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2016年6月の投稿

6/26 横浜LPP速報

Img068sプログラム3ページ最下段に

第18回Lily Pickin' Partyが6/26(日)開催され、久しぶりに参加した。会場はJR橫浜線中山駅(南口)から5分の緑公会堂(キャパ500席+)。出演予定だった所沢カントリーミーティング(TCM)常連バンドのThe Way-Faring Strangersが都合で、キャンセルとなったものの我が国ブルーグラスバンドのトップ級をふくむ11団体が熱演した。年を重ねるたびにリスナーの耳も肥えてくるため、勢い演奏陣のクオリティも高まる一方だ。

Host開演挨拶Odaburuオダブル

キックオフはオダブル(小田原ブルーグラス研究会)。カルテットボーカルはどれも秀逸。アラン・ジャクソンのブルーグラスや、カントリー曲(Mama Tried)も採り入れてくれるのもうれしい。River Of Timeのメンバーにはオダブル所属の2名(清水、河辺)がかけもち。1 Someone、2 End Of The world、3 Leaving Cottondale/アリソン・ブラウンのインスト、BJの音色がすばらしい、4 Everybody's Singing In The Rain/リーダー小谷哲男のオリジナル曲、5 Beautiful Life /アカペラ・セイクレッド、4パートハーモニーが絶妙。

JproJプロ
Nessieネッシー


笑わせバンド健在なり。Jプロは英国のEU離脱を話題にしたり、北朝鮮女子アナの声色をまねてみるなど・・・。黄色いおそろいのシャツとベースの十鳥スマイルが印象に残る。本間正敏率いるNessie Expedition。銀座・ロッキートップの人気バンド、昨年のアメリカ遠征でのラジオ生番組出演のエピソードを本間がおもしろく紹介、突き抜けるようなハイロンサム歌唱だけでなく、MCも明瞭で聞き取りやすい。先ずはタイムリーにドクター・ラルフ・スタンレー(6/23逝去、89歳)を偲びThe Field Have Turned Brownから。最後は紅一点Wベースの佐藤美和を真ん中に入れ、“テネシー”を。ワンマイクを囲む5人の姿は正に一幅の絵画。

OzakiL-R恭、中村、恒、笹部
Finaleフィナーレ/さようならが言えない

尾崎ブラザーズと親交が深い奥野郁子の歌唱2曲のあとは、尾崎やすし(85)、ひさし(82)がセンターマイクに、Are You Washed In The Bloodのデュオを聴いて、まだまだ行けるは多くのリスナーの思いであろう。 ニューアップルシードから笹部、中村夫妻、小島4名が出演した。笹部のKentucky Waltzは坂本愛江のそれとはまたひと味違う趣であった。

Jプロ(代表:木村孔次)のHPによれば、総入者数は軽く500名を超え、熊本地震被災地支援金は¥47.850が集まり、コンサート評アンケートの回収数は193枚。実行委員長の杉崎勇の“英断”で来年の開催も間違いなしという。この内容で入場無料では申し訳ない、運営費の捻出先はどこなどと、帰路同行の仲間たちとの縄のれん会はにぎわった。

敬称略 (レポーター:ロイ田沢 TCM代表 2016-6-28)

写真:木村孔次(フォト蔵)

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6/18 日本橋でスチューデント・フェス

Sフィナーレ
“あの日に帰ろうよ!”のキャッチコピーに惹かれて、22年ぶりに復活したStudents' Festival に参加した。ブラフォーやキングストントリオに触発された学生たちがカレッジフォークの祭典として立ち上げたSFは1963年8月に銀座ガスホールで初回開催、年数回のペースで71年12月、第54回を最後に解散したが、翌72年末にスペシャルSFとして、82年と94年にはOB会的コンサートで開催して以来という。会場は銀座三越の真向かいの商業施設・コレド室町1ビル内4Fにある日本橋三井ホール(キャパ690席)。13:35開場、ワンドリンクの引換券を握った列がホワイエに並ぶ。民営ホールのため客席内飲食OK。

Img_6373sアンコー&武田

1960年代、深夜放送ブームに火をつけたニッポン放送のオールナイトニッポンの初代パーソナリティ、アンコーこと斎藤安弘(75)の司会で14:30開演。先ずは、“ローハイド”や“ライフルと愛馬”、“ローマの休日”などがスクリーンに流れた。それとシンクロするように、New Blue Stringsの“ルート66”が始まる。“漕げよマイケル”、“虹の彼方に”どれもみな懐かしい。ドラムスが入る4人編成だが、メンバーの娘など2名がゲスト歌手として華を添えた。曙橋・バックインタウンに定期出演中という。

明治学院大学の軽音部が1966年に結成したMay Folk Singersの10名プラス1名小山光弘(SF実行委)が勢揃いした。掛け持ちの渋谷正人の姿も。構成はギター4本、バンジョー、WB、ボーカル女子4,男子1。ラブソングToday や軽快なGreen Greenなど、おなじみ曲が続く。まさに団塊の世代がリタイアして再度練習に励み、大観衆を前に青春に戻った瞬間であった。次ぎのIAM(アイアム)、バンド名の由来は省くが、ギター2本と男性ボーカル(小池順一掛け持ち)と女声ボーカル、助っ人ベースは吉田勝宣(SF実行委)。69年~72年までSFの常連。

Img_5928s中央:金子洋明


当SFの実質実行委員長の武田温志(72)と同年齢で従兄弟の金子洋明(元・森山良子所属の音楽事務所社長)がThe Way-Faring Strangers(ウエイファー)をバックに2曲披露した。オハコのColumbus Stackade Bluesはミズリー州ブランソンのショウジタブチ劇場で歌った実績があるだけに自信満々、年齢的にもファルセットはこれからもまだまだ行けそうだ。続く田村守はカントリー界でも愛唱されている“母からの便り”の作者としてのみならず、成城大学と東大のフォークトリオCastle &Gateのメンバーとして、さらに飲料大手の経営者として知られた。自作の“おはなし”では、近藤俊策と林京亮との3パート逐次コーラスをこの日のために完成させ披露した。

Img_5941adjs中央:田村

休憩をはさみ16:20から第2部スタート。アンコーは“トイレに行く人は演奏中でもどんどん遠慮なく~”と高齢観客層に配慮した司会ぶり。高校時代からバンドを組んでいた麻田浩など3名に大学でマイク真木(壮一郎)を加え、Modern Fork Quartetが誕生したのだが、今はみな72歳、MCの重見康一は腰掛けてギターを弾き歌い、軽妙にしゃべる。先述、WB吉田を入れ絶妙な4重唱、“サンフランシスコベイブルース”は風のように軽やかに流れた。

ブルーのシャツでそろえたThe Froggiesは土岐純夫以外3人がこの日は他バンドと掛け持ちする多忙ぶりだった。小山は椅子の助けを必要とするものの、歌唱と口はなめらかで変わらない。自身の所番地、メルアド、携帯番号など訊かれもしないのに、公開するおしゃべりは健在。1967年のヤマハ・フォーク賞優勝の勲章はいつまでも輝く。“イエローバード”や“さらばジャマイカ”のほか“コキリコの唄”、“鉄腕アトム”など日本の歌も人気だ。

Img_6098adjs左端:豊田


さあ、ウエイファーが登場。いつもはラスト曲のWayfaring Strangerが舞台暗転の中で流れ、“あのウエイファーが22年ぶりに帰ってきました・・・”当時の司会担当、豊田良友の名調子が響く。レジェンド武田温志、桐朋高校で結成し純血を守り55年。我が国最古級のこのブルーグラスバンド指導者と筆者の初対面は2001年秋、氏の荻窪邸であった。たかだか15年のおつきあいなので今回のSF全盛時代の人たちから見れば若輩ものである。それでも、ウエイファーの追っかけ男としての気概は変わらない。小樽フェスは2005,06、09と出演いただき、所沢カントリーミーティング(TCM)にはここ3年連続、計5回の出馬である。

Img_6244sL-R:金子、近藤、武田、林、萩生田


演奏はBluebirds Are Singing For Me、When You Kneel At Mother's Graveと続き、Willie Roy The Crippled Boyでは歌詞は淋しく悲しいのに曲調は明るい(近藤)ブルーグラスをよく通る不動のカルテットボーカルで魅了。.Aunt Dina's Quilting Partyは武田がセンターマイクに立ちソロを歌い、金子武美のギターソロも光る。病み上がりを押しての林の8ビートWBが冴え渡る。Good Woman's Loveでは、萩生田和弘がバンジョーをギターに持ち替えセンターに。みながソロを歌えるのもこのバンドの特色だ。最後のLong Black Veilは カントリー界のDシングルトリーもカバーしているが、重厚な4パートハーモニーのウエイファーがやはりよい。

Ryoukoプログラムに掲載された森山良子のSF時代の写真と今回寄せられた直筆挨拶文


“若者たち”で日本語フォークの先鞭をつけたBroad Side Fourが大トリを飾った。リーダーの黒澤久雄(世界のクロサワの息子)が“あの頃は若かったと思いながら聴いて欲しい”とMC、“七つの水仙”、Brandy Wine Bluesなど。4人とも椅子に座り、目の前にそれぞれ大きな譜面台、彼らの演奏スタイルなのであろうが、小松久の流麗なギターさばきが隠れて見えないのは残念だった。ペットボトル水を飲みながら黒澤曰く,“良子が出てないので、このコンサートは¥2500がいいとこ。いや町田(義人)がいないので¥2000かな”と冗談なのか本音なのか。“若者たち”が流れると会場も唱和。フィナーレではみなを舞台に呼び集め、“今日の日はさようなら”(作:金子昭一)をほぼ満席の観客ともども合唱した。

18:30終演。総入場者数600名越(推定)、チケット¥5000、収益の一部を3.11被災の宮城県漁協石巻東部支所へ(舞台で関係者に手渡された)

敬称略 (リポーター:TCM代表 ロイ田沢 2016-6-22)

写真:二の宮和寛

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6/12 青梅WMJ速報

昭和レトロの街、青梅市の名物音楽イベントになった青梅ウエスト・マウンテン・ジャンボリー(主催代表:伊藤哲夫)が7回目を迎え、所沢カントリーミーティング(TCM)ホストバンドのGreat Valley Boysは2年ぶりに参加させていただいた。会場は青梅駅を出て直進、すぐ左手の和菓子店2階の喫茶「ここから」。喫茶店と言ってもかなり広く、音響完備のステージがあり、舞台下そで前にはダンスエリアとダンサー席もならんでいる。

11:00に受付(WMJの事務局・地元レストランbeeのオーナー朝日夫妻)。会費は出演者、一般客とも一律¥1000。入店すると、すでに演奏は始まり、左手のバーカウンターには食事、飲み物を注文する列ができていた。前泊し前夜祭(@bee)にも参加した竹井大輔はもう生ビールを飲っていた。GVBの正ドラムスの代打をお願いしているのでまずは挨拶に。なお、朝日夫妻のVery Old St.NickはTCMの常連バンド。都合で今年のWMJのプログラムにはない。

Richie天才~で歌うリッチー


定時より早かった主催バンドのSix Silver Stringsの演奏はCotton Fielsなどカントリー曲も少なからずあった。天才ばあぼんずは当イベントに初回から参加しており、当地の赤塚不二夫記念館の公認バンドでもある。Don't Rock The Jukeboxではカントリーダンサーたちが躍動していた。リッチー伊藤が呼ばれハグ(マール・ハガード、2016/4に79歳で他界)を偲びToday I Started Loving You Againを。同じくWorking Man Bluesをスマイリー西野が歌った。

Jackson

ジャクソンをハモる関口とジェニー


Acoustic Country Bandは8人編成。キーボードはあるがバンド名のごとく、ドラムスやスチールギターはない。肝心のウッドベースが故障で使えなかったのは痛い。それでも、生ギターを着座で弾く長島ひろしの音色よし。ベテラン、ジミー関口とジェニー(台湾)の混声2重唱Jacksonは圧巻だった。天才~もそうだが、バンド名の表記に誤植があるのは手づくりイベントの微笑ましいところ。

GvbGVB

L-R:陰・竹井、萩原、野村、リュー、ロイ、森田


先のロンピク(5/14@所沢航空公園)でも天才~とともに出演したBig Forest Cowboysは武蔵工大OB、ラッキー佐藤が率いる。主催者側意向でできるだけゲストにも歌わせる内規により、このステージではRelease Meが演奏された(ゲスト名不詳)。
また、昨年6月に急逝したハンク佐々木の名曲、Tennessee Moonを佐藤がしんみりと聴かせてくれた。

大ベテラン萩原昭SG、リュー佐藤EB、森田福司Fdプラス野村義男EGに、先述竹井(デッド福島Drの助っ人)を迎え、ロイ田沢Gt&MCの6人編成でGreat Valley Boysが始まった。テーマ曲(Steel Guitar Swing+Together Again)のあと“来年1/28のTCMも今年の青梅と同じく、チャリティ先を熊本地震被災地にしたいと”MC。森田がOn  The Road Again(コーラス/リュー)ロイのソロで“知りたくないの”。Sing Me Back Home、The Bottle Let Me Downではリュー、森田がバックコーラス。毎年、藤井三雄ともどもTCMにゲスト出演するエディ稲田の姿があったので、急きょWhere Could I Go But To The Lordを組み込んだ。最後はメンバー紹介をはさみながらHey Good Lookin'で、全8曲を終えた。

このあとモダンフォークの雄、Welkinsなど3バンドの演奏があり、さらに中華料理店での打ち上げも用意されていたようだったが所用で、途中退場、残念。2014年までは毎年会場がめまぐるしく変わったWMJであるが、昨年からは「ここから」からに定着、安定的に続きそうな気配。アクセスよく、キャパ、音響、ダンスフロアーも適切で、これからも回を重ねて行くことであろう。

店内は自称・日本よっぱらい倶楽部の中西信雄代表(みやこ飴本舗会長)と同副代表のファイヤー西村などが談笑、ピキン・クラブ事務局長の松下洋一が写真で忙しくし、カップルダンサーの吉田徹・星子夫妻、ラインダンサーでは徳永夫人のチーム、大月のGrass Country Boysのシンガー、エマ楢島も笑顔を振りまいていた。TCMホストダンサー(トコダン)からは2名が参加した。

敬称略 (レポーター:TCM代表 ロイ田沢 2016-6-13)

写真:エマ

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TCM10周年にシャギー出演決定

所沢カントリーミーティング(TCM)10周年記念コンサート(1/28)の特別ゲストとして、神戸から名門ブルーグラスバンド、シャギー・マウンティン・ボーイズ(Shaggy Mountain Boys)を迎えます。

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代表:高梨安弘(Fd&Vo)
1941年神戸まれ。神戸外大に入学早々、軽音部にカントリーバンドを立ち上げる。関西学院大との交流でブルーグラスに注目、本場レスター・フラット&フォギー・マウンティン・ボーイズの演奏スタイルを追求すべく、1965年に現バンドを結成。家庭と仕事を大切にしながらの強い信念で、メンバー転勤などでの入れ替えを経ながら半世紀にわたり“ブルーグラスのポピュラー化”を目指し、偉大なアマチュアバンドを標榜、統率してきた。舞台のオープニングは英語で挨拶、お笑いトークにも定評あり。

1974年 1stアルバム制作
1988年 グランドオールオープリー出演(TN) 
1990年 IBMAファンフェス出演(KY)、アール・スクラッグス邸訪問(NC)

1990年代 清酒大関のTVコマーシャル出演
2005年~ シャギー単独コンサート出演(宝塚市主催)
2007~09年 小樽フェス出演(Bs 故武内正文、Gt朝倉貞文) 
2015年 西宮フォートワースで50周年記念コンサート

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山口、野田、高梨、筒見、渡辺、宮本

メンバー紹介:   渡辺敏雄Md&Vo(BOM代表)、山口徹 Do&Vo(慶応OB、会社社長)、  宮本有(タモツ)Bj&Vo(数年前アール・スクラッグス邸訪問)、筒見一夫Gt&Vo(初代メンバー、2015年再入団)、野田雅紀Bs 最若手
TCMホストバンドの森田福司は2代目バンジョー奏者として1972~82年まで在籍

カントリーの10周年特別ゲストは追ってご紹介いたします。

文中敬称略 TCM代表 ロイ田沢

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