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2015年11月の投稿

11/23 東青梅beeライブ速報

世界5大ハンクの特集も
浪花のウエスタン伝道師、ウイリーが上京

福生、小作、河辺と難読駅名が連なるJR青梅線、東青梅駅を立川方面から進行左手に下りてすぐ左折徒歩2分にあるレストランbeeは昭和レトロの街として知られる青梅市内にある。当店経営の朝日信夫・ひとみ夫妻のバンド、Very Old St.Nickは所沢カントリーミーティングの常連であり、1/23第9回TCMの宣伝もあってうかがった。この日のイベント名はNice Fellows' Meeting、祝日の昼下がり,浪花のウエスタン伝道師、ウイリー楠山を東のカントリーバンドBig Forest Cowboys(代表:佐藤明Gt)が迎え入れる形で開催された。

Fb_img_1448343293713BFC


先ずはロンスターカフェやロンスターピクニックでおなじみBFCから。今年も札幌のカントリーアース(主演・福森千花、10/31)遠征を終えたばかり。紅一点ナッチーKbをふくむ、角田和重EG、村田良一Bs、西名牧夫Dr、一瀬功SGの6名編成。Act Naturallyを快調に飛ばし、 My Shoes KeepWalking Back To You 、Hello Mery Louと続く。1950年代の懐かしい Singing The Bluesなども。最後はカウボーイを名乗っているので歌わない訳にはいかないと、カウボーイ映画スターでもあったJオートリーの Back In The Saddle Againを披露した。                                                         
ウイリー楠山登場。ウイさん~の叫びが店内に響く。岡山、倉敷方面から応援ダンサー数名が同行しているので、関西での人気ぶりが分かる。筆者は9月に彼の招きで大阪・石橋のアビリーンで歌わせていただいたので2ヶ月ぶりの再会。出だしは3ハンクスに佐々木とロクリンを入れ5ハンクスの名曲集からだ。ウイリアムズのHonky Tonk Blues 、スノーのA Fool Such As I、トンプソンの The Wild Side Of Life 、ハンク佐々木(今夏77歳で他界)を偲びTennessee Moon、そしてロクリンの Please Help Me I'm Falling、好企画である。I Never Go Around Mirrors の次はSing Me Back Home、ダンサーたちは緩やかにクルージング(1ウオールダンスなので狭いスペースでは最適)を踊った。男女がペアで踊るカップルダンスも見ているとトンキトンク酒場にはふさわしい。

Fb_img_1448343186331中央:ウイリー、右:石井


後半のステージはウイリーが進行役でエレキギターやベースが入れ替わったり、歌手陣が増えたりと東西ナイスフェローの共演である。WネルソンのOn The Road Agianをウイリーが歌えば、佐藤はロカビリーOne Way Ticket To The Bluesなどを。終盤には、横浜・関内の“ダイニングライブYankee's”で活動中の石井ふき子が呼ばれ舞台に。前夜は赤坂・ステージワンで“リハ”もしたMy Kind Of Woman/My Kind Of Manを、PラブレスとVギルになりきり、ふき子&ウイリーがデュオでお披露目、Sweet Memoriesなど彼女のソロも続いた。

TCMのフィナーレソングでもある永遠の絆、Will The Circle Be Unbrokenがステージと客席が一緒に歌い、アンコールにはCotton Fieldsで応えた。腕に覚えのあるカントリーシンガーの姿も多かったが、当日はゲストタイムはなく、何人かはロンスターカフェ(オープンマイクの日)に流れた。
13;00開演、16:00終演、MC¥4000(Food and Drink 自由)、総入場者数30名ほど

敬称略 (リポーター:TCM代表 ロイ田沢、2015-11-24)
写 真    朝日ひとみ

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11/19 サムズアップ速報

“横浜にいては身体がもたない”
魅力のカントリーライブやイベントが多く・・・

関西から移住したあるファンの感想

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L-R長坂、黒田、雨宮、船橋

神奈川県ゆかりのカントリーミュージシャンと応援ダンサーたちが集う第1回ビッグ神奈川カントリーパーティ(主催代表:片山誠史)がサムズアップ(横浜西口)で開催された。店内配置は舞台前にテーブル席、一段高いところに馬蹄形に客席がならぶ。ちょうど、ナッシュビルのワイルド・ホース・サルーンを小型にしたような作りだ。トップは同店のレギュラーバンド、Big Ol' Rigsから。ベテラン雨宮直巳Gt)、バンマス長坂勇一郎EB)、テディ船橋(Fd)、黒田慎一郎(Dr)の4人編成で全員が歌えるのが強み。最近、所沢市民になった船橋のフィドル向きの曲を中心にケニー・チェスニーからサザンロックの王様チャーリー・ダニエルズまで。最後のLouisiana Saturday Night に至っては男声3パートハーモニーが冴えまくった。ブランソンのボールノバーズ劇場あたりではいつものシーンだが、国内のカントリー界では聴ける機会は少ない。

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P1220896sミキ




P1220800染田屋


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中央:片山&MMキング

P1220792sエリ

続いてソロ歌手のためのバック陣が舞台に揃った。尾崎博志EG(孝の息子、チャーリー永谷バンドではSG担当)やロビン(KB)など4人編成。片山、MMキングエリが次々と自作曲などを歌い、染田屋光高が登場。札幌、仙台、関西と“転戦”を経て、今は晴れて浜っ子(妙蓮寺)に。大手ビールメーカー勤務のかたわら、ブルーグラスポリスのリーダーとしても活動中。北大ブル研や耳夢時代にもよく披露したOphiliaとWalking The Countryを。“そめちゃ~ん”の黄色い声が絶えなった。

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坂本愛江&笹部益生バンドの時間がきた。先ずはHow Mountain Girls Can Loveから。最新CDの最初に収録されている。オクラホマ・ブルーグラスフェスに今秋も参加したが、彼らが歌うMy Oklahomaを地元の人たちはどんな思いで受けとめたことであろう。多分、驚きと賞賛・・・。片山と同い年(40)の酒井康平が呼ばれWill The Circle Be Unbrokenを、また染田屋はRolling My Sweetbabys ArmsをBlueside Of Lonesomeとともに歌った。

P1220867♪スイスの娘


ステージは第4幕目に。片山再登場で自ら達成した“JR全線乗車”成功を報告してから、トレインソングの傑作The Wreck Of The Old 97を聴かせ、お待ちかね“スイスの娘”のヨーデルが始まった。客席からのワンモアタイム!に呼応して何度も繰り返し、歌声もどんどん早くなる。10年前に大先輩大野義夫やウイリー沖山たちに教わりながら必死に練習したとのこと。酒井がまた呼ばれ、おなじみ“カントリーロード”を。1番を日本詞で2番は英語、サビではバイリンガルで。“私はまだカントリーミュージシャンとは言えないが、ハートはすでにカントリーでありブルーグラスです”と心情を吐露した。まだ30代か、若いP1220905愛江&ミキ
ミキがギターを抱えて現れBlame It On Your Heartなど。声もリズム感もカントリーテイスト満点、愛江との共演ツアーも多いようでTimber I'm Falling Loveでは2重唱を、さらにミキに代わり、大トリにふさわしく片山が入り混声デュオの白眉、Jacksonを熱唱した。フィナーレは全員でI Saw The Lightを。ブルーグラスだけではなくカントリー界にも若手が育ち始めていることも確認できた有意義な一夜であった。第2回の開催が楽しみだ。

P1220932sフィナーレ

なお、第9回所沢カントリーミーティング(1/23)には坂本愛江&笹部益生とBlueside Of Lonesomeが出演する

開場18:30,開演19:30,終演22:20   入場総数 100名(推定)
入場料 ¥3000 飲食別

敬称略 (レポーター:ロイ田沢 2015-11-20)

写真:松下洋一

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11/13 フロッギーズ&ウエイファーライブ速報

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R-L近藤、萩生田、金子、林、武田

“俺たちに明日はない”と銘打って東京ブルーグラス老舗3バンド(桐朋高1959年結成、青学62年、日大63年)の競演が今年7月にバック・イン・タウンで行われたが、桐朋高The Way-Faring StrangersがモダンフォークのFroggies(明星高62年)と組み、同店で古き良き時代を懐かしむファンを魅了した。なかには、これが最後のライブかもしれないと馳せ参じた人たちもいたようだが、確かにみな古稀超えで健康状態が万全とはいえないメンバーも多く、周りを心配させながらのライブ活動が続いている。しかし、パーフォーマンスは円熟の極み、美しいハーモニーボーカルも健在であった。さらに、来年6/18(土)には多目的施設、日本橋三井ホール(キャパ700人)を借り切り”Welcome Back Student Festival”(仮称)開催のアナウンスもあり、超満員の客席を喜ばせた。

歳月と共に共感を呼ぶ“母からの便り”、カントリー歌手もカバーする名曲
白シャツと黒ベスト、足元はみな白黒コンビのシューズ

19:00~  The Way-Faring Strangers
 近藤俊策(Md)、武田温志(Db)、萩生田和弘(Bj,Ah)、林京亮(WB)、金子武美(Gt)
①Panhandle Country/前半インスト、終盤短いバースで締める
②Some Old Days/4パートハーモニー冴える
③Colorado/アリゾナ州のコロラド川を歌う
④Metterhorn/地上に戻るより天国のほうが近そうだ・・・(金子)
⑤The Hills That Called Home/故郷ソング、萩生田の初お披露目
⑥ダイナ叔母さん/武田がセンターマイク前でソロボーカル、4ビートベース効果的
⑦Long Black Veil/マーダーソングの傑作
⑧Sweet Thing/近藤のハイロンサムテナーで
⑨Bluebirds Are Singing For Me
⑩Fields have Turend Brown/故郷賛歌
⑪母からの便り/1970年郵便番号制度キャンペーンソングになった曲でもある
⑫Wayfaring Stranger/カントリーでもよく歌われる

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R-L 小山、小池、渋谷、土岐

ブラフォー&ハワイアンテイストも添えて
舞台衣装、色ちがいセーター映える

20:15~Froggies 
小山光弘(Gt)、土岐純夫(Bj,Gt)、小池順一(Gt)、渋谷正人(WB)

①Take Me Out To The Ball Game
②Goodnight Irene
③小さな竹の橋の下で
④Brandy Wine Blues/スローナンバー
⑤鉄腕アトムのテーマ/ベースソロもよかった
⑥漕げよマイケル
⑦Island In The Sun/小山のアカペラから
⑧Malaika/スワヒリ語で天使の意、お金がなく結婚できない男の悲哀(小池)
⑨コキリコの唄/焼酎を飲みながら聴いて欲しかった(小山)
⑩Mighty Mississippi/軽快なサウンドに身体が揺れる
⑪She Loves You
⑫What A Wonderful World

各バンドとも約1時間の熱演に80名超えのリスナーの声援と拍手が絶えなかった。同店で、このバンドの共演は10年ぶりという。2012年の所沢カントリーミーティング(TCM)にフロッギーズが出演したときはウエイファーは不参加だったが、これも縁なのであろう。なお、ウエイファーは1/23のTCMに3年連続の出演。

MC ¥2,160、 18:00開場、21:30終演

敬称略 (リポーター:TCM代表 ロイ田沢、2015-11-14)

写 真:林郁二 

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