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2016年5月の投稿

5/21 小金井FHJ速報

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左:長島ひろし、中央:エディ稲田

“アメリカンミュージックの接合交流の場、フラワー・ホール・ジャンクション(FHJ)で会いましょう”と謳ったコンサート(主催:エディ稲田)の第2弾が小金井市内の複合ビル(フラワーホール)で開かれた。毎月第4日曜日の昼下がりに行われるサンデー・アフタヌーン・カントリー(主催:本木隆)の会場としてすでにカントリー音楽ファンに知られているが、このコンサートは近く休止となるので、日取りこそ異なるが、事実上入れ替わりのカントリー音楽系メインイベントとなる。

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:古谷、小林、斉藤、大庭、川野

当コンサートはカントリーやブルーグラスに限らずジャズ、オールディズ、フォーク、ロック、ハワイアンなどなどオールアメリカン音楽(アメリカーナ)をすべてを包括しながら、カントリーダンスも楽しめるのが特色。自身のカントリーバンド、ストーム・ライダース(はっぽんに隔月出演)のほかに、最近立ち上げたミルキーウェイ(昨秋、昭島・ウエスタンの日にデビュー)の売り出し目的もありそうだ。ともあれわずか¥1000(1ドリンク付き)で数時間、聴き、歌い、踊りを楽しめ、JR中央線武蔵小金井駅南口から徒歩4分が魅力だ。

開演18:00。ジャズ団体、佐野カルテット(P、SAX、DR、WB)とボーカル壁谷洋子。舞台なれしたMCを交えながら“サマータイム”を披露、ブルーグラスのOrange Blossomが続く。所沢カントリーミーティング(TCM)の準ホストバンドでもあるが、大庭進(TCM幹事)もゲスト参加で2曲歌った。最後のLong Goneはギブソン・ブラザーズが本場でリバイバル・ヒットさせているが、ドライブ感あふれる名曲だ。バンド代表の古谷実BS(TCM幹事)はFHJ で稲田を補佐する形で運営にも参加。

SGレスで構成はむしろフォーク系、“林檎の木の下で”、“モモの花咲くころ”、“クレィジー・アームズ”などを演奏。アメリカ音楽の題名から借用なのだろうか“スーという名の少年”A Boy Named Sueがバンド名。広く伝播するSNSを見ると近年、珍名・奇名からおしゃれでクールなものまでバンド名称は雑多、中には短命で終わるものも少なくない。FHJのコンセプトにかなった菅野一弥代表のこのバンドの今後の発展を念じたい。

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左:シムラ 右:チャーリー


博多から立川に移住して間もないアメリカ人エドワード・シムラ、愛称エディ(稲田と同じなので覚えやすい?)が総合司会役を務め、“ラストダンスは私と”を歌うと、西東京周辺や所沢からのダンサーたち総勢20名ほどが舞台前にラインをつくりチャチャのステップで踊っていた。なお、シムラ(Chmura)は念願の自前バンド Diamondbacksを率い近々、目黒・リトル・テキサスでお披露目する。ちなみに筆者は数年前、福岡・チャックワゴンや熊本カントリーゴールドで知遇を得、昨秋の昭島で再会できた。

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L-R:のむら、古谷、ロイ、ハルミとダンサー


やや押し気味の時間帯の中、TCMホストバンド、Great Valley Boys*が舞台に。リズムの要のベースとドラムスはやむなく“外注”依存、音響チェック省略もたたり完ぺきには至るぬ結果に。毎年、稲田ともどもTCMに出演いただく藤井三雄ファゼイ代表が目の前の座席におられただけに無念。しかし、先月79歳で他界の偉大なるカントリー・シンガー・ソングライター、マール・ハガードの“追悼曲”、Sing Me Back HomeとSilver Wingsでは客席のファンからお褒めをいただけたのが救い。

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左:ヤン加藤EGで登場、右:萩原

稲田の4曲の中で、ビンス・ギルも歌っているHolding Things Togetherでは萩原昭のSGと相まってカントリーダンサーたちも気持ちよく踊った。続いて歌自慢の参加者が次ぎ次ぎ稲田に呼ばれ、“居酒屋の男”(トム山田)、“馬で去りゆくカウボーイ”(小野孝司)、“自然に振る舞え”(ジョージ桑名、TCM総合司会担当)を歌った。自前のバンドを持ったり、はっぽんなどに通い続けカントリーの研鑽に励む面々である。終盤近くにはにぎやかに“ジャンバラヤ”、有名な“お尻を突き出す”(TUSH PUSH)の振り付けでダンススペースがにぎわった。

フィナーレでは出演者有志が舞台に上がりYa'll Come、 Will The Circle~、 You Are My Sunshineをコーラス、第2回FHJは無事終了した。終演21:00、総入場者数、90名。TCMを共催するトコダンからはリーダー、林ちひろなど6名が参加。次回FHJは7/16(土)。原則奇数月、第3土曜日に定期的に開催予定という。連絡先:エディ稲田 090-6026-9571

出演メンバー:SG 萩原昭、Fd&Vo森田福司、EG&Haのむらよしお、Voハルミ、Gt&Voロイ田沢、EB古谷実、Dr坂上多津夫

敬称略  (レポーター:TCM代表 ロイ田沢 2016-5-23)

写真  大庭進、萩原昭

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5/14 第21回ロンピク速報

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青空に響き渡るカントリー音楽、ピクニック気分満喫

1996年、所沢航空公園野外ステージで初回開催のロンスターピクニック(主催:金平隆)が21周年を迎えた。当時は屋根がないこの会場で故ジミー時田やなぎら健壱も出演していたという。ロンスターカフェのレギュラー出演バンドから9団体が参加、うち1バンドだけが入れ替わった。

12:00開演。 竹井大輔率いる天才ばあぼんずが今年もトップバッタ-。いきなりカントリーダンス向きのアラン・ジャクソン曲、Laid Back'n Low Keyが流れる。センターマイク前には、九州男児、竹井手作りの熊本地震災害復興支援の募金箱が置かれた。                                                                

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★所沢カントリーミーティング
(TCM)にも毎年参加のVery Old St.Nickはおそろいのブルーのシャツ。朝日ひとみは“ラストダンスを私と”など。プログラムのバンド名のカタカナ表記がセイントではなくストリート、略字の弊害が出たようだ。 

★Big Forest Cowboysの舞台では、懐かしのカントリーの数々のあとに福森千花(札幌)が呼ばれ“カウボーイの恋人になりたい”など2曲を熱演。彼女は岩内出身で、小樽フェス(2004~09)のスターシンガーだった。近年は札幌のインドアフェス、カントリー・アースなどで活躍中。

★石川マキ率いるY-Yバンド。バッバ・マーツ(ルイジアナ州出身)がドラムスを叩きながらマール・ハガードのMixed Up Mess A Heartを歯切れよく歌ってくれた。SG奏者で歌えるひとが少ない中、ケント石井は名曲San Antonio Roseをみごとに披露。ナバホ(女声)のボーカルも冴えた。

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ベテラン揃いOle Country Boysの出番だ。マコが歌うWrapped Aroundではサポーターダンサーたちが“蜘蛛を殺せ”を軽快に踊る。マール・ハガードを偲ぶSilver Wingsもしめやかに。故人の葬儀ではこの曲が生で流れたようだ。プログラムに名前がないがトクさんは、元気に舞台で歌っていた。人気上昇のリッチー伊藤がゲストで自作の“あの娘と俺~”を伸びのある声で歌う。今年はオールの“ローハイド”が聴けず残念。

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昨年はILC60(今年は欠場)のゲストで歌ったブロンコ(長野)が自前のバンドCowboy Spiritsとともに出演。East Bound And Downでキックオフ。ブレーク・シェルトンのHillbilly Boneでは観衆はイーハーと合いの手を入れた。1990代にカントリーラインダンスブームに火をつけたビリー・レイ・サイラスのAcky Breaky Heartで最後を盛り上げた。なお、ブロンコとフィドラー藤塚和裕は来春1/28のTCMに出演が決定している。

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T.G.寺尾&Net Focusは10人編成。パンチョ&デンバーとして知られる朝来野、須賀コンビも一緒だ。Country Roadsは須賀のオハコで必演曲、女性ボーカル・ナミー秋元はロンピクはまだ浅いがパンチのある歌声。 インストで演じたI Love You Becauseでは、今年18名(昨年11名)参加のトコダンチームはLove Trick で足並みをそろえた。

総合司会も務めるWild Wood Rosesの横地みずほは持ち前の長身細身に、ショートパンツで大きな手振りで歌い始めた。結成15年のこのバンドは2012年の熊本カントリーゴールドにも出演、貫禄十分。あいにく曲名の大半はオールドファンにはなじみがなく、ジェネレーションギャップを感じさせた。

ファゼイ代表・藤井三雄が舞台に呼ばれ、昭島駅前での「ウエスタンの日」の開催決定(9/17土)を告げた。カントリーバンド全10団体。特別ゲストとしてアメリカからスチールギターの名手Steve Sanfordと大御所・大野義夫も再演するという。TCMのホストバンド、Great Valley Boysも参加させていただく。

金平隆&Texas CompanyがOkie From Muskogee やOn The Road Agianなどおなじみ曲でトリを飾り終幕。昨年節目の20周年から、あっという間の1年だった。控え室通路には“音だし/12:00~17:00厳守”の大きなサイン。黙認されていた午前中のリハーサルが禁となり、調整不足らしきバンドも散見されたのもやむなしか。震災で熊本カントリーゴールドの開催が危惧されているが、“アスペクタ会場へのアクセス難を乗り切り、開催する”との強い決意が主催者側から入電したと募金箱世話役の竹井がアナウンスした。やめるのは簡単、“継続こそ力”の格言が身にしみる。

開演12:00、終演17:00、前売りチケット¥3,000

敬称略 (リポーター:ロイ田沢 2016-5-15)

写 真:野村義男、エマ 、吉田徹https://www.facebook.com/tooru.yoshida.71←写真はこちらにたくさん

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