐かしのナンバーを。MCでは、主要メンバーの野坂秀樹(SG&Vo)が前日、楽器移動中に転倒して右手首骨折のため出演かなわず、ムッシュ大江が代役を務めていることや、バンドの定期ライブ(第2土曜日)会場となる一品香(餃子と湯麺がおすすめとか)のPRなども折り込み、ロングコンサートに最後まで残った熱心なファンに謝辞を述べ、フィナーレを迎えた。Will The Circle Be UnbroknenはTCMのフィナーレ曲でもある。

今回の特別ゲストとしてHoopersの演奏もあったが、オールドカントリーファンにはなじめずロビーに退出した人たちが少なくなかった。プログラムにはハワイアン・サーフ・ロックの日本ナンバーワンと謳っているのだが・・・。

12:15開場、12:45開演、18:00終演、総入場者数400名(推定)
入場料¥3500(前売り座席指定のみ)

敬称略 (リポータ-:ロイ田沢 2015-5-31)

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