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5/30タウンホールパーティ速報

ビートの利いたカントリー、ダンスが踊りたくなる曲の数々
賛美歌風ブルーグラスコーラスには静かに聴き入る

横浜・にぎわい座2~3階のカントリー音楽コンサート、第11回タウンホールパーティ(代表:樋口眞一)に行ってきた。ビールやワインを座席に持ち込める会場なのでリラックスして長丁場コンサートを楽しめる。5/30(土)の昼下がり、筆者は地元在住の学友たちを誘い2年ぶり3回目の参加である。

オープニングでは例により当イベントのスタッフ数名が歌い終え、ゲストバンドのトップは静岡県の草薙マウンティン・ボーイズから。ギター2本、マンドリン、バンジョー、Wベースの5人編成。楽器テクだけでなくハーモニーボーカルの美しさを競うブルーグラスの見本とも言えるすばらしい舞台。フォスターものでHome On The Range(峠の我が家)、とMy Old Kentucky Home(ケンタッキーの我が家)を。Catfish Johnもいい曲だ。

G★GAPは赤坂のカントリーハウスの出演ミュージシャンでまとめたバンド。バンマスは同店オーナー平尾勇の子息、隆次(AGt &Vo)が務め、髭の雨宮はアレックス(EG&Vo)のステージ名で、ほか村中靖愛(SG)、長坂勇一郎(EB&Vo)、中島恵吾(Dr &Vo)。Tequila Sunriseなどカントリーダンスが踊りたくなる キレのあるサウンドが炸裂した。

結成11年、ロンスターカフェのレギュラーバンドでもあるパンチョ(朝来野)&デンバー(須賀)は職場では次長、課長の関係。I Never Go Around Mirrorsにせよ“パンツ”(文字通り下着のパンツの歌らしい)にせよ迫力の2重唱であった。須賀は日本のジョン・デンバーとしてデビューしたが、最大のヒット“カントリーロード”は必演曲、当然のように客席からは唱和の声が聞こえた。PSGの名手、ムッシュ大江(Pickin' Club代表)や金子行延EBなど円熟バック陣も彼らを引き立てた。

このイベントのコンセプトは関西カントリー界と交流を深めるところにある。遠路大阪から車で駆けつけたのは森山美果とホンキトンクデビルズ。北の新地で森山がママの「ライト・ゲージ」のハウスバンドである。Hey Good Lookin'、Candy Kissesなど古いポピュラー曲やカリプソ調のテンポのいい曲、さらに筆者がかねてよりリクエストしていたロリー・モーガンのExcept For Mondayも聴けた。

前半のトリを務めたのは尾崎ブラザーズ。兄ヤスシ84歳、弟ヒサシ82歳、長寿大国ニッポンを象徴するゴールデンブラザーデュオは、いつものようにブルーグラスボーカル&ギターの大御所、笹部益生、ドブロの第一人者、小島慎司などがバックを固めた。
“彼女が山からやって来る”、Are You Washed In The Blood、Hillbilly Feverなどおなじみ曲の数々、今年の所沢カントリーミーティング(TCM)に坂本愛江とともに出演した笹部はソロでBlue Moon Of Kentuckyを歌った。

20分の休憩時間にお楽しみ抽選会の発表、指定座席番号が十数本読み上げられウエスタングッズ大手、ファニー社提供の賞品が後刻に受け付けで渡される仕組み。筆者は幸運にも何年か前の駒ヶ根カントリーフェスに続き同社のおしゃれな品が当った。

西宮から参加の福原照晃とカウボーイ・ドリーマーズの時間だ。このイベントに寄せる深い理解と共感から10年連続の参加である。新鮮だったのは42歳の若さで飛行機事故で亡くなったナッシュビルサウンドの王様、ジム・リーブスの物語を曲間にはさみながら彼の名曲をメドレーで紹介したこと。Four Walls からBlue Side Of Lonesomeまで、客席はもう完全にテルアキの世界だ。♪タウンホールに参加、あっという間に1年、すばらしいお客さん、すばらしいミュージシャン~♪と自作曲で主催者と出演者とお客を喜ばせ、これから歌うI Told You Soの歌詞を関西弁で“おもろく”説明しては笑わせる。Pick Me Up On Your Way Downでも相棒の安孫子光とのデユオは冴えていた。

樋口眞一率いるホストバンドは1983年の結成。タウンホールクラブバンド、町内会、ヨコハマ6。古い世代には町内会がなじみが深い。先ずは福岡在住のマウント藤田が呼ばれWorking Man Bluesなど3曲歌い。樋口はDetroit Cityほか懐かしのナンバーを。MCでは、主要メンバーの野坂秀樹(SG&Vo)が前日、楽器移動中に転倒して右手首骨折のため出演かなわず、ムッシュ大江が代役を務めていることや、バンドの定期ライブ(第2土曜日)会場となる一品香(餃子と湯麺がおすすめとか)のPRなども折り込み、ロングコンサートに最後まで残った熱心なファンに謝辞を述べ、フィナーレを迎えた。Will The Circle Be UnbroknenはTCMのフィナーレ曲でもある。

今回の特別ゲストとしてHoopersの演奏もあったが、オールドカントリーファンにはなじめずロビーに退出した人たちが少なくなかった。プログラムにはハワイアン・サーフ・ロックの日本ナンバーワンと謳っているのだが・・・。

12:15開場、12:45開演、18:00終演、総入場者数400名(推定)
入場料¥3500(前売り座席指定のみ)

敬称略 (リポータ-:ロイ田沢 2015-5-31)

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コメント

>>特別ゲストとしてHoopersの演奏もあったが、オールドカントリーファンにはなじめずロビーに退出した人たちが少なくなかった。
ロイ様もご来場とは知らなかったので、ご挨拶もしないまま失礼しましたが、アタシも上記のご感想に同感です。私事ですが、亡伯父が愛好家(バッキーさんの門下生だったことも…)だった関係でハワイアン音楽にも親しみを感じているので、Hoopersには期待していましたが…。後方の着席者が退出されたのに同調して、アタシもロビーへ逃れたかったのが本音ですが、あいにく最前列だったために気が曳けてしまって最後まで。現代版「湘南サウンド」といった感じでしょうが、演奏はともかく大音量には閉口気味で、次の福原氏の登場で“生き返った”気分でした。
来年1月のTCMには期待しております。バンド演奏だけでなくダンスの方も真面目に観賞致しします。

投稿: | 2015年6月 1日 (月) 11時26分

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